:: びっくり日記

ブルース・スプリングスティーンナイト

2005.05.15

本日のCRTはブルース・スプリングスティーン(以下ボス)!

ゲストはもちろん黒沢健一先生。2ヶ月連続の出演ですよ。
お召し物のシャツは、白地に黒グラデーションの格子柄でした。
インナーはよく見えなかったけど、ストーンズの白Tシャツかな?まったく年相応に見えません!少年のようです!
「俺はこんなにボスのことが好きなのにボスは野球が好き・・・」
「ボスが野球のルールを知ってて寂しかった」とのこと(笑)

ステージ向かって左から健太さん、健一先生、寺さん。

「ボス!」「いつもそばにいてねー!」という乾杯の後は、基本中の基本という1979年“Rosalita”のライブを観賞。
いやー、すごいすごい。若いボスのエネルギーがあり余ってる感じ。
観客の女性が何人もステージに上がってきて、ボスに絡みまくり。
演奏もボーカルも荒々しいんだけど、それがまたロックンロールヒーロー然としていてかっこいい。
ビデオが終わると先生は本当に嬉しそうな顔で「イカしてますよねぇ。サイコー!」。声が裏返ってました。

先生が最初に聴いたボスのアルバムは、近所の貸レコード屋で借りた「BORN TO RUN」とのこと。
お友達はそのアルバムタイトルを“生まれながらの使いっ走り”と訳したらしい(笑)

“Dancing In The Dark”のPVがあまりに微妙すぎて、当時、ボス支持派とアンチに分かれたそうです。
「Gジャンのそで切ったときに間違っちゃったよね」と健太さん。
「日立のほうではOKだったの?」だって(健一先生=日立出身)

で、その問題のPVを観たんですけど、いきなりボスの股間アップから始まるんですよね・・・(笑)
「股間!」「ハイ、股間!」と実況する健太さんが面白かったです。
そしてビデオを観終わって先生がポツリと呟いた一言が「今見るとカッコイイような気がします

先生、それは「気がする」だけだと思います・・・。

客席の寒々しい空気を察したのか、
「ま、メインストリームを拒絶しない凄さっていうのはあるよね」と健太さんがすかさずナイスフォロー!
ボスの股間は忘却の彼方へ。

次に“Sherry Darling”のライブ映像を観賞。ハンドマイクでステージを駆け回り熱唱するマッチョなボス。
テレキャスター(ギター)持ってるのに、あまり弾いてません。
某黒沢先生もライブではあまりギター弾きませんからね。これでいいんです。きっと。
かっこよければいいじゃない。

突然、健太さんがバルセロナのライブ映像をチョイス。
“Badlands”のイントロで熱狂する観客の姿が、まるで東八郎のようだからとのこと(笑)
んー、たしかに興奮してモッシュに近い状態で、みんなピョンピョン飛び跳ねております。

「ストーンズのバルセロナライブも凄いんですよ」と、レココレ編集長の寺田さん曰く。
僕もAC/DCの「ライブ・イン・バルセロナ」のビデオを持っていたけど、
たしかに観客の熱狂度は尋常じゃないですね。国民性でしょう。

今月のCRTはいつにも増して映像素材が豊富です。
次に観た映像は、2000年ニューヨーク。メンバー紹介の場面です。
「かっこよくて泣きましたね、オレ」とは、健一先生の言葉。
つーか、ボスのメンバー紹介ってすごい!あのエネルギーに圧倒されて、観てるこっちも汗ばむ感じ。
20分くらいあったんじゃない?メンバー紹介で血管が何本か切れてるって絶対(笑)

ここまでが前半。もうお腹いっぱいです。
休憩を挟んで、後半スタート。・・・あれ?なんか人数増えてない?

あ、健'z with Friendsじゃん!また事前告知なしの突発ライブですかー!?

「何かやるわけじゃないけど(with Friendsの二人が)遊びに来てたんで」と健太さん。
ステージ上の並びは向かって左から、

  太 - み - 健 - や - 寺

話題は前半に観たメンバー紹介の映像で持ち切りです。
「メンバー紹介だけのベスト盤作ってほしいですね」というテラさんの意見は面白い!
ぜひ実現させて下さいソニーさん。

和製スプリングスティーンといえばやっぱり佐野元春ですが。
サノモトをネタにすることが多い健太さんが、「いや、私は佐野さんを尊敬してますからっ」と弁明(笑)
ボスになりたかった日本人ミュージシャンはたくさんいたけれど、
“音楽的に解析して”自分の作品へ昇華させた最初の人であると。

あそこまで「まんま」だと、逆に潔いと思いますよ。うん。
僕が中学生の頃は、ハマショー派とサノモト派に分かれていて、
僕はハマショー派だったんで、あまり詳しくはないんですけど。
佐野元春にとってのハートランド、浜田省吾にとってのTHE FUSEというバックバンドとの関連性は、
ボスにとってのEストリートバンドという構図に符合するわけで、当時はみんなボスに憧れていたんですよね。

「佐野です。佐野元春です」

健太さんに直接電話がかかってきたんだって。
フルネームは後に言うんだーと、健太さんは思ったらしい(笑)
その話をしたときに、テラさんがさりげなく言った一言が最高。

