:: びっくり日記

やっと見つけた・・・。

2005.06.24



ビーチ・ボーイズの「SUMMER IN PARADISE」。

1992年に発売されたアルバムで、ブライアン・ウィルソンが参加していない唯一のアルバムですよ。
この後、カール・ウィルソンが亡くなり、アル・ジャーディンもバンドを脱退してしまうので、
ビーチ・ボーイズとしての実質的なラストアルバムでもあります。

いやー、この国内盤がなかなか見つからなくて。
そもそも自分たちのレーベルからインディーズ盤として発売したものだから、いまや世界的に廃盤。
ごく稀に中古ショップで国内盤を見つけても「帯なし」が多くて、「帯付」だと強気のプレミア価格だったり。
今回はコンディションは決して最高ではないけれど、程々の値段で帯付を入手できたので良しとします。

で、この日本盤の発売元は「ジムコ」ですよ。知ってます?
パックマンで有名なゲーム会社ではなく、冷蔵庫の脱臭剤でもなく、邪馬台国の女王でもありません。

アニマルズのブートまがいのライブ盤、マイナーなメタルバンド・サムソンのデビュー盤など、
幅広いジャンルの貴重音源を続々とリリース、一部マニアに強烈に支持されたジムコジャパンですが、
残念ながら90年代半ばに倒産してしまいました。こういった“すきま産業的”レーベルは重要だと思うけど。

ちなみにこの「SUMMER IN PARADISE」にはUS盤とUK盤では、バージョン違いやリテイクがあるそうです。
うーん・・・それぞれを中古で探して購入するほどのものでもないよなぁ(笑)
ビーチ・ボーイズ関連書籍の中には、彼らのディスコグラフィーにすら入れていないものもあるくらいだし。

でも散々叩かれている“Surfin'”や“Forever”の再録も、言われているほど悪くはないと思いました。


■ 白い稲妻バリアス7/宮内タカユキ


> 私もSMiLE DVD買いましたよ。あの来日公演の素晴らしさが甦りますね。
> 1枚目のDVDで最初はSMiLEライブを怖れていたブライアンが、
> 徐々に表情が生き生きしてやる気になっていく様子は本当に感動的です。ダリアンに感謝です。
> はー、次に来日してくれたら全公演回りたい気分になってます。・・・来てくれるのかな?


また来てくれるといいんですけどねー。もし今度来日するとしたら、なんのツアー?もちろん僕はまた全国行脚しますよん。
「Beatiful Dreamer」は少しだけCRTで観たんですけど、SMiLEリハ初期のブライアンって、本当にヤル気ないですよね(笑)
欠伸とかしてるんだもんなぁ。でもいつしか表情も真剣になって。おっしゃるとおり、神様仏様ダリアン様ですね。



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音楽::Beach Boys


I'm pickin' up good vibrations!

2005.06.22



届きましたー!


ふんがっ!ふんがっ!ふんがっ!(今宵は鼻息も荒々しく)


■ Roll Plymouth Rock/Brian Wilson



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音楽::Beach Boys


THE BEACH BOYS 2005 GUIDE BOOK!

2005.06.14



タワレコ新宿店の洋楽フロアに直行して、
無事にビーチ・ボーイズベスト盤特典のガイドブックをゲット!

おぉ、先生たしかに対談してます。写真はありませんけど。
文末には「2005年4月18日、東芝EMI本社にて」と明記されています。
オリジナル健'zが復活した、CRT「オールディーズをどり」の翌日ですね。

先生が初めて買ったビーチ・ボーイズのシングル、意外なタイトルでびっくりしましたー。
他にも先生のビーチ・ボーイズ観を窺い知ることのできる、なかなか興味深い対談になっていますね。
3人がそれぞれ選出したおすすめアルバムも掲載されてます。

対談以外にも、バンドヒストリーやAtoZ事典、レビュー付ディスコグラフィーなど、読み物も充実していますよ。
今年はフジロック出演というニュース性もあるから、東芝EMIも例年になくBB5の販促に力を入れてる感じ。

ガイドブックの他に、携帯クリーナーももらっちゃいました。さっそく僕の京ぽんに取り付けてみましたよ!

じゃーん!

本体カラーとの相性はビミョー?(笑)
でも大切なのはビーチ・ボーイズを愛する心。一人でも多くの人に彼らの音楽の素晴らしさを伝えたい!
僕がスーツの胸ポケットから華麗に京ぽんを取り出すと、街行く人々の視線は携帯クリーナーに釘付けです!

あ、そうだそうだ。
僕、このCDを買おうと手に取った瞬間、思わず笑っちゃった。




シール貼り過ぎじゃないのか?


