:: びっくり日記

Troggsの罠

2003.09.20



最近じわじわとオールディーズ・ブーム到来の予感。“王様”エルビス・プレスリーの紙ジャケ買ったー!

そしてもう1枚は、トロッグス。ずっと探していた“オリジナル音源”ベスト盤です。
'60年代ブリティッシュ・ビート全盛の頃からいまだ現役で活躍してるすごい人達(地味だけど)
公式サイトのバイオグラフィーを見たら自分達のことを“カルト・バンド”だって。自分で言うな自分で(笑)

それだけ長いキャリアがあるので、当然数え切れないほどベスト盤が発売されているんですが、
ちょっとややこしいことに“新レコーディングした”ベスト盤っていうのも存在しているんです。
これがよろしくないことに、店頭でCDを手にとって曲目を見ても区別できないんですよ。
収録曲を見ても普通に“Wild Thing”とか“Black Bottom”とか、代表曲・有名曲が入ってるし。

僕も以前、「とりあえずこのベスト盤でいいかなぁ」とトロッグスのベストを購入して、
家に帰って聴いてみたら、気の抜けたオッサンの声で「♪ワァイルド シ~ング」って(笑)
「な、なんじゃこりゃー!?」と思ってライナーを確認すると、
ものすごーーーい隅っこに、ものすごーーーい小さい文字でこう書いてあるの。

Original artists, new recording

つまり、意訳するとこういうことですよね。

みんなオッサンになったけど、アーティストは一応本物だよ。
で、久しぶりに懐メロ演奏したのをベスト盤にまとめてみたよ。
(訳:ひろりん)


あぁ、悲しきかな・・・。'60年代ブリティッシュのざらついた音はどこへやら。
妙にコンテンポラリーになってしまった音に、痛恨の一撃をくらったような気分になること間違いなし。

たぶん世界中で、1年に10人くらいは騙されていると思います(笑)



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音楽::British Beat