:: びっくり日記

curve509@なんばHatch

2003.08.20

目覚まし時計が鳴るよりも先に、渋谷にいるヒロミさんからのメールで飛び起きました。

「タワレコ、現在行列中」

添付された証拠写真を見て、サーッと血の気がひいてゆく。ああぁあぁあ・・・大丈夫なのかな。
ではこれから仕事に向かいます。なんばHatchに間に合うよう、涙目で頑張ります。

+ + + + +

結局、渋谷タワレコでは整理券が即日配布終了。
しかも、色違いの限定1stシングルも早々に売り切れとのこと。
この“押せ押せムード”、なかなかいい感じ。やるじゃん渋谷!

整理券を確保して下さいました関係者各位、ありがとうございました!大感謝!
ぜひコーヒーくらいはご馳走させて下さい(笑)

さて、涙目で頑張ったので福岡での仕事は無事終了。そのまま鉄腕ダッシュで福岡空港へ・・・。
ノーーーン!! 飛行機、遅れてるし。別な意味で涙目に。

関空に着陸。再びダッシュ勝平!南海ラピートに飛び乗り、18時頃なんば到着。
めちゃめちゃ怖いフロントのおっちゃんにビビりつつ、ホテルにチェックイン。
あらかじめ宅急便で送ってあった私服に着替えて、会場であるなんばHatchへ。
なんとか開演に間に合いました!

curve509は3番目に登場。

今回は、1stシングルの2曲が密かにアレンジ変わっていましたね。
“WIND OF CHANGE”では、サビの「♪何か忘れていた言葉の中~」という部分を
さらに高いメロディーにフェイクしてました。かっこよかった!上手過ぎ。
ちなみに、1番とラストの繰り返しパートがフェイクで、2番は通常メロディー。
“TOO LONELY TO SEE”では、ピタッと演奏を止めるブレイクを後半に挿入。
続くサビ部分がグッと引き立つ演出で、いっそうドラマティックな曲に。
あと、先生が“ソウル”のイントロでギターをトチリました(笑)
新曲(下北沢Queでも演奏していた名曲)ではいつも通りにきーちゃんを見てニヤリとした先生に、
今まで見たことないくらいの笑顔で応えるきーちゃんが印象的でした。
そして“ルーズベルト”の間奏では、二人で向き合ってプレイ。
もうその光景だけでオーディエンスは絶叫&悶絶でしたね。

そうそう、“STORM IN A TEA CUP”が終わったあたりだったかな?
僕の真後ろにいらっしゃった女子2人の会話が聞こえてきたのです。

「ねーねー、あのボーカルの人って何歳くらいなの?」
「わかんない」

ここは勇気を出して答えてあげるのが僕の義務じゃないだろうか。
そう思い立ち、汗まみれの汚い顔でクルッと振り返り、きっぱりと断言。


「34です!」(間違ってる)


健一先生は、ロックとポップスの間をサラリと往来できるいまや貴重なミュージシャンだと思うんですよね。
そのどちらかに振り切れることのない天才的なバランス感覚と、ジャンルすら無効化させてしまうほどの無邪気な才能。
あらゆる音楽のエッセンスを惜しみなく楽曲に照射させて、これほど強烈なバイアスを作り出せる人がいるだろうか。
もっともっとたくさんの人に彼の音楽を聴いて欲しい、と思う。
だから、僕はこんなところに留まっている暇はないのです。呼吸を整えて、動き出さなくては。うん。

今日発売された2ndシングルも聴きましたー。
ううむ・・・やっぱりライブでずっと馴染んだ曲だから、こじんまりとまとまってしまっている感は否めませんね。
なぜかボーカルが奥に引っ込んじゃっててパンチ力に欠けるし、
“STORM IN A TEA CUP”の、独特のつんのめった疾走感もライブほどは感じない。
ま、基本的に健一先生はCDよりライブのほうが上手いんで、いっそのことライブレコーディングを提案してみたいところ。

ライブ後は飲み会へ。
“STORM IN A TEA CUP”演奏中に飛散したと思われていたカード類は、ホテルの部屋で無事に見つかりました。
お騒がせしました。

さて、明日は朝イチで鹿児島に飛んで仕事続行です。こんなかすれ声で、果たして大丈夫なんでしょうか。

それではおやすみなさーい。

+ + + + +

2003.8.20
LIFE SIZE ROCK 03
curve509@なんばHatch
SETLIST

01. Time Goes Around
02. DA・DA・DA
03. STORM IN A TEA CUP
04. ソウル(仮)
05. WIND OF CHANGE
06. TOO LONELY TO SEE
07. Robert Won't You Please Help Me(The Ragiees)



メッセージはお気軽にどうぞ。

黒沢健一::curve509