:: びっくり日記

10cc来日公演!

2005.07.15

10cc(Graham Gouldman and friends)
2005年7月14日 渋谷Duo セットリスト

01. The Wall Street Shuffle(#10)
02. The Things We Do For Love(#6)
03. Good Morning Judge(#5)
04. I'm Mandy Fly Me(#6)
05. Life Is A Minestrone(#7)
06. Art For Arts Sake(#5)
07. Bus Stop(The Hollies / #5)
08. No Milk Today(Herman's Hermits / #7)
09. Look Through Any Window(The Hollies / #4)
10. For Your Love(The Yardbirds / #3)
11. Silly Love(#24)
12. Donna(#2)
13. The Dean And I(#10)
14. From Rochdale To Ocho Rios
15. I'm Not In Love(#1)
16. Dreadlock Holiday(#1)
EN
17. Rubber Bullets(#1)

※カッコ内は全英チャート最高位


どうですか、このありえないセットリスト。
アルバム曲である14を除いて、すべて全英チャートTOP25のヒット曲ですよ。

さて、10cc東京公演の会場は、渋谷Duo。電話で予約していたチケットを入口で受け取り場内へ。
うわー、ひとりで来てる人少ないなぁ・・・。サラリーマン2人組、OL2人組、ご夫婦、アベック(死語)
「Duo」という会場名からもわかるとおり、2人でゆっくり食事しながらライブを楽しんでもらうという、
まぁそんな感じのコンセプトで作られたハコらしいですよ。

ひとり寂しく一番はじっこの席に座り、スクリーンで繰り返し上映されている
ギルバート・オサリバンのライブ映像をボケーっと眺めながら開演を待つ僕。
この会場はロフトプラスワンのようにチケット代とは別に「要1オーダー」ということなので、
小腹も空いていた僕はドリンクとフードを注文してみました。ビール750円、サンドウィッチ1100円。高いよー(泣)

ライブは“The Wall Street Shuffle”でスタート!おぉ、上手いっ!
グラハム以外のバンドメンバーは知らない人ばかりだったけど、演奏技術はものすごく高かったですね。
おそらく本家10ccよりも上手いんじゃないか(笑)

2曲目に早くも“愛ゆえに”が登場。
CMタイアップもあってか、日本でとても人気の高い曲ですよね。それにしても見事なハーモニーだなぁ。完璧!

“Good Morning Judge”では僕の席の前にいた外国人の女の子が、
リズムに合わせてクルクル踊っていて愛らしかった。

大好きな“I'm Mandy Fly Me”。間奏のギターソロは鳥肌モノ。
メンバーが横一列に並んでコーラスしてる姿を見て、「デフ・レパードみたいだなぁ」なんて思いました。

アップテンポな“人生は野菜スープ”では、まるで新人バンドのような勢いを感じることができたし、
演奏が進むにつれて段々と熱を帯びていく様が圧巻!ゆったりとした前曲とのコントラストも鮮やかでした。
この曲はパーカッションのミック・ウィルソンがボーカルだったんだけど、歌上手いっ!

出たー!“Art For Arts Sake”です!イントロのギター泣きまくり。グラハムのベースもすごい存在感。
独特のタイム感が要求される難しい中間パートも余裕しゃくしゃくにこなしております。

グラハム先生(もう先生と呼ぶ)がベースをアコギに持ち替え、サラリと弾き始めたイントロに場内からは歓声が。
なんと“Bus Stop”!グラハム先生が10ccとしてデビューする前にホリーズに提供した全英5位の大名曲です。
ボーカルも良いし、アコギの響きも最高。

そこからは、まさに60年代ブリティッシュ・ビート史の一部を垣間見るような怒涛のセルフカバー。
ハーマンズ・ハミッツへの提供曲“No Milk Today”、ホリーズの“Look Through Any Window”、
そしてThe Good-Byeファンにもおなじみヤードバーズの代表曲“For Your Love”といった具合。
英国ポップス職人の面目躍如ですね。

再びセットリストは10ccに戻り、“Silly Love”、“ Donna”、“The Dean And I”といった初期名曲を立て続けに披露。
すべてメインボーカルはグラハム先生ではなく、パーカッションのミック・ウィルソン。
繰り返しになるけど、とにかく本当に歌が上手くてねぇ。特にファルセットで歌う“Donna”なんて本家10ccそっくり。

トロピカルな“From Rochdale To Ocho Rios”に続いて、誰もが知ってる超名曲“I'm Not In Love”へ。
この曲特有の浮遊感を演出する印象的なコーラスは、メンバー4人の声を256人分オーバーダビングしたもの。

で、ライブ後に気付いたんだけど、
“I'm Not In Love”から“Dreadlock Holiday”、アンコールの“Rubber Bullets”までなんと全英1位3連発!
もうおなかいっぱいですー。

想像していた以上に素晴らしいライブで、あらためて楽曲の普遍的魅力を実感しました。
とても30年以上前に作られた音楽とは思えないですもん。やはり奇才メロディメーカーの紡ぎ出す魔法なのでしょうね。

中学時代からの夢がひとつ叶いました。


■ The Worst Band In The World/10cc


> 健'zのアルバム1枚でバッチ2個もらえるんですか?

アルバム1枚につき、バッジ1つですよ。まぎらわしかったですね、すみません。

> こんばんわ。ラジオレポ、ありがとうございます。
> プロモーションと関係ない演奏曲も健'zらしいですね(笑)
> 4月のCRTのときも、レコ発のインフォメーションしながら
> 収録されていない「Surfer Girl」やってましたものねえ。
> 海の日+インストアでもいろいろやってくれそうな予感。たのしみです。


健太さんいわく、アルバム曲は「アルバム発売の頃にはすでに飽きてる」そうですから(笑)
あんまりレコ発とか意識しないで、色々好き勝手やってくれたほうが健'zっぽい気もしますね。

> あ、忘れてました・・・ラジオ。って、TBSは聞けません。
> ところでYahoo!でやってるガンダム占いやりましたかー?


あ、これですね?
http://fortune.yahoo.co.jp/fortune/special/gundam/
どれどれ、ふたご座のA型は・・・。

「高機動型ザク」

判断力に優れ、好奇心旺盛で行動半径も広いので様々なところに顔を出します。
ただし、行動力と反比例して持続力がないのが弱点。いろんなことが中途半端で終わってしまうようです。
また、調子のいいときは積極的で陽気ですが、
いざ低調になるとささいなことをクヨクヨ気にしてネガティブになり、持ち前の行動力も影をひそめてしまいます。
(中略)人間関係の多さと反比例して異性関係の経験値は低いままです。

ぎゃーーーす!(絶叫)



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