:: びっくり日記

お願い!ランキング

2010.03.26

出演:黒沢健一(L⇔R)

Yahoo!のテレビ番組表にこの文字列を発見したら興奮しちゃいまして。
だって、あの「朝のヒットスタジオ」以来、ほぼ1年ぶりの地上波登場ですから。

「お願い!ランキング」は、テレビ朝日深夜のランキングバラエティー。
東北の一部がネット局になっているみたいですが、基本的には関東ローカルのようです。
いままで深夜になんとなーくテレビをつけていて、なんとなーく観たことはありますが、
あの番組内で健一先生が熱唱するシーンを、僕は全く想像することができませんでした。

とか言いながら「予告が流れるかもしれないから」と、前日の放送まで録画する用意周到っぷり(笑)
残念ながらこの行動は徒労に終わりました。次回予告では黒沢健一もノッキンも完全スルーでした。

そしてとうとう本日。妻ニクルと一緒にテレビの前で待ちます。深夜0時20分から番組スタート。
ほら、こういう番組ってオープニングで本日の内容をダイジェストにして流すじゃないですか?
ところがですね、前日の予告と同様、黒沢健一の「ク」の字もノッキンの「ノ」の字も出てこないんです。
この時点でわずかな不安が胸をよぎります。本当に我らが黒沢健一先生は出演するのだろうか、と。
番組本編に入っても、永谷園の人気ランキング、高橋ジョージがおすすめするUSJの楽しみ方、
渋谷109の人気ランキングといった具合に、世界のカオスを呑み込みながら番組は進行していきます。

しかし、0時58分。ついにそのときは訪れました!
テレビ朝日の前田有紀アナウンサーが青春時代によく聴いていた思い出の曲ランキング。
第3位はスピッツの「チェリー」、第2位はTHE BOOMの「星のラブレター」、そしてもちろん第1位は・・・


L⇔R「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」!!


前田アナが中学のとき、バスケの練習帰りによく聴きながら帰ったという青春ソング。
ほどなく「L⇔Rは1997年に活動休止・・・ところが!」とテロップ&ナレーションが入り、
先生がお仕事しているスタジオに番組スタッフが潜入!なぜか半袖姿の先生を発見!

スタッフ:「L⇔Rの黒沢さんですか?」
黒沢:「あ、はい」
スタッフ:「いまはどんな活動してるんですか?」
黒沢:「曲のプロデュースとか、楽曲提供などをしています」
テレビの前のひろニクル&妻ニクル:「ソロ活動もしてるじゃん!」

現在、杏子さんのソロアルバムにプロデューサーとして参加しているらしいです。うひょー。
年明けから関わっていたお仕事っていうのは、これのことでしたか!サタリク繋がりかな?
どうでもいいけど、先生のセリフがあまりにもしらじらしくてなんかかわいかったです(笑)
スタジオライブはカメラ割りが多かったですね。熱唱する先生の姿を様々な角度から捉えます。
いま僕は熱唱と言いましたが、どちらかというとアダルトで落ち着いた雰囲気の演奏でしたね。
原曲よりキーを下げ、演奏もボーカルもしっとりもっちり。これはこれで良いのではないでしょうか。
同じ弾き語りでも、昨年ライブで披露されたバージョンのようにガツンとくる感じではなかったです。
もちろん、ホールとスタジオの音響の違い、ひいては「生」と「テレビ」の違いもあると思いますが。

で、その歌う姿をバックに、「この曲はわずか3日で生み出された」などの豆知識や、
「L⇔R活動休止後はソロ活動に力を入れている」とか「昨年7年ぶりに新作リリース」とか、
「4月22日に堂島くんとイベントやります」といったインフォメーションが、矢継ぎ早にテロップで。
結局「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」はワンコーラス+サビのみで、出演シーンは合計5分ほど。

どうやら、27日に放送される「さまぁソン!お選び♪ランキング」からの先行映像だった模様。
そちらでも今回と全く同じ映像が流れるのか、<完全版>として少し違う場面もあるのかは不明です。
(※3/27追記)「さまぁソン!」では先生の出演シーンはオンエアされませんでした・・・。

