:: びっくり日記

あの名シリーズが帰ってきた!

2008.12.10

いつものようにリブロ店内をぶらぶらしながら物色していると、
ようやく文庫化された村上春樹「意味がなければスイングはない」が目にとまり、
じゃあついでにこれも、と岩波文庫のチェーホフ「カシタンカ・ねむい 他七篇」も手にとって、
さぁレジに並ぼうかと思った瞬間、「あの」表紙が目に飛び込んできて僕は呆然と立ち尽くしてしまいました。



小学生の時に夢中になって全巻読破した、ポプラ社の江戸川乱歩・少年探偵シリーズが文庫で復刻ですよ!
ラインナップは「怪人二十面相」「少年探偵団」「妖怪博士」「大金塊」「青銅の魔人」「サーカスの怪人」。
ポプラ文庫クラシックと銘打ち、当時の表紙・挿絵はもちろん、本文中のルビまで忠実に再現されています。
そしてこれは僕の気のせいかもしれませんが、紙質まであの頃と同じようにゴワゴワした下級紙っぽい手触り。
単行本がそのままミニチュア化したような雰囲気で、アナログ⇔紙ジャケCDの関係と似ているかもしれません。
とにかく興奮して眠れない!読んで懐かし、見て懐かし。触れて懐かし、匂い嗅いで懐かし(※変態です)

光文社から出ている江戸川乱歩全集・全30巻(地道に買い続けてようやく20巻ほど収集しました・・・)に、
これらの少年探偵シリーズ作品はすべて収録されているんだけど、やっぱりポプラ社は特別な存在。

村上春樹とチェーホフはこっそり元の棚に戻しまして、上記の乱歩6点、大人買いしちゃいました。うほー。
どれも500~600円くらいの手頃な値段で買えるんだもん。今回の売れ行き次第では続刊にも期待できそう。


左の御方が青銅の魔人。コ、コワすぎる!


:: Amazon / 江戸川乱歩 ポプラ文庫クラシック


■ Again Again Again/松岡英明


> いつもmixiで遊んでいただきありがとうございます。AKです。レポありがとうございます。
> 正しく「解禁」、の部分の文章に激しく同感しております。
> その場にいなかった私も、解禁された事実がうれしく感じられるレポです。
> 妻ニクルさんの指導でノックする様子を想像すると嬉しく、ほほえましいです。


AKさん、いつもありがとうございます。ノッキンの封印が解かれたいま、黒沢健一は無敵です(笑)
遠山さんと2人だけのアコースティック・スタイルでは表現できなかったというだけで、
先生の中では活動再開の時点ですでに「ノッキン」は準備されていたような気がしています。
振付は、コンコン!と小気味よく中空を叩くために強靭なスナップが必要なんですね(笑)
いつの日か「TUMBLING DOWN」でイントロ手拍子と、Yes!コーラスしてみたいです。
↓続き↓

> ひろニクルさんが、このライブの前から冗談半分だったのか、本気だったのか、書いていらした
> 「気分爽快」共演が実現したことにもびっくりです。まさにびっくり日記です。
> 「まさかそれはないでしょう」と内心思っていたことを告白し、反省します。


今回サポートメンバーとして参加されていた末原さんのブログで、
黒沢&森高コーナーのリハーサルをしているというという情報が事前にあったんですが、
この書き方だと、森高&黒沢のリハなのか、森高は森高、黒沢は黒沢なのか判然としませんでした。
しかし、まさかそのすべてが正解であったとは僕も予想してませんでした。何が起きるかわかりませんね。

> レポお疲れさまです&ありがとうございます!
> チョイ役のゲストだと思ってましたが出演多かったんですね。しかも内容が濃い!うらやましいー。
> ノッキンについてのニクルさんの見解を読んでいて涙ぐんじゃいました。。。
> 笑顔でこの曲を歌う姿を想像して、なんだか自分も解放されたような気分です。
> ありがとうございましたー。


いやいや、こちらこそ拙いレポを読んでいただきありがとうございました。恐縮ですホント。
そうなんです。クロケンファンも納得の「ツボをおさえた」内容で、とても満足度の高いライブでした。
黒沢健一とノッキンの関係については、いつかきちんと自分の考えをまとめられたらいいなぁと思っています。

> 遅起きの私がそれ以降のワイドショーを見ると、ラジかると昼のテレ朝番組ではお姿拝見できず。
> しかーしスッキリ!で「愛は勝つ」の映像がちょこっと。貴重です。
> WOWOW入っているんだからこんなに細かくチェックしなくても良いのですが、
> Liveに行けなかった淋しさがこんな行動に移らせます。
> Doubtツアー以降久々に「WOWOW加入していて良かったぁ」と思っています。
> そしてツアー詳細が出ましたね。ドキドキです。どうしましょう。


