:: びっくり日記

シャープさんフラットさん(ホワイトチーム)

2008.10.18

下北沢・本多劇場にてナイロン100℃「シャープさんフラットさん」を観劇。
先週観たブラックチームに続き、今日はホワイトチームです。ダブルキャスト2本立て。
ホワイトチームの出演者は、三宅弘城、松永玲子、村岡希美、佐藤江梨子、六角慎司、河原雅彦、他。

ストーリーや設定も微妙に異なる2本の作品を観たわけですが、僕はブラックチームが断然好きでした。
ブラックチームでは絶妙に配されていた伏線も、ホワイトでは最後まで繋がらないまま放置されたり、
結末を導く過程にあまり必然性を感じないというか、全体的にブラックよりもギクシャクしていた印象。
どうもブラックチームの台本が先に完成して、そこから手入れしてホワイトチーム用にしたんじゃないかなぁ。

ブラックチーム主演の大倉さんは、もうそこで「演じている」だけで泣けてくるというか・・・。
世間と「ずれている」芸術家の小さな狂気、静かな狂気が余すところなく表現されていました。
もちろんホワイトチーム主演の三宅さんも卓抜した素晴らしい役者さんだとは思いますが、
今回の役どころを演じるにはあまりにも「真っ直ぐ」すぎるような気がしました。

もちろんこれは僕の好みもあるし、ブラックを先に観てしまったということも影響しているかもしれません。


■ Black and White/pre-school



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シャープさんフラットさん(ブラックチーム)

2008.10.11

ナイロン100℃の最新公演「シャープさんフラットさん」を観るため下北沢へ。
今回のお芝居はなんとキャスト二本立て興行で、同一演目・同一セット。
でもストーリーはそれぞれ少しずつ違うらしいです。本日は「ブラックチーム」。
キャストは大倉孝二、犬山イヌコ、小池栄子、坂井真紀、住田隆、マギーなどなど。
「ホワイトチーム」は一週間後のマチネに観ます(※オフィスで切符をやぶかないように)

劇作家の小さな狂気。周囲の無理解。孤独。逃避行。独り相撲。喪失感。
自らが生み出した愛おしい登場人物たちとの握手。つかのまの救済。降り止まぬ雨。
天才というのはどこまでも世間とは乖離した孤絶の存在なのか。シャープさんフラットさん。

もちろんケラさんらしく「笑える」要素も多いんだけど(『日体大の先生』には笑い死ぬかと思った)、
僕はもうただただ、ずーっと切なくて、何かが変節していく過程が切なくて、終始泣きそうでした。

成熟していくことへの意味を鋭く問いかける傑作。


■ 再生/Salyu


> エアさんどさくさに紛れて新しいベスト盤も出すよ。よく見てみな(笑)

あ、ホントだ!「BEST 2002~2008」ってなんじゃいそりゃ(笑)
東芝以降の音源もポリスターがコンパイルするの?しかしベスト盤が多いのう。



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失われた時間を求めて / 阿佐ヶ谷スパイダース

2008.05.24

昨年の「少女とガソリン」以来の阿佐スパ。

演劇という一回性の芸術は巻き戻して観ることもできないし、ページを戻って読み返すこともできないわけで、
そういった意味で今回の芝居は少し難解だったように思います。まぁ、僕がどんくさいだけかもしれませんが。

この物語を通して彼らの心と身体を通り過ぎていったものは何だったのか。
何が変わったのか。何も変わってはいないんじゃないか。

あれこれ思索しながら観るのではなく、そのグルーヴに身を任せて観るべき芝居だったかもしれません。
実際に思索すら放棄してグルーヴに身を任せてしまったのか、爆睡しているお客さんも多かったけど(笑)

もちろん今回の芝居だけで長塚くんが模索する新しい方向性をとやかく言うことはできないけれど、
僕が阿佐ヶ谷スパイダースで観たいものとはちょっと違ったような気がするなぁ。
もし戯曲、台本が発売されたらじっくり読んでみたいとは思います。