というわけで視聴後の余韻の中、簡単に番組レポさせていただきました。ふぅ・・・。


※先生出演コーナー「青春の思い出曲ランキング!」番組サイトはこちら
※びっくりコンテンツも更新しましたよ → LIVE | 黒沢健一2010


■ REMEMBER/L⇔R


> こんばんは~、毎度お邪魔します。りるです。
>
> 読書の話題に便乗して…。
> 以前、九州ローカルの深夜番組で、ある人の本棚を見て並んでいる本のジャンルとか作家etcから、
> その本棚の持ち主の年齢と性別を当てるという企画があって、健一さんが回答者として出演したことがありました。
> (2ndか3rdアルバムのプロモーションでした)
> 結構真剣に考えてましたよ。ちなみに「嘘のような本棚の話」というタイトルでした。
>
> 余談ですが、私の行った高校は五木寛之さんの出身校なんです。
> 図書館に「五木寛之コーナー」がありました。縁あって、五木さんの講演会にかかわったことがあります。
> 直接お会いはできませんでしたが、私の背後5mくらいを五木さんが通り過ぎて行きましたよ。


りるさん、こんばんは。いつもお返事遅くなってしまってすみません!
あ、なんかそのゲストで出た番組、ビデオで観たことあるような・・・観たことないような・・・(どっちだよ)
五木さんと出身高が同じなんですか!それは自慢していいと思います。やはり重要な作家のひとりですから。
ところで直木賞の選考委員を辞められることが先日発表されましたね。いつも選評が楽しみでした。残念です。

> 窓の月って名前の木?なんですか?

そうなんですよー。伊豆のツバキ園で見つけました。趣きのある素敵な名前ですよね。
先生の山中湖MCを思い出して、思わず一枚。



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黒沢健一::黒沢健一


Greens or Focus?

2010.02.16

健一先生オフシャルサイトのfeatureが更新されましたね。

ひとつながりのおぼろげな紐状となるような文章のリズム。呼吸。いいなぁ。
今回のfeatureの文章は全体的に「オフ」な、抑制された印象を受けます(びっくりマークがひとつもありません)

ていうか、「Focus」発売から1年が経とうとしているのに、まだまだ出てくるのかい制作秘話が!(笑)
アルバムタイトル候補の件、いままでどこかに掲載されたり発言してましたっけ?新証言?
個人的には「Greens」よりも「Focus」のほうが様々な含みというか、
あらゆる多義性を持ち得たので良かったのではないかと思います。
「Focus=焦点」という言葉には様々な解釈や連想、世界観が内包されていて、
それゆえ「POPの焦点」という名コピーや、リミエディの「POPの笑点」が生まれたわけです。
ドラムヘッドにロゴ入れることもできたし(←何気に先生これが一番うれしかったりして・笑)

「Greens」では、アルバムを聴く前からわずかに<緑>という先入観が入り込んでしまう気がします。
もっとも、そのことによって各楽曲のクオリティーに影響を及ぼすことなど一切ないでしょうし、
実際「Silencio」「Somewhere I can go」等に仮託して、十分に<緑>のイメージは表現されていたわけで。

+ + + + +

そういえば、L⇔Rの初ライブツアー「Back To MONO」は17年前のちょうど今頃だったんですね。
2月10日が福岡。11日・大阪。13日・名古屋。18日・渋谷。セットリストも初々しい!タイムマシンが欲しい!


■ Seventeen/L⇔R


> yuiyuiです。こんにちは。
> すくすく元気に育ってますね。
> 赤ちゃんがハイハイする姿が大好きです。頭の形もいいですね。
> にしても、このほっぺ♪ もうかわいらしすぎますよ~!!
> PCの前で孫の写真を見るおばあちゃんの気持ちです。


・・・お、おばあちゃんだなんて(笑)
ありがとうございます。おかげさまで風邪を1回ひいた程度で、元気に成長しております。
ハイハイ写真、実は仰向けに寝ている僕のおなかの上をよじ登ろうとしているんですよー。
本当に毎日違う仕草や表情を見せるので、もうかわいくってかわいくってしかたがないです。

