最近じわじわとオールディーズ・ブーム到来の予感。“王様”エルビス・プレスリーの紙ジャケ買ったー!
そしてもう1枚は、トロッグス。ずっと探していた“オリジナル音源”ベスト盤です。
'60年代ブリティッシュ・ビート全盛の頃からいまだ現役で活躍してるすごい人達(地味だけど)
公式サイトのバイオグラフィーを見たら自分達のことを“カルト・バンド”だって。自分で言うな自分で(笑)
それだけ長いキャリアがあるので、当然数え切れないほどベスト盤が発売されているんですが、
ちょっとややこしいことに“新レコーディングした”ベスト盤っていうのも存在しているんです。
これがよろしくないことに、店頭でCDを手にとって曲目を見ても区別できないんですよ。
収録曲を見ても普通に“Wild Thing”とか“Black Bottom”とか、代表曲・有名曲が入ってるし。
僕も以前、「とりあえずこのベスト盤でいいかなぁ」とトロッグスのベストを購入して、
家に帰って聴いてみたら、気の抜けたオッサンの声で「♪ワァイルド シ~ング」って(笑)
「な、なんじゃこりゃー!?」と思ってライナーを確認すると、
ものすごーーーい隅っこに、ものすごーーーい小さい文字でこう書いてあるの。
Original artists, new recording
つまり、意訳するとこういうことですよね。
みんなオッサンになったけど、アーティストは一応本物だよ。
で、久しぶりに懐メロ演奏したのをベスト盤にまとめてみたよ。
(訳:ひろりん)
あぁ、悲しきかな・・・。'60年代ブリティッシュのざらついた音はどこへやら。
妙にコンテンポラリーになってしまった音に、痛恨の一撃をくらったような気分になること間違いなし。
たぶん世界中で、1年に10人くらいは騙されていると思います(笑)