「外れるのはカズです。三浦カズです。みたいなもんですかね」

なぜいまさらトルシエ・ジャパン!?(笑)
出演者のみなさんには華麗にスルーされてたけど、僕はなんかツボに入っちゃって10分くらい笑いっ放しでした。
いつも控えめで声も小さいからスルーされがちだけど、テラさんって、時々めちゃめちゃ面白いこと言うんですよね。

ボスがCSN&Yと一緒に“Hungly Heart”を演奏するビデオを観賞。ひえー、ニール・ヤング若いっ!
このビデオを上映してる最中、健太さんが健一先生に「ライター貸してくれ」と言いました。
そのときライターを手渡した先生の動作の機敏さ!親分の命令にキビキビ対応する子分のようでした(笑)

つーか、先生いつからライターをZIPPOに?
実は僕、かなりのZIPPOマニアなんでぜひ今度見せて下さい。

健太さんにアンケート読まれました。
ボスに衝撃を受けて犬の名前を「ボス」にした話や、バイトしてギター買ったとかいうつまらん思い出話です。
大好きなアルバム「HUMAN TOUCH」からリクエスト曲までかけていただき、本当にありがとうございました。
実家のボス君もきっと喜んでいると思います。

ボス君:「健太さんアリガット!」


L⇔R時代、スタッフの悪戯でモニターから顔がニューッと出現、びっくりして鼻血を出したという健一先生。
(驚いて鼻血出す人、珍しいと思うんだけど・・・)
そんな健一先生ですが、世界で一番好きなギターパートは、ボスの名曲“THUNDER ROAD”のエンディングとのこと。
ライブ映像の後にはやはり「クゥ~!」と、裏返った声で感嘆。

立川談志師匠はボスを意識しているのではという話になったとき、やっちんが「健太さんもバンダナしたら?」と提案。
健太さんいわく「バンダナすると焼肉屋の人みたくなるんだよ」だって。わはは。
ちなみに「ウォウウォウ」で泣かせられるのはボスとディオンと浜田省吾とやっちんだ、と健太さんは言う。

と、ここで重大発言!言わないで言わないでさよならは間違いだよ(ガラスの重大)

関西方面の方、お待たせ致しました。なんと、9月にCRTが関西へ出張とのこと!健'zも行きます!
今まで生の健'zを体験する機会がなく、寂しい思いをされていた方もいらっしゃることと思いますが、
これは絶対に観ておいたほうがいいです。断言します。僕もこだまに乗って行きます。関西の皆様、よろしく。

そしてアルバムのプロモーションとして、久しぶりのテレビ出演があるかもしれないとのこと。
スタジオ観覧を募集するから、みんな来て下さいだって。

健太さんの「貯金してますかー?」という問いかけと、不敵な笑みの裏に隠された真実とは!?
オフィシャル発表を待て!

というわけで、次回のCRTは6月14日(火)。内容未定とのこと。
健一先生の本日の喫煙本数は9本でした。先月より1本減。健康のためにもタバコはほどほどに。

ではまた。


■ Roll Of The Dice/Bruce Springsteen


> 期間限定ページは石田師匠のとこだけ(以下自粛)
> バッド・フィンガーの紙ジャケ、黒沢シェフは帯がどうとかまで細かく熱く語ってらっしゃって。
> コレクター気質とはこういうものかと感心してみたり(笑)


あ、そんなマニアックなところまで(笑)
今回の再発って、レコード出た当時と帯が違うんですよ。
せっかく紙ジャケで出すんなら細部までこだわってほしいわけで。
その中途半端さも、僕が購入を踏み止まった一因なんですよ。
来月からシリーズで発売されるボスの紙ジャケは、ヤバイです。
スタッフがめちゃめちゃ本気なので、とんでもない完成度。
金欠なんで全タイトルは買えないかも・・・。でも欲しいなぁ。

> そうですか・・・
> 私もデジ○ルホン時代から使っているので(しかも番号・メールアドレス不変)肩が落ちますね。
> あ、健ちゃんが先生って呼ばれ始めた理由ではないですけど、
> 昔ラジオの公開録音か何かで、DJの方が「ふだん何て呼ばれてるんですか?」と健ちゃんに聞いたとき
> 「せんせいーっ!」と客席からだれかが叫んで爆笑してた思い出があります。


ま、別にボーダフォンが潰れるわけじゃないんですけどね(笑)
ただ、あまりに個人株主を軽視した態度に株主じゃなくとも幻滅しているユーザーは多いと思います。
「外資資本になったから上場廃止するわ。配当出すのも面倒だし。
 え?いま持ってる株は買い取ってくれないのかって?ごめんねー。
 個人で勝手に売るなり煮るなりしてね。あとは知らない」
こんな感じですよ。外資はやることが乱暴ですなぁ。
早速ステーション(100/月)とアフターサービス(300/月)を解約しました。

> 「浪漫幻夢」、前奏長くてびっくりしました。歌い出しに未だ馴れず。
> それより自分の声にどんよりしてます。やっちん、歌うまうま。


そうそう、イントロがフェードインしないでベースのブウンという音から始まるんだよね。イカスぜ!
カラオケと違ってガイドメロディがないから、歌うのはかなり難儀ですよね。やっちんすごいよ。
このCDで練習して「のど自慢」に出るのが僕の夢です(笑)



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