:: びっくり日記

お魚くわえたドラ猫なんて見たことない

2002.12.30

2002年のライブ納めがトライセラトップスで本当に幸せでした。大絶賛させてもらいます。

10月に観たクラブチッタ公演はツアー初日。
こんな小さいハコでもやるの!? と驚かずにはいられないライブサーキットを経て、
いよいよファイナルの渋谷AXを迎えたわけです。

「遅刻厳禁!!」

前日に幹事らしい発言をしておきながら15分遅刻の僕。
山手線移動中に「ごめーん」と皆の衆にメールを入れたところ、
TAKE-Cからも「サイフ忘れたから20分くらい遅れる」とのメールが。
それにすぐさま反応したわかまちさんが放った鮮烈な一言。

「こんなときにサザエかよ」

車内でブルブル肩を震わせ、笑いを堪えながら渋谷着。
ヒロコロックも30分遅れで到着し、ライブ部4人がやっと集結。
パセラにて、忘年会カラオケのスタートでございます。
店員さんがハニートーストを1個サービスしてくれるとのことで、
わかまちサザエ先生に注文をお任せたところ、
なぜかギャンブル運UPのハニートーストをご注文!
年末ジャンボでも買ったんでしょうか?仕事運とか恋愛運とかもういいんでしょうか?(笑)
2時間ほど各々好き勝手に歌ったり腹ごしらえしたり。

タワレコ前で“ダーッ!!”と吠える猪木の声を聞きながら、いよいよ会場である渋谷AXへと移動。

ロッカーに荷物を入れて鼻息荒く戦闘態勢を整えます。
開演前からものすごい人いきれで会場内の温度は急上昇。
なんだか今日はいつも以上に熱気ムンムンっ!!(死語その1)
僕も長袖Tシャツを脱いで腰に巻き、すっきりとバタ犬Tシャツ1枚に。
客電が落ちた瞬間、猛然と人と人の間をすり抜け前線へレッツ突入!!

気付くとそこは和田唱の真正面3列目。

ツアー初日では聴けなかった名曲“Change Your Life”からスタート。
いやー、今回もこれ聴けなかったら確実に拗ねてた。嬉しかったよー。
演奏自体も、重心の低いどっしり安定したプレイで素晴らしい!!
そして何曲かプレイした後、話題のMCコーナー。
「ちょっとクサイかもしれないけど・・・」と前置きして <いつもクサイ(笑)
「俺が信じているのは音楽だし、トライセラトップスなんだよね」
拙く不器用だからこそ、この人の言葉は心の真ん中に響くときがある。
“Finally”を歌う彼のひたむきな眼差しには、裏切らないロックを作り続けるという確信が。

それにしても、トライセラのモッシュピットは居心地が良い(笑)
もちろん圧迫されて苦しいし、足も踏みまくられるんだけどね。
POLYSICSのライブで幾度となく野郎どもの不条理な体当たりに、
耐え難きを耐え忍び難きを忍びしてきた僕には屁の河童(死語その2)
そして何より、皆で楽しもうよという意識が気分を高揚させるため、
まったくもって純粋に素直に楽しむことができたライブでした。
“ロケットに乗って”でジャンプ!! “FEVER”でジャンプ!! “GROOVE WALK”でジャンプ!!
この縦ノリの幸せな一体感はトライセラならでは。

結局のところ和田唱を突き動かしている原動力って、
ロックスターへの無邪気な憧憬でしかないわけだよね。
類い稀な音楽の才に恵まれながらエゴ丸出しのこの“子供”を、
バンドという形態の中で黙って泳がせてくれる大人が2人もいたことは、
ある意味では奇跡としか思えないわけでして・・・(笑)
そしてそれは同時に、最強の3ピースに成長するための必然でもあり。
普通ならあれだけ我儘でアホなフロントマンに耐えられないよ(笑)
もし僕がメンバーだったら、“Fly Away”のPV観た瞬間に脱退を決意するね。

えーと、終演後に気付いたのですが・・・腰に巻いていた長袖Tシャツ大紛失っ!!
ライブでモノなくしたの生まれて初めて~。でも楽しかったからいいや。

さぁ、いよいよ明日は大みそかです。みんなで白組ジョン健ヌッツォを応援しよう!!



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