> ハーフバースデー初めて聞きました。パピヨンです。
> そんなふうに祝ってもらえるベビニクルちゃんは幸せですね。
> かわいい♪


パピヨンさん、ありがとうございます!
ハーフバースデーという言葉は僕もこの前までは知らなかったんです。
イベントを増えるということは、それにかこつけて美味しいケーキを食べる機会も増える、と(笑)

> こんばんは、りるです。
> バンクーバー五輪始まりましたね。
> ニュースで男子モーグルの結果を放送してたのですが、
> 銅メダルを獲得したアメリカの選手の名前が、なんと「ブライアン・ウィルソン」とのこと。
> ビーチボーイズだぁ!って思った音楽ファンも多かったかも?
> 健一さん知ってるかな?でもあまり興味ないかも(笑)


りるさん、タイムリーなオリンピックネタをありがとうございます!
モーグルの選手は、ブライ「オ」ン・ウィルソンですね。狂気の天才と紙一重。
これで得点が409点だったらどうしようかと思ったんですけど、そもそも30点満点でした(笑)
健一先生は意外とオリンピック好きなはずですよー。クレー射撃とか。あ、それは夏季か・・・。



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黒沢健一::黒沢健一


SEAT AND MUSIC 2009 ~☆Holy Night☆~

2009.12.25

年末恒例の「SEAT AND MUSIC」@東京カルチャーカルチャーに行ってきました。
今年はクリスマスライブということで、スペシャルな選曲にも自然と期待が高まります。
まずは本日のイベントの特製メニューをご紹介。ドリンク2品、フード2品でした。

▼健・キール(600円) ※2年連続2度目の登場
▼ハーフ・ブランデー・アレキサンダー(600円)
▼エビ・ストリングス(520円)
▼タコ-4(250円)

「みなさん、メリークリスマス!」という先生のあいさつを号砲に、
健'z with Friendsもカバーしたドリフターズの「Ruby Baby」からライブスタート。
うっはー、懐かしい。これは全く予想していなかったオープニングです。

「ウィッス!ウィッス!」と満員の客席にごあいさつ。ゴキゲンですねー。
カルカルのシンスケ店長から事前に好きな食べ物を訊かれた先生は「エビ」と回答、
その結果、特製メニューの「エビ・ストリングス」(春巻き?)が誕生したとかなんとか。
先生いわく、カルカルの厨房スタッフもクリスマスだから気合いが入っていて、

「油の温度は高めで、フライドポテトもガーン!て揚げてますから」

ってホントですかそれ(笑)
続いて2曲目は、ハンキー・パンキーの名曲「SUPER SONIC BOY」をガーン!と。
ミニアルバム「In touch with Hanky Panky」リリース後、トーク&撮影会は開催されたものの、
残念ながらライブはなかったので、本日ライブ初お披露目となりました。次はぜひ兄弟パンダで!

ハンキー・パンキー結成の経緯などについて説明した際、
パンダじゃなくてアヒルとネコだったら今頃テレビに出ずっぱりだったかも、と先生。
さらに遠山さんまで「状況変わってたと思いますよ」だって(※参照資料
今年も早いものでもうさようなら、と半ば強引なトークからつなげて「BYE」です。

会場の外はお台場の夜景。「夜景が"やけぃ"にキレイだ」=遠山さんのダジャレ炸裂、先生苦笑。
同時にステージの照明がサーッと落ちたのはスタッフさんの素早い機転?よい仕事してます(笑)
なんと今日は観覧車6時間待ち!楽屋でその話を聞いた先生は「え゛ー!6時間!?」とダミ声に。
ずーっと探していたビーチ・ボーイズのCDがお茶の水のディスクユニオンで販売されることを知り、
始発から開店までの6時間ほど店頭に並んだ経験のある僕でも、そりゃダミ声になってしまいます。

