:: びっくり日記

チーム黒沢くんと石田くん@mona records

2005.01.08

2005.1.8 AFTER THE 帰省ラッシュ@下北沢mona records
チーム黒沢くんと石田くん SETLIST


01. Whatever Gets You Thru the Night / John Lennon
02. She Loves You / The Beatles
03. Baby's In Black / The Beatles
04. Two Of Us / The Beatles
05. Missing Piece / MOTORWORKS
06. I'm Down / The Beatles

+ + + + +

20時52分、黒沢くんと石田くん登場。2人ともメガネメガネ。
黒沢くんはフレッドペリーのジップセーター。石田くんは黄色いトレーナーにMOTORWORKSのリストバンド。
レコ屋巡りのついでにふらっと立ち寄ったかのような感じでした。

機材のセッティング中、ギターを爪弾きながらリズムを取る黒沢くんをじーっと見つめてたら、
黒沢くんも僕をじーっと見つめるもんだから、なんとなく会釈(笑)
目と目で通じ合う、かすかに、ん、色っぽい。

「こんなことになるとは思わなかった。身内の新年会だと思っていた」
そんな石田くんの言葉からライブスタート。
1曲目は、MOTORWORKSのライブでも披露されたジョン・レノンの“真夜中を突っ走れ”。
2人ともアコースティックギターを抱えているものの、黒沢くんはギターを弾かず、ボーカルとカズーに専念です。
基本的にカズーは歌っていればOKな楽器だから、歌が上手な黒沢くんのカズーは、やっぱりお上手ですね。

曲が終わって、あらためてお2人から新年のご挨拶。
「去年は黒沢くんと一緒にバンドをすることになって・・・」と遠い目で2004年を振り返る石田くん。
カリスマプロデューサーの岡井大二さんに「僕達がバンドやるなんて思ってましたか?」と聞いたら、
「やると思ってたよ」とあっさり言われてガッカリとのこと。

さらに石田くん、これだけ長い付き合いの友達とバンドを組むことを
「幼なじみの女とヤッちゃった感じ」と相変わらずの暴言炸裂(笑)
すると隣りでそのセリフを聞いていた黒沢くんは「ワーーー!!」。
石田くんが放送禁止の言葉を吐いた際の、いわばピー音の役割を果たしている模様です。
重労働だなぁ(笑)

番組制作費詐取で先日逮捕されたNHKプロデューサーと知り合いだったと話す石田くんに、
「(その人って)悪い人なんですか?」と真顔で尋ねる黒沢くん。
「すごい人なんですか?」「強い人なんですか?」といった類の質問は、もはや黒沢くんの必殺技ですね。
真顔でそんなストレートな質問をされたら、思わず笑っちゃうもん。
健太さんも、黒沢くんのそういうところがカワイイんだと思う(笑)

2曲目、3曲目とビートルズナンバーが続きます。黒沢くんもしっかりギター弾いてます。

新年早々、風邪をひいたという石田くん。一方の黒沢くんは、なんとパソコンウィルスに感染してしまったそう。
Windowsマシンはウィルスがあまりに多いので、Macに乗り換えようかと思っているそう。

「もしもし、もしもし!あ、石田くん!?」
「おー、こんな時間にどうしたの黒沢くん」
「たしか石田くんってMacユーザーだよね?」
「あぁ、そうだけど」
「あのさー、右クリックってどうやるの?」
「・・・」

といった会話がいまから想像できるのは僕だけでしょうか。

今回ビートルズのカバーをするのには理由があって、
先日行なわれたMOTORWORKSのSHIBUYA-AX公演で、
ビートルズナンバーを演奏できなかった怨念を晴らすためとのこと。
あの日のライブは今度発売するDVD用に収録してたわけですが、
ビートルズの楽曲をDVD等のパッケージに収録する場合には、
印税を莫大に支払わないといけないし権利関係が煩雑なんだそう。

そんな話をした後に“Two Of Us”。
さらに「自分たちの曲でもやっときますか?」と、“Missing Piece”。アコースティックで聞いても、名曲は名曲です。

早くも次が最後の曲です。

石田くん 「これでお願いします」
黒沢くん 「あ、ハイ!」

まるで小学校の出席確認のような元気な返事をする黒沢くん。
「じゃあ、新年シャウトはじめということで」
そう言って不敵な笑みを浮かべた黒沢くんが歌い出した曲は、おなじみ“I'm Down”!
アコースティックでもお構いなしに大熱唱。もう最高。

21時22分、終演。
ぴったり30分の演奏時間で、アンコールは無し。あっというまだったけど楽しかったです。
健'zとは違った趣向のカバーユニットとして、チーム黒沢くんと石田くんは充分に評価できますね。

惜しむべくは、本日をもって解散だということかな(笑)

+ + + + +

他の出演者様についてもちょっとだけ。
まず、オープニングアクトとして登場した神森徹也さん。
オザケンとかカジくんあたりのフニャ系ボーカルと、優しいメロディーとの組み合わせがなんとも魅力的。
僕は好きだなぁ。ちなみに、年末の「健'zと忘年会」にもいらしていたそうです。
本日のセットリストは以下の通り。

01. せつない
02. とにかく走る
03. 胸が締め付けられる


続いて、湯川潮音ちゃん。
かわいいなー。いいよいいよー。合唱隊に所属していたということも納得の発声法。
癒されるというか、その世界にすーっと吸い込まれる感覚かな。「トーベンから生まれました」は名言でした(笑)
セットリストは以下の通り。

01. インディアン・スミレ
02. 逆上がりの国
03. シルエット
04. It's fine day
05. 小さな彩
06. 裸の王様(with 湯川トーベン)
07. Water Is Wide


次は、みんな大好き湯川トーベンさん。
僕はトーベンさんの弾き語りって、トム・ウェイツみたいな酔いどれロックだと勝手に想像してました。
淡々と、ブツブツと、ニヒルな感じで進行するのかと(笑)
ところがロックナンバーではすごい躍動感だし、静かな曲では素朴で渋いボーカルが味わい深くて素敵。
トーベンさんのリズムを刻む足踏みが、僕の座っている席まで響いてきました。

個人的にツボだったのは「アンガス!アンガス!」と連呼する5曲目。最高です。
アンガスとは、もちろんAC/DCのアンガス・ヤングのことですね。
で、ご存知の通りトーベンさんは元・子供ばんど。子供ばんどは和製AC/DCなんて呼ばれてたわけで。
(うじきつよしが“ジャパニーズ・アンガス”ってだけ?)

子供ばんどのメンバーだった人が「アンガス!」と連呼する光景はある意味シュールでした。
セットリストは以下の通り。

01. 僕はカラス
02. フォークロック
03. 坂道
04. 悲惨(with 岡井大二 as Known“大ベン”)
05. バンドマン・ブルース
06. 天国行きのバス 
07. ?(with 湯川潮音)


■ Honey Don't/The Beatles



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黒沢健一::チーム「黒沢くんと石田くん」


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