:: びっくり日記

electra_electro. 6th Live

2007.12.19

今回も「electro」のスペルが間違ってるけど細かいことは気にしない方向で(笑)

SETLIST
01. Re:
02. Oct.
03. バター
04. ピース スタイル
05. echo_echo.

看板のバンド名の表記ミスが気になりつつも、階段を上がり、重いドアを開けて店内へ。
ライブ前日にお仕事で大阪日帰り出張だったメンバーmuu.さんから、入場者にプチみやげあり。
ありがとうございます。んー?亀田の柿の種・たこ焼味?・・・ちょっと味が想像できない(笑)

20分くらい押して、エレエレの出番は20時から。
1曲目は「Re:」。アウトロでぎゅんぎゅん雪崩れ込んでくるギターがかっこいいです。
「electra_electro.です。今日は6回目のライブとなります」というMCに続き、「Oct.」。
アルバム未収録曲なのにもはやライブの定番ですね。
ワンコーラス後にピコピコ鳴り始めてアッパーな展開になるところが好き。

ここで新メンバー、りんご姫の紹介。才能あふれる色白の美人さん!
やや気難しいところがあるのでボスはお世話に忙しいらしいですよ。って、正体はiBookです。
さらに、muu.さんがリハ後に立ち寄ったレコード店で地元高校の同級生とまさかの遭遇。
しかし反応は意外と素っ気無く、ちょっぴり寂しかったそう(笑)

「バター」ではmuu.さんがいつもどおり鍵盤弾きながら歌います。
大サビもいつもより力が抜けていて良かったんじゃないでしょうか。
「キーボーディストではないので、いまの一曲だけです」
そして次回ライブ告知。今月29日に横浜で。・・・健一先生のワンマンと丸かぶり(泣)

ライブ初お披露目となる「ピース スタイル」。やはりこの曲が本日のハイライトでしょう。
散々メンバーにリクエストするも「ライブで再現不可能」と却下され続けた曲がようやく聴けました。
僕も妻ニクルも大満足。ボスのランニングベースも炸裂。スリリングな間奏も乗り切りました。
演奏が少しこじんまりとした印象はあったけど、それはモナレコードという空間がそうさせたのでしょう。
この曲はライブハウスだともっと「広がって」響くはず。それにしても名曲だなぁ。

でもせっかくiBookという新メンバーが加入したのだから、もっと強烈にピコらせてもいいかも。
PLASTICSのように「人力ドラム不要」というところまで極端に振り切れる必要はないだろうけど、
もうどの曲でも臆することなく徹底的にピコピコピコピコ鳴らしちゃえばいいんじゃないかと(笑)
深みのある音のニュアンスとか、音を透して世界が見えるような叙景的な感覚という、
electra_electro.の魅力を最大限に引き出すためには生音にこだわらなくてもいい。
もちろん生音から「ライブ感」を引き出すアプローチを否定するわけではないけど。

「なにか言い残したことはありますか?」とmuu.さんがマイクを向けても、顔をそむけるボス。
MC卒業宣言以降、本当にしゃべりません。彼の心の闇の一端を垣間見たような気がします(笑)

ラストはもちろん「echo_echo.」。それにしても何だろう、この変わらぬ名曲っぷりは。
2006年のベストソングに挙げたのだけど、2007年が終わろうとする現在でも全く飽きることなく、
むしろどんどん好きになっているような気がするのです。

+ + + + +

エレエレのオフィシャルブログを見たら、モナレコ看板のアーティスト表記ミスについて、
モナさんがそう言うんだから、ほんとうはそうなのかもしれない。それでもいいかもしれない」と。

なんと謙虚で大らかな解釈!(笑)


■ ピース スタイル/electra_electro.


> ひろニクルさん、こんばんは。
> 「ノッキン」、私の一言でお騒がせしましてスミマセン。フミ509です。
> 私の周りにも黒沢健一ファンはいなく、
> 棚にずらりと並んだL⇔RのCDを見る友人は、たいてい「わー、懐かしいねー」と言います。
> 私に最初にL⇔Rを勧めてくれたのは、当時まだ付き合ってもいなかった現在の夫ですが、
> 今は私のほうが濃い健一ファンです。夫も今度ライブに一緒に行くくらいなので好きだとは思うのですが、
> 妻が男性シンガーに熱中していると面白くないのでしょうか?しかも半端ない熱中の仕方なので。
> ひろニクルさんのところは、奥様ニクルさんも同じくらい濃いファンですか?


フミ509さん、こんにちは。メッセージありがとうございます。
たしかにいまL⇔R、と聞けば「懐かしい」という反応が一般的かもしれませんね。
懐かしいと感じるということは、その人の記憶の中にL⇔Rの「経験」がインプットされていたというわけで、
この目まぐるしい音楽シーンにおいては、それだけでもすごいことかもしれませんよ(やたら前向き)
L⇔Rをお勧めしたり、フミ509さんを奥様に選んだり、旦那様は審美眼のある方とお見受けします(笑)
ちなみに僕は「NEW VOICES」からのファンですが、妻ニクルはリアルタイムのL⇔Rファンです。
結婚してCDラックを共用することになったのですが、
お互いが収集したL⇔Rや先生のプロモ盤が2枚ずつ並んでいる光景は、ある意味異様です(笑)
また雑誌記事にほとんど興味がなく音源至上主義に凝り固まった僕が知らないバンド秘話なども、
妻ニクルのほうが圧倒的に詳しく、そういった意味では僕以上にコアファンなのだと思います。
男性シンガーに熱中していても不愉快な気分はしませんよ。ストーカーっぽいのは嫌だけど(笑)
29日はご夫婦で思いっきりライブ楽しんで下さいね。

> 萩原健太さんのラジオ、ポップスグラフィティとはNHK-FMの番組で、
> 1996年から2005年まで、確か1時間半くらいの番組で、毎週月曜日の夕方に放送されていたものです。
> 当時、この番組と山下達郎のサンデーソングブックが、ラジオでのオールディーズの情報源でした。
> 達郎は今でももちろん聴いていますが、健太さんのが無くなって寂しいです。
> 例えば、97年には「ペット・サウンズ・セッションズ」特集があったりと毎週とっても興味深い内容でした。
> 私は時々番組に葉書を出していたのですが、90年代終わり頃、
> 健太さんに「最近黒沢健一さんは元気ですか?」などと書いた覚えがあります(心配でした)


番組について、ご丁寧な解説ありがとうございます!
いやー、「ペット・サウンズ・セッションズ」特集ってそんな素敵な企画があったんですね。
普通ならどれだけリスナーに訴求するのかという疑問が沸いてきそうなものですが、
健太さんの番組のリスナーならまったく無問題、心配無用だったのでしょう。
90年代終わり頃というと、「first」から「B」に至るまでの空白期間でしょうか。
とりあえず健一先生の安否がわからないときには、
健太さんや徳山くんや石田ショーキチに安否を尋ねるのが賢明かもしれませんね(笑)



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音楽::electra_electro.