ご存知のとおり、今回の会場である東京カルチャーカルチャーは、ZEPP東京の2階にあるんですけど、
本日ZEPPではMTVのイベントが開催されているそうで、床下からドスドスすんごい音が響いておりました。
先生いわく、注意に行ったらデカい黒人が出てきて追い返されそう。MTVのイメージってそんなん?(笑)

遠山:「受験生がいるって言いに行こうかな」
黒沢:「いねーよ!」

さらに話題は、きーちゃんがぎっくり腰で欠席したビートルズ・トークイベントについて。
そこからジョン・レノンとニルソンのエピソードに移行。今日はいつになく先生のMCが冴えてます(笑)
なんでも、ブランデー・アレキサンダーというお酒を飲んで泥酔したジョンとニルソンが、
客として訪れたライブハウスで悪態をつき、スタッフにつまみ出されたという有名な逸話があるらしいんです。

さて、とあるバーに連れていかれた若かりし頃の健一先生。カクテルを注文しようにも知識がありません。
ロックオタク・クロサワが知っているお酒は、そう、ブランデー・アレキサンダーのみ。注文。甘くて美味しい。
「おかわりは何になさいますか?」と促されるも、あいにく他にカクテルを知らないので、「同じものを」。
・・・結果、べろんべろんに酔っ払って帰れなくなってしまったということです。甘いお酒には注意注意!
今日はカルカルスタッフの計らいで、「ハーフ」ブランデー・アレキサンダーが特製メニューに用意されました。

そんなジョン・レノンつながりの話題から、ビートルズの「And I Love her」へ。
しかし「これはポールの曲です、すみません」というのがいかにも先生らしくて可笑しい。
丁寧なボーカルに絡む遠山さんのコーラスがふわふわ優しくてきれいでしたね。

「Silencio」を歌い終え、今年は色々な形態でライブをした一年だったと回想する先生。
決して事業仕分けでバンド→アコースティックになったわけではないらしいです(笑)
「本当に必要なんですか4人も!」と蓮舫の口調をマネる遠山さん。
そのうち「オリコン1位じゃないとダメなんですか?2位じゃいけないんですか?」とか言いそうな勢い。

続いて、弦カル公演で演奏された未発表曲「What is this song?」。
こんな名曲が10年以上もお蔵入りだったなんて信じられません。
ちなみに、今回は曲タイトルの由来となったエイドリアン氏についての話題は無し。
ここから第1部終了まで、ギターなし、ピアノと声だけで紡がれる時間となりました。

うわーっ!レアすぎる!L⇔R時代から一度もライブで歌われたことのなかった「RED&BLUE」。
先生の歌の強烈な求心力に抵抗できないまま、僕はスリリングな宙吊り状態に誘い込まれてしまいました。
とにかく感情表現が異常。もちろん極めてプラスの意味で異常。すごかったという一言しかありません・・・。
今回のライブテイクを聴いてしまうと、オリジナル音源はプレーンすぎて物足りなくなるような気さえします。

ところがこの名曲の演奏中も階下からは「ズンズンズン!」と重低音が響いてくるではありませんか!
これなら昨年のパラパラナイトのほうが100倍マシでしたよ。MTVは受験生への配慮が足りない!(違)
ふと、健'zインストアイベント@吉祥寺を思い出しました。会場は中央線高架下の新星堂。ガタゴトガタゴト。

昨年の「SEAT AND MUSIC 2008」で初めて披露された「Grow」。
そのときの好反応が7年ぶりのソロアルバム制作へと背中を押してくれたのだそうです。
ちょうど1年前にこの場所で歌われた「Grow」と聴き比べることはできないけれど、
1年間の成熟と同時に、その純度までも高めた「Grow」を今回聴くことができました。

休憩を挟んで後半戦です。まずは先生ひとりでステージへ。
ここからの数曲「YOUNGER THAN YESTERDAY」「Scene39」「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」は弾き語り。
いまあらためて振り返ってみれば、ライブ全体でこのコーナーが最も濃密な時間だったのではないかと思います。
多少声がかすれようがギターを間違えようが、いったいそれがどうしたといわんばかりの迫力と絶対的な矜持。
おそらく現在の黒沢健一にとって、弾き語りという行為は単なる方法論でもなければ代替手段でもありません。
楽曲の奥まった茂みに踏み込み、表現の核(コア)に触れることで新たなエネルギーを獲得するための作業であり、
そこにはまた自分の音楽を更新することへの強いこだわりがあることを、今日のライブで僕は確信しました。

