:: びっくり日記

黒沢健一@タワーレコード渋谷店

2006.05.04

黒沢健一@タワーレコード渋谷店 STAGE ONE
MUSIC DAY2006 「人間そんなにキレイじゃない」

SET LIST
01. Younger Than Yesterday(L⇔R)
02. BLUE(徳山秀典)
03. Rock'n Roll

with 浜崎貴司
04. Two Of Us(The Beatles)
05. All My Loving(The Beatles)
06. Nowhere Man(The Beatles)

+ + + + +

本日は先生ときくっちゃん2人の弾き語り形式でした。先生も常時ギターを演奏。
1曲目。聞き覚えのないイントロ。この曲なに?

先生:「♪扉を~」
僕:「ぐぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

渋谷に伝説を見ました。いまだに信じられない。16歳のときにメロディーを書いた曲と紹介。
先生いわく、今回は“イノセントさ”をテーマに選曲したとのことです。

「僕、矢沢永吉さんとひとつだけ似てることがあって・・・沢という文字が同じなんです」

せ、せんせーっ!(笑)

“性格面”であるとか“音楽に対する姿勢”に共通点があるのかと思ったら、沢。
この人の思考はどうなってるんだいったい。

ギターのきくっちゃんとは1日だけリハーサルしたそうです。
そのとき、きくっちゃんから「この曲やりましょうよ」とリクエストされたのが、
かつて徳山君へ提供した名曲「BLUE」。先生はこの曲をずっと忘れていたらしい(え~!)
でも思い出したら、イノセンスな感じの曲だなぁと思ったそうです。
そもそも純度100%の黒沢メロディーなので、先生本人が歌っても全く違和感なし。

久しぶりに聴いたよ、“Rock'n Roll”!アコギを激しくかき鳴らす2人。
先生のフェイクも以前と変わってなくて妙に安心する(笑)
おなじみ、曲終わりの一言は「どうもありがとう」。
バンドバージョンでは「Thank You」。アコースティックのときは「どうもありがとう」が多い?

MCのスマイリー原島さんと、ちわきまゆみさんが登場してトークコーナー。

黒沢健一名義では久しぶりのライブ。「3年ぶりくらいですかね」と先生。
「えぇ!」と驚くスマイリーさん。「一人でやれよ!みんな待ってるんだから」。

客席からは惜しみない拍手(笑)
スマイリーさんの暴走はなおも止まらない。
「わけのわからないバンドばかりやって・・・」
「おっさんとか予備校生みたいなのばかり集めてさ。・・・ひとりでやれっつーの!」

以下、僕の推測。
・おっさん集めたバンド→MOTORWORKS、もしくはSCIENCE MINISTRY
・予備校生みたいなのばかり集めたバンド→curve509?

そして先生の口調は常に丁寧で腰が低いという話題に。
先生いわく、バンド仲間には敬語を使わなくても済むからロックな感じがするらしい。
でも健太さんには敬語なんだって(笑)

それでは、先生とスマイリーさんの小粋な会話をお楽しみ下さい。

ス:「黒沢さんが“お前”って呼ぶ相手は誰ですか?それ架空の相手でしょ?」
黒:「そういえばあんまり言わないですねぇ」
ス:「そうでしょ?黒沢健一は丁寧な人ですから」
黒:「あ、弟に言います」
ス:「秀樹かよっ!」
黒:「弟だから仕方ないんです」
ス:「もうちょっと弟もリスペクトしてやれよ!」

先生はテクニックに頼らず、ひらめきと無意識の力で曲を作るらしいです。
リスナーの立場として作り手の意図的な部分が見えてしまうのは嫌だ、と。やっぱり天才だわ。

先生の真空管トークが熱かった!秋葉原の真空管専門店のおやじは神。
PSE法適用で真空管の流通が危なくなったとき、真っ先に健一先生のことを心配したという浜崎さん。

「黒沢くんは舌噛み切って死ぬんじゃないかと。省庁の前で腹切って死ぬんじゃないかと」

浜崎さんとの“Nowhere Man”では、なんと先生がギターソロ弾きましたよ!
うおおおー!た、たどたどしいっ!かわいい!(笑)


■ Wondering/黒沢健一



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