■ Just About The Same/The Association



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少女とガソリン

2007.07.03

中村まこと。松村武。池田鉄洋。中山祐一朗。伊達暁。長塚圭史。富岡晃一郎。犬山イヌコ。

このメンツのお芝居がスズナリで観られるなんて、かなり贅沢。
阿佐ヶ谷スパイダースの新作公演「少女とガソリン」を観劇。

少女とは、アイドル。ガソリンとは、お酒。スズナリの階段からロビーまで赤一色の内装。
お芝居のラストで場内に降り注ぐ真っ赤な紙吹雪。これは家族の「血」か。

まことさんはまさしく「怪演」。イヌコさんも懐の広い貫禄の演技。
ナイフを持った伊達ちんの演技と、自我を失う池鉄さんの演技が本気で怖い。

そして実は僕は松村さんの隠れファンである。別に隠れなくてもいいのだが。
僕にとって松村さんの声は郷愁と寂寥と道化そのもので、
とにかく何かしゃべっていてくれればそれでいいと思えるほどなのである。


■ Break Away/The Beach Boys



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イヌの日 / 阿佐ヶ谷スパイダース

2006.11.26

下北沢にて、阿佐ヶ谷スパイダース公演「イヌの日」を観劇。良い舞台でした。

2000年に上演された作品の再演です。阿佐スパとしては初めての再演モノでしょうか。
初演は駅前劇場だったそうですが、今回の会場は本多劇場。セットも大掛かりでした。
僕は初演を観ていないので予備知識ゼロの状態で臨みましたが、
昨年の「悪魔の唄」のように心臓を5本の指で握り潰されるようなインパクトはありませんでした。

でも「悪魔の唄」では“そこまでやりますか・・・”と感じる暑苦しい部分があったんだけど、
今回の「イヌの日」では、向こう側まで突き抜けそうで突き抜けないフィーリングというか、
どこか静謐とした抑制されたビート感のようなものが全編に漂っていました。
で、それが決して消化不良にならないというのが役者陣の力であり、長塚脚本の筆力かな、と。
すみません、個人的な感想です。

八嶋さんの芝居は初めて観たんだけど、良くも悪くも想像通りでした(笑)
ストーリーに沿って繊細に変動する登場人物間のパワーバランスを、
時折、その too much な存在感が崩しかねない場面もあったように思います。
そしていかにも演劇然とした台詞回しと佇まいは、はっきりと好みが分かれそうです。僕は結構好き。

パンフレットが素晴らしく充実しています。あの内容で1000円は破格です。買って下さい。
ポスターに「これはもはやパンフレットではない。書籍だ!」というキャッチコピーがありましたが、まさに言葉に偽りなし。

パンフレットといえば、阿佐ヶ谷スパイダースとは全然関係ないんですが、
L⇔R史上最高傑作パンフとの呼び声も高い「List of Reference」のキャッチコピーを、ふと思いつきました。

「これはもはやパンフレットではない。資料だ!」

そして、L⇔R史上最高迷作パンフとの呼び声も高い「Doubt」ツアーパンフのコピーも思いつきました。

「これはもはやパンフレットではない。マンガだ!」

「Let me Roll it!」のパンフはどんなのだったか忘れてしまいました(笑)