先生は「楽しい」を連発。スタッフ界隈ではグルメ大臣と呼ばれている遠山さんがステージに招かれます。
打ち上げの席でも、遠山大臣が「おいしい」と言ってから食べると2倍おいしくなる、とは健一先生の談。
本日の限定メニューである「たこ-4」は、ビートルズが「FAB-4」と呼ばれていたことから命名されました。
先生には、4つのたこ焼きがビートルズのメンバーに見えたそうです。どんだけビートルズ好きなんですか(笑)

次の曲は「友人が作詞しました」と紹介されたので、僕の頭の上にはクエスチョンマーク1号。
先生の持ち歌で先生以外の作詞ってそんなに多くないし・・・牧村さんのことを友人なんて言うわけないし。
んー、誰だ?秀樹か?秀樹は友人というよりどちらかというと弟だし・・・。え、車好きの友人?誰?誰?
頭の上にクエスチョンマーク2号3号が駆けつけた瞬間に歌い出された曲は、「Missing Piece」。
なるほど、友人って石田くんのことだったのかー。全然思い付かなかった(笑)
演奏中にカルカルの女性スタッフが「ラストオーダーは21時です」と書かれたテロップを持って店内一周。

本日のゲスト、大阪公演の弦カル(千景ストリングス)のリーダーである清原千景さんが登場です。
ちょうど関東で仕事があり、セッションしましょうという先生側からの申し出を快諾して下さったのだそうです。
アコースティックなので手拍子をお願いします、と先生が言うと、まだ曲が始まっていないのに、
客席から早くも<チャッ!チャッ!チャッ!>と軽快なハンドクラップが。すると先生は困惑の表情で、

「そのテンポの曲は練習してないし(笑)。先出し禁止!」

千景さんとのコラボは、初期衝動に限りなく近い熱量を取り戻した「Free Bird」と、哀感極まる「This Song」。
偶然でしょうか、シングルのA面B面でした(※ところでA面B面という言葉の有効期限はあと何年くらい?)
イントロやソロパートはもちろん、ボーカルの魅力を一層引き立てる歌伴のフレージングが最高すぎました。
思わず「過去の名曲を弦アレンジで歌い直したCDを出して下さい!」とアンケートに書き殴ってしまったほど。
そんな感動的な演奏直後のMCは遠山さんのシャツについて。ご本人いわく、ラフレシアみたいだって(笑)



ステージ上は再び健一先生と遠山さんだけになり、「Rock'n Roll」と「I LOVE TO JAM」。
「Rock'n Roll」はともかく、「I LOVE TO JAM」は2人だけじゃ難しいのではと思っていたんですが、全くの杞憂でした。
ボーカルのドライブ感と、ビリー・遠山・プレストンの鬼気迫るプレイが、バンドと変わらぬ熱量を生み出していたのです。

観客参加型(?)の「GAME」を挟んで、本編最後は「Northtown Christmas」。
先日のグローブ座ライブにおける感動的な弦カルバージョンは記憶に新しいところですが、
弦の有無によって感動の質が左右されることは一切ないということが本日証明されました。名曲は名曲。
こんな僕でもホロホロ泣きそうになりましたよ・・・(泣いている友人の姿が見えてもらい泣きしそうになった)

アンコール。先生ひとりで登場。弾き語りで「PALE ALE」。このバージョンは本邦初公開でしょうか。
先生の音楽をあまり知らない友人が「なんかよくわからないけどいいね」と言ってくれた曲なのだそうです。
強弱も緩急もすべて先生の手中。コントロール自在。今日はMCだけじゃなく弾き語りも冴えまくっています。
思わず「過去の名曲を弾き語りで歌い直したCDを出して下さい!」とアンケートに書き殴ってしまったほど(色々書きすぎ)