おぉ、日テレ「スッキリ!」はノーマークでした。そうですか、「愛は勝つ」流れましたかー。
生中継だったDoubtプレビューとは違い、今回は収録ですが、WOWOWオンエア楽しみですね。
ぜひかぶりつきで「ノッキン」の帰還をご覧下さい(編集でカットされてなければいいのですが)
いまからカレンダーとにらめっこしながらツアー計画立ててます。ワクワク。

> ひろニクルさん、こんばんは。いつも日記を楽しく読ませて頂いています。
> BBSの使い方が分からなくて、何度か挑戦してだめで、こちらにしてしまいました。。
> 14日発売の健一さんのチケットですが、電話予約なしとなると、
> ロッピーでしか取れないのでしょうか?ネットでも取れますか?
> ネットだと、どう取るのか教えて頂けると嬉しいです。よく分からなくて。。。
> すみませんが、宜しくお願いします。


こんばんは。メッセージありがとうございます。
日記以外のページも色々楽しんでいただけると嬉しいのですが、まぁそれは皆様の自由なので(笑)
BBSは任意の削除キーと、スパム防止用の投稿キーとして“pop”と入力していただければ
特に制限なくどなたでも書き込みできるようにしてあります。機会があればぜひご利用下さいね。
年末ライブのチケットは、おっしゃるとおりロッピーかローチケ(WEB)での発売になると思います。
ロッピーの場合、同日発売の他公演次第で、端末の前に列ができてしまうことがあります。
昨年のケースを思い起こしても、ロッピー先頭を確保できないとかなり厳しいかもしれません。
次にネットですね。WEBの利用には、まずローチケ会員(無料)に登録する必要があります。
会員登録からチケット予約までの流れはローチケサイトに説明があるので参考にしてみて下さい。
http://l-tike.com/guide/pc.html



メッセージはお気軽にどうぞ。

趣味::読書


旅行と文庫本

2008.11.27

明日からの旅行に持って行く文庫本の選定作業に追われています。

まず読みかけの本をいくつか片付けなくてはなりません。
それはなぜかというと、読みかけの本を携えて出発し、旅行中に読み終えた場合、
「役目を終えた荷物」として持ち歩かなくてはいけなくなってしまうからです。

誤解を恐れず言えば、旅行中に読了した本は僕にとっては単なる「紙の束」でしかなく、
帰宅して本棚に収納することで、ようやく蔵書としての機能を回復する代物なのです。

たとえ旅行中であっても、買ったまま積み重ねられているたくさんの本を次々読みたい、
という欲求が先行するので、読み終えたばかりの本を再読することはありません。

ということであれば、カバンの中に何冊も本を詰め込んで出発するのが理想なのですが、
それも現実的ではないので、読みかけの本はできるだけ旅行前に消化することにして、
「読み終えることのないボリューム」の未読本を選んで旅行へ携えることにしています。

散々悩んだ挙句、今回の旅行のお供は夏目漱石に決まりました。


■ WHEREABOUTS/Salyu


> >ミスチル以外(健一先生とか)
>
> 先生使ってないじゃん(笑) TM位でしょ(笑)
> でも昔に比べてDGは取り扱いアーティストがマシなのいなくなったよなぁと思う。
> アーティストがイベンター変える時ってよっぽどの事がなくちゃ変えないみたいだよね。
> そう誰かが発言してた気がします。
> MP10年位入ってたけど最初の2~3年だけしか入ってて良かったって思わなくなった。
> 各プレイガイドも有料会員枠を作り出したから。アーティストから直接買える様な規模ならまだしも、
> プレイガイドかイベンターを経由してじゃないと買えないチケットに有料会員はないでしょ。
> 各プレイガイドで有料会員枠作って先行やってるから一般発売で取るって事が殆ど出来なくなった。
> ネットの普及も伴って情報はどんどん入って来るけど、空売りとかも平気であるみたいだしね。


ミスチル、TMの他に、CharaのチケもMP先行で取りましたよ!(笑)
でも、CharaもMPよりも前に公式サイト先行があって僕がそれを見落としただけなんですけど。
たしかに特定アーティストしか取り扱うことのできないイベンター有料会員になるくらいなら、
網羅的・横断的にチケットを手配できるプレイガイド会員になるほうが得策かもしれませんね。
僕もMPの現状については、チケット激戦の際に選択肢・チャンスがひとつ増えるだけという認識です。



