SETLIST
01. echo_echo.(new ver.)
02. Re:(new ver.)
03. Red
04. バター(new ver.)
05. テクノクターン
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下北沢モナレコードにて、electra_electro.(エレクトラ・エレクトロ)の9thライブ。
気がつけば今年初めてのライブ参加です。結構ご無沙汰。
1曲目。yu-ki.さんのアコギで奏でられる印象的なイントロ。一瞬スピッツの「青い車」かと思いました。
これがなんと、jol.さん作詞の「echo_echo.」蔵出し別バージョン。アコースティックなアレンジも新鮮。
2曲目。これも打ち込みなしのアコースティックな「Re:」。重心の低いアレンジ。これは新発見です。
歌い終えてボーカルのmuu.さんが「大丈夫だったかな?」と一言。そしてハンドマイクでjol.さんのMC。
なにげにメンバー3人とも鼻水出てんじゃね?とかいう話。
3曲目は「Red」。途中まで演奏するも、歌の入りを間違え(?)やり直し。
なんでも、打ち込みを使用しないアコースティックバージョンが生まれたのは、
PCが動かなくなって音出しができなくなるなどのトラブル時に対応するためで、
結果的にその副産物として素晴らしいバージョンを発見したとのこと。なるほど。
4曲目は「バター」。今度は逆に、ややピコピコしているエレクトロバージョン。
この曲に限っては、従来のようにmuu.さんのピアノが先行していくほうがベターかもしれません。
演奏・ボーカルがトラックに束縛されて、この楽曲の持つ「しなやかさ」がうまく表現できていないように感じました。
そして再びハンドマイクでjol.さんのMC。モナレコードとエレエレ音楽とのマッチングについて等。
ラスト5曲目は「テクノクターン」。フルで聴いたのは初めて。渦巻く開放感と多幸感。すごいぞこれは。
あまりに名曲すぎて、終演後、思わずjol.さんに「誰が作ったんですかこの曲?」と失礼な質問をしてしまった(笑)
個人的には窮屈に感じるくらいのエレクトロ濃度も好みなんだけど、
別アレンジで生まれ変わった今回の「echo_echo.」と「Re:」を聴いて、
自分が想像している以上に、エレエレの楽曲は自由に変奏される余白があったことに驚きました。
本人たちにとっての副産物というのは、他方から眺めれば想像の産物なのかもしれません。
そしてやっと聴けた「テクノクターン」は、「echo_echo.」に続く彼らの新しいアンセムであると確信しました。
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