遠山さんが再登場し、「僕のフェイバリット・チューン」「なんとなくクリスマスっぽいかなぁ」という先生の紹介で、
スカイライナーズの大名曲「This I Swear」。まさかこの曲がまた聴けるとは思いませんでした(泣)
ライブの最初と最後の曲が、図らずも健'z時代のレパートリーになりましたね。
そして2人が退場した後、「A Little Book For Christmas」のPVがスクリーンに流されました。エンドロール。

結果的に歌い納めライブ直前のゲネプロ的な内容になった2007年の「SEAT AND MUSIC」から、
2008年、2009年と徐々に「SEAT AND MUSIC」ならではの独自色が強くなってきている点は特筆に値します。
カルカルのリラックスした雰囲気が可能にするレアなセットリストと、ミュージシャンとしての立ち位置が確かに存在するのです。
(来場者全員へのおみやげもひそかな楽しみだったりします。昨年は非売品CD-Rとコースター、今年はコースターのみ)

アルバムリリース、Focusツアー、ハンキー・パンキー、各種イベント出演、ライブDVD、アコースティックツアー・・・。
2009年は、curve509とScience MinistryとMOTORWORKSが同時に活動していた2004年以来の忙しさだったのでは?
健一先生、スタッフのみなさん、そして黒沢ファンのみなさん、今年1年間おつかれさまでした。来年もまたよろしくお願いします。

+ + + + +

SEAT AND MUSIC 2009 ~☆Holy Night☆~
@東京カルチャーカルチャー
SETLIST

01. Ruby Baby(The Drifters)
02. SUPER SONIC BOY
03. BYE
04. And I Love Her(The Beatles)
05. Silencio
06. What is this song?(未発表曲)
07. RED&BLUE
08. Grow
09. YOUNGER THAN YESTERDAY
10. Scene39
11. KNOCKIN' ON YOUR DOOR
12. Missing Piece
13. Free Bird
14. This Song
15. Rock'n Roll
16. I LOVE TO JAM
17. GAME
18. Northtown Christmas
EN
19. PALE ALE
20. This I Swear(The Skyliners)



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黒沢健一::黒沢健一


TOUR without electricity 2009@東京グローブ座

2009.12.05

追加公演@東京グローブ座。行ってきました。

大まかなセットリストやMCの内容は世田谷とほぼ同じです。
ライブの進行や楽曲の印象などは世田谷公演レポに書き尽くしました。
もう僕が語るべきことはほとんどないんじゃないかと思うんですが、いくつか順不同で・・・。

▽ 7Voice
やっぱりこの曲がL⇔Rで一番好きだーっ。たぶん、この先もずっと。
どうしたらこんな曲が作れるのか本当にナゾ。でもそのナゾは解こうとも思わない。
解けてしまうナゾはつまらない。ナゾはナゾのままでいい。たくましく育ってほしい。

▽ REMEMBER→EQUINOX→Northtown Christmas
夏→春/秋→冬の3連コンボは強烈!
「Northtown Christmas」ではスクリーンに雪が降る映像効果。きれいでしたね。
「EQUINOX」も「Northtown Christmas」も、1994年のEQUINOXツアー以来15年ぶりの生演奏。

▽ 先生の音頭で遠山さんの誕生日を祝う
12月2日は遠山さんの誕生日ということで「Happy Birthday to You」をみんなで歌ってお祝いです。
1回目は声が小さくやり直し、2回目はバッチリ。「みんなと一緒に歌いたかった!」とご満悦の先生。
遠山さんも「恐縮です。二十数年生きてきてこんなことは初めてです」と感激の面持ちでしたが、
もしかして「二十数年」って、遠山さんさりげなくボケました?先生は完全にスルーしてましたけど(笑)

▽ 新大久保の韓国料理店に打ち上げに行くという話
「ウォンに両替しないと」と真顔で言う遠山さんに、「いくら俺でもだまされない!」と黒沢先生(41歳)