ジャケ一面に、なんと計7枚ですよ(笑)
でもバンド名を隠さないように苦心した跡が見受けられますね。タワレコの店員さん、本当におつかれさまです。
ま、これもメーカーがいかに販促強化してるかの証しということで。


さて、本日はCRT「愛しのロニー・スペクター・ナイト」です。来月の「海の日」詳細、発表されるかな?
健'z周辺に新しい動きがあれば、またここでご報告しますね。

ではそろそろプラスワンに向かいまーす。


■ パンチでいこう/The Beach Boys


> ちなみにAIRさん弾き語りツアーのチケには、東芝の文字は一切ありませんでした(笑)
> でも今CD屋のサイトで出てる情報では東芝になってますよね。
> MCとかではしきりに「(CDを)どこか出してくれる所があれば・・・」的な
> ネガティブ発言をしていたので、実際はどうなんでしょう。
> 個人的にはポリスターに出戻りでも良いかなーと思います。


音楽業界っていまホントに厳しいんだね。
AIRさんほどの卓越したミュージシャンでも、レコード1枚出すのに難儀してる状況なんだもん。
うん、ポリスターいいですね。いいよいいよ。



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Brian Wilson サイン検証

2005.02.08

まだまだブライアン来日公演の余韻に浸っております。

最後日が大阪で良かった。あのオーディエンスの熱狂ぶりは、いま思い出してもゾクゾクする。
“Surf's Up”の後、拍手が止まず次の曲になかなか入れなかったり、
“Good Vibrations”が始まった途端、あまりの歓声にブライアンは歌うのをやめて、
「サンキュー!」を連発したりと、とにかくファンの熱気が凄かった。

今回のセットリスト通りに曲を並べ替えて、iPodで「Brian Wilson 2005」プレイリストを作りました。
まだまだ僕の中でブライアンモードは終わりそうにありません。

コチラで「SMiLE」ツアー@カーネギーホールの音源を、2時間弱も聴くことができます。
来日公演の感動に再び浸ってみてはいかがでしょう?



サイン付「SMiLE」アナログ盤2枚!

先日、渋谷で開催されたブライアンのサイン会に参加しました。
憧れのブライアンのサインをもらうのは、もちろん初めての経験です。
「B」と「W」以外は判読不能というウワサは本当なのでしょうか。

ちなみに、こちらがオフィシャルページに掲載されているサイン。



非常に端整な美しいサインです。一文字一文字、きちんと判読可能ですね。
それでは、僕がHMVで書いてもらったサインをご覧下さい。





なんだかすごいことになってます(笑)

まずは、前半の「B r i a n 」パートを分析してみましょう。
いびつに角張った「B」の後、なんとなく「r 」らしき隆起がありますね。
そして「n 」の2山は確認できるものの、その間の「i 」「a 」に関しては、痕跡すらありません。
後半の「W i l s o n 」パートにいたっては、「W 」「i 」「l 」以降は単なる一本線ですよ、一本線(笑)

次に、タワーレコードで書いてもらったサインをご覧下さい。





こちらもなんだかすごいことになってます(笑)

2列タイプのサイン。HMVのものと比べて、「B」は曲線も滑らかで形が整っています。
しかし、その後のウネった隆起に関しては「r 」なのか「i 」なのか「n 」なのかよくわかりません。
そして、後半の「W 」「i 」「l 」以降はやっぱり一本線!おまけにマジックがかすれています(笑)

僕の目の前でブライアン本人が書いてくれたサインですからね。
決して美しい筆跡のサインではなくても、もちろん一生の宝物です。ブライアン、本当にありがとう!

明日は黒沢健一サイン検証をお送りします(ウソ)


■ Rainbow Eyes/BRIAN WILSON


> ひろりんさん、山形の者です。
> 私は明日の土曜日から月曜日まで、サッポロに行ってきまーす★ や、仕事なんですけどね。
> 実は山形の某大学職員やってるので、一般前期入試札幌会場の担当なんですー。
> あー、でも北海道なんて中学校の修学旅行以来ですよー。
> やばい。仕事といえど、結構楽しみだったりしまっす(笑)
> でも、あんまり楽しそうな感想を話すと、
> 「来年は有無を言わさず山形会場にまわされる」らしいので(上司談)
> そのへんは気を付けたいと思います(笑)


おつかれさまでした!もう山形に戻られた頃でしょうか。
入試会場のお仕事ということですが、北海道観光する時間ってあるんですかね?
あ、ちょうど今って雪まつりの時期じゃないですか。来年も北海道担当だといいですね(笑)

> こんにちは、なぎです。お帰りなさい、旅はいかがでしたか?
> ところでブライアンライブは素晴らしかったですね。本当に行って良かったです。
> どんな形容もできないくらいの威力を持っていたので、この気持ちを言葉で表すことはできません。
> でも行った後の今は、行く前とは世界が違うことは確かです。
> チケットを取る前「行くのを迷ってる」とお話した時に、行くべき!とひろりんさんに言って貰ったことも
> 今回ライブに行くきっかけになったので、とても感謝してます。
> (もちろんポールが来たら、ポールも行きますけど。笑)
> またこれからもブライアン話をいっぱい聞かせて下さいね。楽しみにしてます。


