:: びっくり日記

DC5のCD

2007.08.25

DAVE CLARK FIVE

本日のディスクユニオン吉祥寺店でのお話。

妻ニクルが新入荷の棚でDAVE CLARK FIVE(以下、DC5)を見つけました。
5~6年前にドイツのRock-In-Beatというとっても怪しいレーベルから発売された、
「I LIKE IT LIKE THAT / TRY TOO HARD」の2in1CDです。

いまやDC5のCDは世界的にも廃盤なので、収録曲を見て買うか買わぬか決めるというより、
とにかくなんでも「見つけたら即買い」という次元であろうと思います。
今回のCDは定価2,000円ですが、販売価格は2,300円。廃盤なのでプレミアがついています。
しかし彼らのCDに限って言えば、300円くらいはプレミアのうちに入らないでしょう。

今回の「I LIKE IT LIKE THAT / TRY TOO HARD」は僕がすでに持っているので、購入見送り。
でも、発見者の妻ニクルはCDを手にしたまま名残惜しそうにしばらく店内を徘徊してました(笑)
最近はあまり中古で見かけなくなったし、お互いDC5好きとしてその気持ちは充分にわかるけどね。

ドイツのRock-In-Beatというとっても怪しいレーベルによる一連のDC5再発の折、
迷うことなく全タイトル揃えておいて良かったなぁ、と今になってつくづく思います。
アナログ盤からのコピー(針飛びしている箇所があるので間違いない)とはいえ、
安易な選曲のベスト盤ではなく、オリジナル盤のフォーマットで彼らの音楽を楽しめる上、
ボーナストラックにはバージョン違いや未収録曲などの貴重音源が盛り沢山なのです。

ちなみに僕の一番好きなオリジナルアルバムは「WEEKEND IN LONDON」。
いわゆるブリティッシュ・ビートからは少し距離を置いた作風だけど、バラード名曲多し。

あ、そうそう。
「I LIKE IT LIKE THAT / TRY TOO HARD」には、「Pumping」という曲が収録されています。
L⇔Rの「Pumping '92」と聴き比べるとなかなか楽しいですよ。
右から読んでもDC5CD、左から読んでもDC5CD。
DC5を聴きはじめようかなぁと考えている方は、売り切れる前にディスクユニオン吉祥寺店へ急行!


■ 電話でサヨナラ/The Dave Clark Five


> 感想ありがとうございます!
> 私としては、今回の曲「健一先生はもっといけるはずだ!」と思ってしまいました。
> 確かに、アレンジの仕方によって曲が変わって聴こえますよね。
> 詳しく分からない私にも、その違いは何となく分かります。
> もっと黒沢健一の曲を活かして欲しい。健一先生Fight~!!
> ちなみに、立体感のあるアレンジってどんな感じなのでしょうか?


僕はプロのアレンジャーでもなく、聴いて何かを感じるというセンスも人並み以下なので、
抽象的、感覚的なものとして「立体感のあるアレンジ」という言葉を使います。
つまり、明快な言葉で定義することはできません。なんとなくイメージで捉えて下さい(笑)
「猿の記憶」は立体的なアレンジだなぁ、と感じます。多層的で空間の広がりを感じさせる音。
逆に、「Let me Roll it!」や「curve509」といったアルバムは、シンプルで平面的なアレンジです。
「Knockin'~」や「GAME」のシングルバージョンと聴き比べるととてもわかりやすいのですが、
アルバムでは各楽器の音が一塊となってますよね(これはアレンジというより音質の領域かも)
もちろんどちらが良い悪いという話ではなく、それは100パーセント聴き手の好みの問題です。
色々書きましたが、今回の徳山曲の物足りなさの要因としては、アレンジうんぬんだけではなく、
「健一先生のコーラスがない」ということも大きいんじゃないかと個人的には思っております。



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音楽::British Beat