▽ 販促活動
「1年が経つのはあっというま。アルバム出たのは今年だっけ?という感じ」と先生。
さらに「新しいことと古いことがゴチャゴチャで、もう何がいつあったのかよくわからない・・・」。
「・・・そこでカレンダーですよ!!」とおもむろにグッズ宣伝開始。なるほどそうきましたかー!
先生らしからぬ巧みなトーク展開力に、遠山さんも「いまのはうまかったねぇ」と感心することしきり。

遠山:「冒頭のMCを聞いて今日はダメかと思った」
黒沢:「なんでですか?」
遠山:「同じ単語10回くらい言ってるし」
黒沢:「あーでも僕はそれが普通ですから」

▽ SOCIETY'S LOVE
エンディングのアドリブが、良い意味で黒沢健一の「野蛮さ」「獰猛さ」を象徴しているように思います。
この曲のように激しく野心的な楽曲があり、また一方で穏やかでリリカルな表現をする楽曲もあり、
硬軟取り混ぜた大きな振り幅を楽しめるのが、先生のライブの魅力のひとつではないでしょうか。

▽ クロッケン・ウォーク?
たしか「SOCIETY'S LOVE」の間奏で熱くギターストロークしてるときだったと思うんですけど、
ぐっと腰を落とした先生が「中腰ガニ股スタイル」のまま、遠山さんの方へ横跳び移動しませんでした?
一瞬の出来事でしたが、インパクトは強烈でした。ひょっとしてダック・ウォークの一種なんでしょうか。
その光景が目に焼き付いて離れないので思わず絵に描いてみました(笑) 目撃情報求む!


▽ What is this song?
アルバム「first」リリース時の未発表曲。世田谷に続いて聴くのは2回目なんですけど。超・名・曲!
イントロ、サビ前、そして歌伴と、楽曲全体を通して弦アレンジが冴え渡っています。一切ムダがない。
ややタイプは違うけど、Science Ministry「Sweet Wondering」の祖形かもしれません。早期CD化を切望。

▽ GAME
間奏の<♪ウォーウォーウォウウォウウォーウォーウォー>の繰り返しが1回多く、歌と演奏がズレました。
しかし遠山さんは何事もなかったように平然とリカバリー。当たり前だけどミスしても演奏止まらないのはすごい。

▽ HELLO, IT'S ME
今回のツアーでは世田谷・大阪以外の会場でセットリストに入っていたこの曲ですが、弦カルバージョンは本日限定。
美しく深みのある弦楽の響きによって楽曲のドラマ性が何倍にも増し、穏やかな余韻をいつまでも聴き手に残します。
同じ弦アレンジでも、「四姉妹物語」の非売品8cmCDに収録されている<Strings version>とは全く異なる印象でした。

▽ God Only Knows
大阪ではWアンコールで弦カルバージョン(これも貴重ですね)が披露されたビーチ・ボーイズの名曲。
本日のグローブ座ではなんとノーマイク・ノースピーカーで演奏されました。・・・驚愕。鳥肌立ちました。
客電も点灯し、終演アナウンスも流れていたから、想定外のWアンコールであることは間違いないのですが、
果たしてノーマイク・ノースピーカーという形態は、何か思うところや意図があって決行したのでしょうか。
それとも、終演時間にシビアな劇場ゆえPAの電源が落とされており、やむなくアンプラグドになったのでしょうか。
遠山さんが「(お客さんに)聴こえる?大丈夫?」と先生に確認していたようにも見えました。この状況はいったい。
いや、しかしあの熱唱の前ではそんなことはどうでもよく、僕は硬直したままステージに視線を注ぐだけでした。

遠山さんがイントロを奏で、両手を胸の前で軽く合わせた先生が微かな微笑を浮かべたまま客席全体を見渡します。
そのまま歌に入る箇所が過ぎ、遠山さんが「あれ??」という表情で先生を見やっても、先生は全く動じる様子もなく、
静かにただウンウンとうなずいているではありませんか。感慨に浸るあまり、完全に演奏を聴いていなかったようです。

