:: びっくり日記

サンシャインデイズ・ライヴ サニーロック!

2008.02.01

予定時間より少し遅れて19時40分開演。
サニーロック!」に収録されているカバー曲+オリジナル1曲という流れで進行。

22時2分、黒沢秀樹登場。

01. MAGIC
02. 散歩

22時16分、黒沢健一登場。

01. Kansas City~Hey Hey Hey Hey
02. ありがとう

「ロックンロールやりますか?」と年末と同じセリフに続いて、「Kansas City~Hey Hey Hey Hey」。
とにかくテンション高かったです。ロンドンでなにか良いことでもあったのかと思うほどゴキゲンでした。
「オンギタータナカオーイエー!」「オンギターヒデキカモン!」といった感じにメンバー全員のソロパートを誘導。
ワンマンライブとは違って各ミュージシャンの持ち曲がわずか2曲だけという今回のイベントは、
言うなれば助走なしのロケットスタートが求められる短距離走みたいなものかもしれません。
少し身体が温まってから、なんて悠長なことを言っているとすぐに出番が終わってしまいます。
そういった意味でも、時差ボケすら一蹴する健一先生の瞬発力はさすがの一語に尽きます。

歌い終えると一言、「楽しいっすねサニーロック!」。参加できて光栄です、とも。
先生は出番まで2階席からステージを観ていたそうですが、
フロアに体育座りでYANCYさんの曲に耳を傾けるオーディエンスの光景が、
まるで70年代ヒッピーのようだったと指摘。なるほど先生ならではの着眼点ですね。

その光景について「新しい展開だったよね」と呟く秀樹くん。「え、何?」と聞き返す健一先生。
もう一度「新しい展開だったよね」と呟くも、やっぱり「え、何?」と、えなにかずき状態の先生。
ステージの上って声が通りにくいんですねきっと。

先生は小坂忠「ありがとう」が黒沢家にあった唯一の邦楽シングルだったと懐かしトーク。
「覚えているかい?チューニング中だけども」と秀樹くんに話題を振るも、「うん、覚えてるよ」と棒読み返答。
「たしかいとこがくれたんだっけ?」「うん、いとこがくれた」と素っ気ない返事の秀樹くん(チューニング中)
その直後に本人も言ってましたが、このときは完全にMCを放棄していましたね(笑)

かと思えば、秀樹くんが「トリですよ、トリ!」とそそのかしても、「うん・・・トリ」と今度は先生がつれない返事。
続けて先生は安穏と「でもアンコールありますよきっと」と発言。それくらい素晴らしいライブだということ。

「では、感謝の気持ちを込めて」という一言に続いて、本編最後の曲「ありがとう」。
この曲を生で聴くことができる機会は、今回が最初で最後かもしれませんね。

「♪大地のように」というパートで、両手を左右に大きく広げて歌う姿が印象的でした。
胸の前で手を組み合わせたり、前方に差し出したりと、よく動く手振りに豊かな情感が表現されています。
それらの所作は決して目障りにはならず、とても自然。頬を伝う汗。抑制されたボーカルも完璧でした。

アンコールでは秀樹くんの音頭で出演者全員がステージに召還されたわけですが、
オーガナイザーとしてステージ中央で堂々と立ち振る舞う秀樹くんとは対照的に、
舞台上手でどこか所存無げに佇む健一先生。嗚呼このコントラストがたまらないっ(意味不明)

22時42分、終演。


※初芝くんは「REMEMBER」好き
http://blog.livedoor.jp/d55takashi/archives/51012163.html


■ ありがとう/黒沢健一



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黒沢健一::黒沢健一