■ Me And My Friends/Tony Kosinec


> 初めまして、ひろりんさん。はっきりと分からないけれど、ひろりんさんが元気ないとはわかります。
> 私は密かだけど、ある意味、熱狂的な黒沢健一fanです!初めてひろりんさんのHPを見つけた時、とても嬉しかったです。
> 健一さんをとても大好きというのが分かる文に加え、CRTの報告(最近は行ってないのですか?)や健一さんのライブ報告。
> 自分が行けなくても、ひろりんさんの熱狂的な報告で行ったような気分になりましたよ。
> 健一さん情報にも、私はとても助かっていました。
> そして、健一さんの事だけではなく色んな物に興味があって、すごいなぁと思っていました。
> それに、何より文がとても面白くていつも大笑いしていました。
> たまに更新がしてないと、ひろりんさんどうしたのかな?と思う事もあります。
> きっと同じ黒沢健一fanという仲間意識がどこかにあるのでしょうかね(笑)
> 人それぞれ応援の仕方があり、このHPだってすごく健一さんfanにとって意義がある事だと私は思うのです。
> ファンサイトとブログの違いが私には分からないのですが(無知ですみません)、私はひろりんさんのHP大好きですよ。
> 自分でも何が言いたいのか分からなくなったけれど、ひろりんさん、元気を出して下さい!
> きっと、メール書かなくてもこっそり見ている人がいると思います。今、健一さんは曲作りをがんばっていると思います。
> 9~10月はギターの練習してたと思うから・・・(勝手な想像)

はじめまして。過分なるお褒めの言葉をいただきありがとうございます。汗顔の至りです。
現実世界の僕は、多少風邪気味ですがとても元気です(笑)
長い期間、モチベーションを保つというのは難しいものですね。
一定のテンションをキープしたまま長年サイトを管理されている方は、本当に尊敬します。
僕もいわゆる「構ってちゃん」的な感情は抑え、できるだけ平常心でいたいとは思うんですけど、
ときどき漠然とした空しさや不安に襲われて、ぷしゅーっと無気力になってしまうことがあります。
もちろんwww上にサイトを公開している以上、訪問者がショーウィンドウの前で立ち止まろうが、
ディスプレイに目もくれず急ぎ足に通り過ぎようが、それは100パーセント各々の自由であり、
管理人が何らかの強制を強いるべきではありません。ローカル・ルールなんてナンセンスです。
それは充分に理解しているつもりですが、ファンサイトにおけるコミュニケーションの理想形って、
いったいなんなんだろうと考えてしまうことがあるんですよ。・・・アホですね(笑)
このサイトを「健一さんfanにとって意義がある事」と言って下さったのが一番嬉しかったです。
今後ともよろしくお付き合い下さい。ありがとうございます。



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桜飛沫

2006.02.19

三軒茶屋にて阿佐ヶ谷スパイダース公演「桜飛沫」を観劇。
会場の世田谷パブリックシアターには初めて行きましたよ。
雰囲気は良いんだけど、芝居を観るにはちょっと大きいかなぁ。なにしろステージが遠い!

久しぶりの阿佐ヶ谷スパイダース本公演となる今回は、なんと時代劇。
休憩を挟んで2部構成という大作になりました。でも全然長く感じませんでしたよ。

特に第1部は小気味よいテンポで楽しかった!
長塚ワールド特有の、重くて気が滅入るほどのダークな事象すらも、
その本質を損なうことなく軽妙に笑わせてしまう中山祐一朗の存在感は、やはり無二のもの。

第2部ではガラッとトーンが変わって、殺生を繰り返してきた侍の苦悩を丁寧に描写。
やや饒舌に走りすぎて空転を感じさせるシーンがあったのは残念でした。

第1部と第2部がリンクするクライマックスの演出は美しいです。究極の贖罪。
男の生き様や美学を描かせたら、やっぱり長塚くんは上手いよなぁ。

死体、打ち首、骸骨、白痴、バイオレンスといった、
あいかわらずの長塚的ギミックは好き嫌いがはっきりと分かれるかも。


■ OTOGI NATION/SUPERCAR



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胎内@青山円形劇場

2005.10.29

青山円形劇場にて、三好十郎原作の「胎内」を観劇。

いやー、とにかく疲れた・・・ぐったり。
この疲弊感は今まで経験したことのないものですよ。ひどく気が滅入ります。
まるで「♪ドナドナド~ナ~」とエンドレスリピートで聴かされた気分。