広いステージをゆっくり右に左に移動しながら、1階から3階まで、客席の奥の奥まで声を届けるように歌い上げます。
「音楽は一度聴き終わると空中に消え去り、二度と捕まえることはできない」というエリック・ドルフィーの言葉のとおり、
電気増幅されない先生の歌声は、会場の壁や床、あるいは観客の肉体にわずかな残響を残して消え去ってしまったけど、
それゆえ、あの5分間は黒沢健一にとって「完全な表現」に至ることができた奇跡の瞬間ではなかったかと僕は思うのです。

+ + + + +

TOUR without electricity 2009 ~弦カルspecial THEATER version~ reprise
2009.12.5(Sat) 東京グローブ座
SETLIST

01. Love is real?
02. 7Voice
03. PACKAGE
04. KEEP THE CIRCLE TURNING
05. September Rain
06. REMEMBER
07. EQUINOX
08. Northtown Christmas
09. TALK SHOW *
10. アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック *
11. Maybe *
12. 新曲(タイトル不明 ♪レインボー) *
13. Scene39 *
14. SOCIETY'S LOVE *
15. KNOCKIN' ON YOUR DOOR **
16. What is this song?(未発表曲)
17. WONDERING
EN
18. GAME *
19. HELLO, IT'S ME
20. Grow
EN2
21. God Only Knows *

(無印)黒沢健一 + 遠山裕 + 弦カル
* 黒沢健一 + 遠山裕
** 黒沢健一


■ THINGS CHANGE/L⇔R



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黒沢健一::黒沢健一


夢の野外ライブ

2009.12.03

夢見がちなお年頃。

「サタデーホットリクエスト」番組サイトに公開放送の模様がアップされ、先日びっくりニュースでもご紹介しましたが、
「ステージ広々~」という僕のコメントを見た友人Aさんがリンクをクリックしたところ、超寒そうな雪景色の写真が。
Aさんは一瞬、「ステージってここ!?」 と思ってしまったそうです。・・・いや、まぁ、たしかに広々としてるけど(笑)

冬の北海道、吹きさらしの野外で公開放送なんて一歩間違うと生命の危機、凍死寸前です。
しかし冬が好きな、いや、「冬しか好きじゃない!」とまで豪語する健一先生のことですから、
きっと北海道の大雪原でストリートライブを敢行する日をひそかに夢見ているかもしれません。


(イメージ図)


■ 雪國/吉幾三


> こんにちは、名古屋の黒沢ファンです。
>
> L⇔Rの初期プロデューサー、牧村憲一(海野祥年)さんのブログを発見しました。
> 現在はポリスターを退職し、ブログも更新されてないようですが、
> 「デビューアルバム「L」は実は限定リリースではなかった」など、L⇔Rに関する秘話がたくさんあります。
>
> 「毎日がイクイノックス」
> http://d.hatena.ne.jp/nov46s/


こんにちは。メッセージありがとうございます。
たしかこちらのブログは一度非公開になったはずですが、いまはまた閲覧できるようになっているんですね。
おっしゃるとおり、ここで語られているL⇔R秘話はファンにとって初めて知る内容も多く、貴重なものばかりです。
現在は別ブログを開設されている牧村さんですが、ここ最近は体調を崩されているようでとても心配です。
一日も早い全快を願っております。機会があれば津田さんとの自由大学も行ってみたいのですが。

> こんばんは、りるです。
>
> 12月2日は遠山さんのお誕生日だそうです(祝)
> 今度のグローブ座で、サプライズで「ハッピーバースデイ」なんて皆でお祝いするのかな?
> 会場中大合唱して、ケーキ出したりして・・・。ぜひやってほしいですね(私は行けませんけど)
>
> 山崎まさよし「心拍数」!!
> 私も持ってますよ。そうか、その手があったか!!!(笑)


りるさん、こんばんは。
え、僕がひなちゃんくらぶに心踊らせていた昨日が遠山さんのお誕生日だったんですか。ほえー。
グローブ座では先生がステージに堂島ロールを運んできてお祝いするかもしれません(←なんかデジャブ)
「心拍数」は面白い試みでしたね。配信限定でもいいからやってほしいです。各地のバージョン聴き比べたい。



メッセージはお気軽にどうぞ。

黒沢健一::黒沢健一


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