ムーミンカフェの後、後楽園の駅ビル「メトロ・エム」の丸善にて、CD・DVD在庫処分セールに遭遇。
聞くところによると、近々CD・DVDの取扱いをやめてしまうとのことで、
全商品(もちろん新品)がなんとなんと驚愕の70%OFFですよ!
もう僕は、しゃかりきコロンブス状態(どんな状態?)で一気にCD棚を物色。
真っ先に確認したのはもちろんAIRの棚だったんだけど、すでに持ってるものばかりでした。
結局、4枚捕獲。
POLYSICSの「カジャカジャグー」と「National P」。
POLYSICSのかっこよさについては今更言うまでもないわけでして。
ちょうど3年前、明治学院大学の学園祭で汗とヨダレにまみれてプレイしていた彼らも、
いまでは世界中のフェスから出演依頼が殺到するビッグバンドになってしまいました。
村下孝蔵「ラムネとビーチサンダル」は、リアレンジ、リミックスを含む14曲収録の1周忌記念ベスト。
もちろん収録曲すべてが名曲なんだけど、僕は素直に楽しめなかったなぁ。
プロデューサーという立場とはいえ、故人の楽曲を勝手にアレンジしていいだろうか。甚だ疑問。
そして、お待ちかね(やうさん以外は誰も待ってない)WANDSのベスト盤「complete of WANDS」です!
WANDSのベストは何枚かリリースされているけど、これが現時点での最新ベスト。
第1期~第3期まで、10年に渡る活動を俯瞰することができます。
デジタルリマスタリングされていて、格段に音が良くなってますよ。
「Secret Night」「Worst CRIME」とか、もう身震いするほどカッコイイんですけど!
ひねくれてて、重くて、でも突き抜けるメロディーも用意されていて。
どことなく「深海」「ボレロ」の頃のミスチルに相通じるものを感じますね。
やがて上杉と柴崎はWANDSを脱退して、新ユニットal.ni.coを結成。
al.ni.coは神!昔カラオケで熱唱したら、友達全員がドン引きした(笑)
現在、上杉昇はソロ活動中で、元X JAPANのPATAとコラボしたりしてるみたいですよ。
そうそう、第3期ボーカル(名前なんだっけ?失念)が加入した当時は、
「うわ!上杉そっくりの声。影武者か?」なんて思っていた僕でしたが、
今回あらためて聴いてみたら、そこまで言うほど似てないじゃんと思いました。
そしてこのWANDSベスト。特筆すべきは必要以上に詳細かつマニアックなライナーノーツ!
ここまでWANDSを音楽的視点から分析した文章は、今まで読んだことがありません。
かなり読み応えがあります。ファン必読。だって上杉昇にジョン・レノンの姿をダブらせてるんですよ(笑)
いったい誰が書いてるんだろうと思ったら、「Key Station」編集長の鈴木さん。リスペクト!
■ Same Side/WANDS