:: びっくり日記

SCIENCE MINISTRY@タワーレコード渋谷店

2004.07.17

わかまちさん。
僕と同期入社の女の子。L⇔R好き。天然。

「わかまちさんは、藤木君のCD買うんですか?」
「買いません」
「でも、アイネクライネフジキミュージックですよ」
「それ、ホントの曲名ですか?」

わ、わかまちさん・・・。

+ + + + +

さて、今日は渋谷タワレコでSCIENCE MINISTRYのインストアライブ。
いやー、良かった!これからはSCIENCE MINISTRYの時代ですよ皆さん。

ほぼ定時、メンバー&サポートの合計6人がステージに登場。
MCなしで始まったオープニング・ナンバーは、なんと“HURRY UP AND WAIT”!
アルバムを締めくくるこの壮大な曲を、1曲目に持ってくるとはビックリ!スリリングな間奏に引き込まれます。

ごゆるりと楽しんでいって下さい」という健一先生の古風なコメントに続き、
重厚なコーラスが美しい“EVERYTHING HAS CHANGED”。コンパクトかつ的確な岡井さんのドラムが最高。
やはり岡井さんのドラム抜きの黒沢健一なんて、クリープの入っていないコーヒーと同じだ!(例えが古風)

曲が終わり、先生が「チューニングします」と言った瞬間、突然「キャハッハッハハッ!」という笑い声が。
笑う場面じゃなかろうに・・・と思ったら、どうやらホッピーさんが絶妙なタイミングで鳴らしたSEらしい(笑)

「じゃあ次は“SWEET WONDERING”という曲をやります」
「キャー(控えめ)」

さすが人気曲だけあって、オーディエンスから歓声が。

続いて「アルバムからロックンロールナンバーを」といって始まったのは
僕のお気に入りの1曲、“TILL YOU SEE ME THROUGH”!
タイトなリズムを軸に、適度な泥くささと大らかさを感じさせるアレンジがカッコイイ。
ホッピーさんが曲頭からカエルのかぶりものをお召しになられるも、
Aメロ途中で早くも脱いじゃうという意味不明なアクション(笑)
その光景を横目で見ながら、吹き出しそうになるのを堪えながら必死に歌う黒沢健一。カワイイ。
で、曲が終わって先生が一言。

「カエルもメンバー・・・っと」

“HALF EMPTY/HALF FULL”でライブコーナーは終了。続いて3人のトークコーナーです。
入場前にメンバーへの質問を募り、Q&A形式で進められたんだけど、なんと司会進行は黒沢健一!(笑)
CRTにおける健太さんの役割を担う重責ですよ。大丈夫なんでしょうか。
次々と質問を読み上げ、ホッピーさん、岡井さんに程よく話を振ります。

山中湖レコーディングでのバースデーケーキ話。
僕はL⇔R時代のエピソードを全然知らないから、こういった秘話が聞けるのは嬉しい。

途中、マイクを通さず地声で喋り出した岡井さんに、
「岡井さん、マイク使って下さいよ!トークライブなんですから!」
と、早田のカミソリシュートばりに切れ味鋭くつっこむ黒沢健一。
・・・もはやこの2人の師弟関係はどうなっているのやら(笑)

その他、高円寺の「喫茶プログレ」に行ったときの話、バンドの野望など、楽しい話が色々聞けて大満足。
でも一番驚いたのは、あの美しい“HURRY UP AND WAIT”が即興で作られたという事実。
ホッピーさんによるオケも即興、先生による歌メロも即興・・・信じられーん。

そしてプロデューサーという立場上、L⇔Rの未発表音源やデモ音源をたくさん持っているという岡井さん。
不敵な笑みを浮かべつつ「いくらなら買う?」とオーディエンスに問うておりました。


5万円まで出す!! <ひろりん談


「mahoburger」なんてショボイBOXしか存在しない、この寒い現状。
いまこそ未発表音源集「L⇔R Sessions」(完全予約限定・5枚組)を!
頼みますよ、岡井さん。

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SCIENCE MINISTRY
2004.7.17 タワーレコード渋谷店
SET LIST

01. HURRY UP AND WAIT
02. EVERYTHING HAS CHANGED
03. SWEET WONDERING
04. TILL YOU SEE ME THROUGH
05. HALF EMPTY/HALF FULL



メッセージはお気軽にどうぞ。

黒沢健一::SCIENCE MINISTRY