なぎさん、ありがとうございます。
ブライアンのライブはミュージシャンにとってひとつのあるべき理想形と言っても言い過ぎではないと思います。
ステージと客席との結束感、信頼感、絆・・・素晴らしいですよね。
ところで、スーパーボウルハーフタイムショーのポール、僕は観られなかったんですよ!ぐあー。
なぎさんのブログを読んでたら、ド派手なステージ演出で歌うポールの姿を見てみたかったなぁ、と。

> 松山駅から電車が発車する時の音楽は小柳ルミ子の名曲「瀬戸の花嫁」だって気づいた?
> 情緒があっていいだろ。


えっ?JRですか?全然気がつきませんでしたー。さすが、松山。さすが、ルミ子。



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ブライアン・ウィルソン@東京国際フォーラム

2005.01.31

昨日の中野サンプラザの余韻に浸っております。仕事してても、なんかフワフワした気持ち。
これは、昨日の「SMiLE」フル演奏が想像以上に“効いてる”なぁ。本当に危険です。取扱注意。

「もう昔のようなファルセット出ないんでしょ?
 老いぼれブライアンのライブに、10,000円も出せねーよ」

たしかにかつての美しいファルセット・ボイスは聴けません。
その代わり、人生の暗部を垣間見てしまったからこそ生まれた、
どこまでも純粋無垢でイノセントな歌声をブライアンは得たのです。

僕はいまのブライアンの声が一番好きだなぁ。切なくって。
ライブ自体も決してただの懐メロパーティーにならないところが、
ブライアンの現役力であり、楽曲の生命力なんですよね。
40年経ったいまでも、楽曲が呼吸しているんです。一度でもライブを観たらわかります。

やばいやばい、書きながら自分で興奮してきた(笑)

では、そろそろ東京国際フォーラムに向かいます。
会社は元気に早退。ダメサラリーマン街道まっしぐらー!

+ + + + +

あー、もう全身の力が抜けました。ブライアン・ウィルソン@東京国際フォーラム、最高でした!

序盤のブライアンは緊張しているのかちょっとカタさが目立ったけれど、
“Row, Row, Row Your Boat”で心がほぐれたようで、それ以降は覚醒したように生き生きとしはじめました。
“Desert Drive”、“California Girls”は力強かったし、“God Only Knows”は今まで聴いたどのテイクよりも美しかった。
昨日は演奏されなかった“Good Timin'”も感動的。
本編最後の“Sail On Sailor”と“Marcella”では、観てるこちらが驚くくらいブライアンはゴキゲンでしたね。

あの独特の振り付けも今日は盛りだくさんで、個人的には嬉しい限り。
前回のペットサウンズツアーで披露された謎の「糸巻き巻き」ポーズは、今回のツアーではまだ封印中。
名古屋・大阪に期待したいところ!(一連の振り付けを、僕は勝手に「ブライアン体操」と呼んでいる)

そして、やはり今日も圧巻だったのは「SMiLE」セッション。
ブライアンが手を上げる。音が鳴る。指揮者がタクトを振るように、ブライアンの手が中空を舞う。
そこに呼び寄せられるメロディーの集束。僕にはブライアンがまるで魔法使いのように見えました。

ブライアンを支えるバンドも超一流。
演奏スキルはもちろんのこと、ブライアンの音楽に対する敬意の念が尋常じゃないもん。
結局、彼らが僕達に伝えたいことはこういうことなんじゃないかな。

「今聴いていただいているこの素晴らしい楽曲たちは、
 すべてブライアン・ウィルソンという一人の天才が作りました。
 紛れも無く、いまここにいるブライアンが作ったものなのです」

仮に世界一のテクニックを誇るミュージシャンを集めたとしても、
単なる“お仕事”としてステージ上で演奏されたら、これっぽちも感動できないんじゃないかな。
本当に素晴らしいメンバーに囲まれて、ブライアンはとても幸せなんだと思う。

メンバー、観客の感謝の念はブライアン本人にも確実に呼応して、会場全体を大きく対流する。
その神々しいまでのエネルギーの共鳴が奇跡的な瞬間を生むのです。

そう、すでに奇跡は起きているんです!いざ、名古屋へ!


■ Cabin Essence/Brian Wilson


> ひろりんさんこんにちは。はなです。
> しあさっての大阪が楽しみです。


はなさん、先日はありがとうございました。
「SMiLE」ツアー、もう色々な意味ですごいことになっています。
しかも大阪って、なぜか毎回神懸かったステージになるという評判。不思議ですね。
ではでは、木曜日はお互い最高の時間を過ごしましょう!



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音楽::Beach Boys


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