:: びっくり日記

新沼謙治コンサート2007

2007.07.21



新沼謙治、2年ぶりのワンマンコンサートに行ってきました!

iPodでマイケル・シェンカーを聴きながら京浜東北線に乗って蒲田へ。
会場のアプリコホールに到着して、まず目に飛び込んできたのはロビーに溢れ返る人、人、人。
これはどう見ても開演までの30分間に全員の着席は無理じゃないかと思ったんだけど、
案の定、13分遅れでコンサートスタートとなりました。

僕の座席は2階の最前列(しかもド真ん中)という、ステージと客席全体を拝むには最高のポジションでしたが、
最近なぜか高所恐怖症になってしまった僕は、予想以上の高度にビビりまくって足がすくんでしまいました。

オープニング「嫁に来ないか」のイントロで、1階客席後方から颯爽と謙ちゃん登場。
続いてデビュー曲の「おもいで岬」を朗々と歌い上げた後は、なんと「旅先の雨に」!
これには本当に感動。小椋佳のペンによる名曲中の名曲です。ゆったりとしたアレンジも良かった。

「情け川」~「酒とふたりづれ」~「古里はいいもんだ・・・」~「愛妻北挽歌」と怒涛の純演歌ラーッシュ!
特に、低~中~高音域と非常に幅広いレンジで歌い上げる「情け川」では、その全く衰えぬ美声に惚れ惚れ。

「風まかせ夢まかせ」では、毎度お約束の客席を練り歩きながらの握手サービス。
ご祝儀をポケットに押し込むファンがたくさん見えました。みんなお金持ちなんだなぁ(笑)
「私の背広のポケットは大きくしてあります」と、茶目っ気たっぷりに話す謙治なのでした。

「ヘッドライト」を彷彿させる曲、というMCの後に披露されたのが、新曲「旅路」。素晴らしい曲です。
「こね太郎」では本物の左官職人が8人くらい登場して、ステージ上でダンス。ぎこちない(笑)

「流るるままに」からは弾き語りコーナー。ギターは22~23歳の頃に渋谷で買ったものらしいです。
いまは亡き河島英五が、そのギターを楽屋で見る度に欲しがっていたなんていうエピソードも。

続けて謙治の味わい深きギター弾き語りで、昭和の巨匠・藤山一郎のカバーを2曲披露。
ある著名な先生が、藤山一郎の後継者は新沼謙治であると言ったそうで、謙治は恐縮しながらも嬉しそう。
祐天寺に住んでいたときは、「あれが藤山邸かぁ」なんて思いながらいつも散歩していたらしいです。

弾き語りコーナーが終わると、ステージ上を舞う白いドレスのダンサーが8名登場。
女声ソプラノの方とデュエットで「千の風になって」。この曲をちゃんとフルコーラスで聴いたの初めてだー。
秋川バージョンはよく知らないんですが、謙治の歌もなかなか良かったですよ。

「黒潮列車」と「ちぎれたペンダント」では、先ほどの8名がキャバレー風ダンサーとして再登場。
照明も激しく明滅し、ステージ演出もより煌びやかに、ゴージャス感を増していきます。
前回は、MR.BIGのパット・トーピーのように、ドラム叩きながら「黒潮列車」を歌ったんだけど、
今回はじっくりと歌に専念です。DVDで観たけど、あれはかなりつらそうだったもんなぁ。

続けて、雄大な「大雪よ」、宇崎竜童作曲の「飛行機雲」、力強いメロディーの「ヘッドライト」。
「ヘッドライト」を熱唱し終えた謙治が思わず一言、「ヘッドライトは燃えますね!」
さらに、「30ウン年歌い続けてきましたが、こんなにぴったりくる曲は少ないんです」とも。