出演は奥菜恵と、阿佐ヶ谷スパイダースの長塚&伊達コンビ。
3人芝居という強い制約のなかで、感情を叩きつける奥菜の演技にはそれなりに引き込まれるものはあったし、
極限まで追い詰められた人間の息苦しさと閉塞感を演出する意味で、円形劇場は最高のハコだったと思います。

でもね、単調かつ平坦な展開が2時間も続けば、そりゃあ自然と瞼も重くなるわけでして・・・。
長台詞の応酬(怒鳴り合い)は迫力こそあれど、早口で何を言ってるのかさっぱり聴き取れず。

この3人なら、もっとテイストの違う芝居が観たかったというのが本音。

+ + + + +

キーワード「胎内」でGoogle検索したら、トップ表示されたのが「新潟県胎内市」。
子宝に恵まれそうな市名にびっくりです(笑)


■ ドナドナ/外国民謡


> 私の言うクリスタルガイザーはこちらの事です↓
> http://www.otsuka-bvrg.co.jp/products/water/splemon/index.html
> 説明不足ですいません。これ、おいしくて好きなのですがホント危険なんですよ。
> 持ち歩きでちょっと振ってしまっただけで開封時に大洪水!ケースがPETのせいなのだろうか・・・。
> ひろりんさんのメッセージ、ワタクシの念力とラブパワーで大野さんにしかとお伝えします!(笑)

あ、こんな種類もあったんですねー。知りませんでした。
でもたしかにミネラルウォーターって持ち歩くシーンが多いですから、
炭酸だと開けたときに噴き出しちゃいますよね。そーっと運ぶ技術が求められそうです。

> クリスタルガイザー、炭酸もあるみたいですよ。
> うちも友達のBlogで知りました。ちなみに激マズみたいです。

あー、情報ありがとうございます。僕が無知でした。愛の無知。
炭酸クリスタルガイザーは美味しいのか激マズなのか、真相が気になります。

> AIRライブに行くことになった経緯を、勝手に説明させていただきます。
> 1995年スパイラルライフのファンクラブに入会
> →中途半端なファンだったので1996年から興味が薄れる
> →スパイラルライフの存在を忘れ、それ以来2人の名前を見てもスルーしてしまう
> →今年の夏、何故かスパイラル熱が再燃
> →空白の10年を埋めるかのように、AIRやMOTORWORKS、スクデリを聞き始める
> ・・・となりました。この10年勿体ないことしたなーと後悔しまくりです。
> MOTORWORKSのライブにも行けずじまいでした。
> (去年テレビでビデオクリップまで見たのに、すぐに忘却の彼方となりました)
> というわけで、12月のAIRライブにはかなり気合入ってます。福岡公演の感想も送りますね♪

AIR@福岡、ぜひぜひ楽しみにしていて下さい。
「A Day In The Life」「one」「MY WAY」「BEST NOT BEST」で予習は万全ですが、
今年はさりげなくラウドも解禁してますので油断はできません(笑)
空白の10年。誰にでもブーム再燃ってあると思います。
ロスインディオス&シルビアの「別れても好きな人」じゃないですけど、
やっぱり心の奥底に張り付いた音楽体験って忘れられないんですよね。
ていうか、例えがとってもおやじくさいですね。僕、ポマードは使ってません。

> 青い鳥シリーズ(いわゆる小学生向け)なら全部持ってるんだけど、再度読みたくなってきた。
> 「冬」は目覚めちゃう話だね。
> ムーミンがフローレンの前髪に一目ぼれとか、知れば知るほど気になるムーミン世界...。

青い鳥シリーズ揃えてるの?いいなー。講談社文庫と内容も挿絵も同じなんだよね。
もっと大きいサイズ(B4くらい?)のもあったような気がします。
もちろん小説もいいんだけど、筑摩書房から5年くらい前に発売されたコミックスが最高。
全巻揃えたーい!(お金がない)
前髪に一目ぼれしちゃうなんて、ムーミンの意外なフェチズムを知って驚いております。



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