メッセージはお気軽にどうぞ。

趣味::読書


いい夫婦の日

2008.11.22



少し足を伸ばして立川の昭和記念公園へ。

仙台に遊びに行くたび必ず立ち寄るお気に入りのパン屋さん「caslon」が、
立川駅ビルに東京進出第1号店をオープンさせたらしいので、公園行く前にいくつか購入。
カメラで撮影したり、パン食べたりコーヒー飲んだりしてたら、あっというまに閉園時間の16時半。



その後、吉祥寺へ移動。妻ニクルはパルコでお洋服のお買い物。
僕は全品10%オフセール中の百年で古本のお買い物。文庫コーナーでしばし我を忘れる(笑)

:: 森敦「わが青春 わが放浪」
:: 堀江敏幸「雪沼とその周辺」
:: 車谷長吉「漂流物」
:: 川上弘美/山口マオ「椰子・椰子」

いまとなっては貴重な高橋源一郎の新潮文庫版「ジョンレノン対火星人」も発見!(初めて見た)
食指は動くも、講談社文芸文庫の復刻版を買ったばかりなのでグッとガマンです。


■ GAMAN everybody/ARAKAWA RAP BROTHERS


> ミスチルのファンクラブの方が確実だし年会費安いぞ(笑)

いや、まぁ、ファンクラブ入るほど熱心なファンでもないんですよね(笑)
ディスクガレージ会員の年会費は決して安くはないと思うけど、
ミスチル以外(健一先生とか)にも対応できるということでダラダラ更新し続けております。



メッセージはお気軽にどうぞ。

趣味::読書


八木重吉

2008.11.17



僕はいままで色々な有名人に似ていると言われましたが、
(それこそ嬉しい人から勘弁してくれよという人まで様々です)
個人的にもっとも似ているんじゃないかと思っているのが八木重吉です。
八木重吉は詩人です。すごい詩人です。教科書にも載っている詩人です。
ちくま文庫から全詩集が3巻刊行されていましたが、いまでは絶版です。


「赤ん坊が わらう」

 赤んぼが わらう
 あかんぼが わらう
 わたしだって わらう
 あかんぼが わらう


こんな詩は素朴すぎて逆に真似できません。
目に映る光景はすべて詩になりうるという可能性を示した夭折の詩人です。
僕は詩は書けないけれど、学ラン着て白黒写真を撮ることはできると思います。


■ When I Was Young/Eric Burdon



メッセージはお気軽にどうぞ。

趣味::読書


純文学と105円

2008.08.14



ブックオフ仙台駅西口店にて三浦哲郎の「拳銃と十五の短篇」を105円で購入。
講談社文芸文庫を105円で見つけたら無条件で購入すべきです。ハズレはほとんどありません。
そういえば以前もこのお店で、講談社文芸文庫の白洲正子「かくれ里」を見つけて買いました。

短篇の名手としても知られる三浦哲郎先生。
今回購入した「拳銃と十五の短篇」(野間文芸賞受賞)をさっそく何篇か読んでみましたが、
流麗な筆致はとてもまろやかで読みやすく、丁寧に書かれたまさに「小説」という印象です。
従来の「小説」に対する過激な振舞いや奇抜さはなく、ストーリー運びも極めて正統。完璧です。

しかし、それら真正面な取り組みという部分においてどこか物足りなさを感じてしまうのは、
僕が最近、高橋源一郎の「小説」を読んで頭がおかしくなってしまったせいでしょうか(笑)


■ 座 読書/大滝詠一


> はじめまして。といってもずいぶん前から覗かせていただいてます!
> 先日、私のブログ(アメブロ)にひろニクルさんからのコメントがあったのでビックリ!
> 有名人からコメントを頂いたような気分です!
> 先日の健一さんの新宿でのインストアライブでもお見かけしましたし、
> 数年前、健'zが出演した「サタデーHOTリクエスト」の会場で、
> たぶん私たちの後ろの席にひろニクルさん(当時はひろりんさん)がいらっしゃったと思います。
> あくまでも多分・・・ですが。またこれからもお邪魔させていただきますね!
> 横浜のnanamiでした。


横浜のnanamiさん、こんにちは。こちらこそお世話になっております。
ブログいつも読んでますよー。優しくて丁寧な語り口が心地よいのです。
おぉ!「ひろりん」時代を知ってらっしゃるとは長きに渡るお付き合いですね(笑)
いままでライブの後に「ひろニクルさんらしき方を見かけたんですが・・・」とメールをいただき、
実際それが他人だったことは1度しかありませんので(笑)、新宿もNHKも僕だと思います。
どこかライブ会場で見かけたときはお気軽にお声掛け下さいね。ありがとうございました。



メッセージはお気軽にどうぞ。

趣味::読書


move