そして、次が最後の曲だと告げたところで観客のひとりがステージ下に近づき、ご祝儀を謙治に手渡し。
すると、まるで堰を切ったように、お花・おみやげ・ご祝儀などを持ったファンがステージ下へ駆け寄り、
あっというまに長蛇の列が!それから15分以上、延々と手渡し&握手大会(笑)
さすがに途中で「今年も腰が痛くなってきました・・・」と51歳の謙治。
僕はいわゆる演歌系のコンサートって今回初めて参加したんだけど、
「おひねり」の慣習がこれほど根強く残っているとは正直驚きです。圧倒されてしまいました。

「ちぎれたペンダント」で謙治が客席に投げ込んだ上着(ジャケット)をキャッチされた方が、律儀に返却に。
「あ、それは受け取った方にあげますよ」と謙治は優しく言うものの、
「ファン同士でケンカになってしまうので」という理由で、結局ジャケットは本人の元へ戻っていきました。
うーん、実に礼儀が正しい。謙治いわく、「このジャケットは新沼謙治記念館に展示されてもらいます」。
そんな記念館ないっつーの(笑)

なんとこのご祝儀コーナーで、謙治の息子さんと娘さんが登壇。お二人とも大学生とのこと。
娘さんは「千の風になって」はお父さんが歌った方がいい、と仰天発言(笑)
「そんなわけないでしょ!相手は声楽家のプロですよ!」とすかさずフォローする謙治パパ。
秋川さんは肺活量5800あって、僕は2300くらいしかないんです、なんていう話題も。

本編ラストは「津軽恋女」。アンコールは「マイウェイ」でした。20時11分終演。

今回、尺の長い曲は2コーラスほどの長さにアレンジして歌っていたようなので、
コンサート全体の進行がテンポよく、飽きさせない構成だったように思います。

できれば、関東でも年1回のペースでワンマンコンサートを開催してほしいですね。

+ + + + +

新沼謙治コンサート2007
2007.7.21 蒲田アプリコホール
SETLIST

01. 嫁に来ないか
02. おもいで岬
03. 旅先の雨に
04. 情け川
05. 酒とふたりづれ
06. 古里はいいもんだ・・・
07. 愛妻 北挽歌
08. 風まかせ夢まかせ
09. 旅路
10. 左官職人こね太郎
11. 流るるままに
12. 酒は涙か溜息か
13. 影を慕いて
14. 千の風になって
15. 黒潮列車
16. ちぎれたペンダント
17. 大雪よ
18. 飛行機雲
19. ヘッドライト
20. 津軽恋女
EN
21. マイウェイ


■ さよなら橋/新沼謙治


> うちの近所は3,553ptのAクラスでした!
> そりゃそうだな、23区で電車まで5分だし(笑)
> スーパーもコンビニも銀行もすべてちかいもん。


おぉ、Aクラスっ!すごい。
交通至便、買い物至便で、まさに「ザ・都心」って感じですかね。
僕の実家と同様、ド田舎クラスでしたーという声も結構聞くんですが、
まぁ、日本の領土のほとんどは森林ですからド田舎が多くて当然な気がします(笑)

> こんばんちわです、山形の者です★
> ひろりんさん、入隊したんですかー。
> 某テレビ番組でビリー隊長がでていたので、あたしもお茶の間で「プチ入隊」してみました!
> ほんの5~10分ぐらいだったのに、体中が暑いっ。
> 汗が、あぁ…テレビでは『諦めるな!声を出して!』って隊長が言ってます。
> あ、あれは…あれなら絶対身体が締まります。
> あんなに腹筋割れなくてもいいから、身軽になりたいっす。
> その前に、入隊するまでの体力とかつけたほうがいいかも。ハイ(笑)


山形の者さん、こんばんは。無料体験入隊してみたんですね(笑)
汗、すごいですよね。隊長のシゴキに耐えるためには、ある程度のタフネスさが求められます。
普段まったく運動していない僕のような人間が張り切って入隊しても、はじめは全然動けません・・・。
実は入隊後、なんだかんだでバタバタ忙しく、トレーニングにあまり時間が取れていないんです。
このままでは素行不良で除隊させられてしまいそうです。がんばらなくては!



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音楽::新沼謙治