:: びっくり日記

渡り鳥伝説

2006.04.05



何年ぶりだろう?

イングヴェイ・マルムスティーンの名盤「Facing The Animal」を聴いています。
コージー・パウエルが叩く“My Resurrection”の3連ドラムにやっぱり鳥肌。

「泣ける3連譜」といえば真っ先に思い出すギタリストはマイケル・シェンカーだけど、
ドラマーではコージー以外には考えられないなぁ。ひとつひとつの音が正鵠を得ている。

ジェフ・ベック・グループ。レインボー、MSG、ホワイトスネイク、ELP、ブラックサバス。
“さすらいドラマー”コージーの歴史はハード・ロックの歴史と言ってもいいでしょう。
キース・ムーン、ジョン・ボーナムなど、死してなお影響力を持つ伝説のドラマーはいるけれど、
僕にとってコージー・パウエルは間違いなく「リアルタイムの伝説」でした。

1998年、イングヴェイのツアーメンバーとして来日が決定。
コージーのプレイを生で観られるラストチャンスではないかとの憶測も飛び交い、
チケットはかなり売れていたみたいです。僕も気合を入れてラジオ番組の先行予約で入手。

しかし来日公演直前、バイク事故で右足に全治8週間の重傷を負ってしまい来日が不可能に。
コージー・パウエル目当てでチケットを購入したファンのテンションは一気にガタ落ち・・・。
僕が行ったライブ会場は赤坂BLITZだったんだけど、
ステージ観ないで1Fスタンディングフロアで座って談笑してるお客さんがたくさんいた(笑)
演奏中ですよ。あんな光景、後にも先にも観たことありません。

そして、8年前の今日。
まさにイングヴェイ来日公演中の1998年4月5日に悲報が伝えられました。

「Cozy Powell was killed in a car crash.」

伝説の渡り鳥ドラマー、コージー・パウエルの命はハイウェイに散りました。享年50歳。


■ コージーのプレイが堪能できるおすすめの3枚(レインボーは殿堂入り)

M.S.G. / Michael Schenker Group(1981)

TYR / Black Sabbath(1990)

FACING THE ANIMAL / Yngwie J. Malmsteen(1997)


■ My Resurrection/Yngwie J. Malmsteen


> ハイチ!個人的に懐かしいです。暗い店内でしたよね。

料理はクセのない味付けで万人向けなのに、
あのB級感漂う店内の雰囲気はいったい何なんでしょうね(笑)

> >尾崎の新作聴いてない
>
> ここ違うでしょ。あれはトミーヨーの新作だYO!あんなもん即廃盤で良いよ。


あ、そっか。ありゃトミーヨーのためのアルバムか(笑)
ていうか、内容も内容だけにそのうち本当に廃盤になりそうね。
コレクターは早めに買っておいたほうがいいかも。僕は半額でも買わないけど。



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音楽::HR/HM