:: びっくり日記

パルコ vs エンドーチェーン

2008.08.15



仙台パルコのオープンが1週間後に迫ってきました。ショップリストはこちら
何だかおなじみのショップばかりで、既存パルコと代わり映えがしませんね。

しかし「パルコ開店」の影響力は凄まじく、現在ショップの大移動が起きています。
一番町にあったコムサやウンナナクールなどの路面店は閉店してパルコへ。
フォーラスにあったタワレコもパルコへ。さくら野にあったスピスパもパルコへ。
その他、たくさんのお店がパルコへ。パルコへ。パルコへ。パルコへ。パルコへ。

定禅寺通りを北端として、駅から三越までが徒歩で周遊できる「商圏」だと思うのですが、
パルコオープンにより、広域に拡散していたテナントが駅前に集中することは間違いなく、
つまり現在より「商圏」が狭くなるし、人々の動線もドラスティックに変化するはず。たぶん。

パルコ景気を当て込んでか、パルコのふもとにはさりげなく「S-PAL2」なんてオープンしているし、
ますます駅前一極化が進み、駅から距離のあるデパートなどは苦戦を強いられることでしょう。
定禅寺通り沿いのファッションビル141は決戦を待たずに戦意喪失、パルコ開店翌日に閉店です。
三越は客層がかぶらないから意外とダメージは少なくて、むしろフォーラスあたりが危ないかも。

なんとか顧客流出を防いで生き残りたいフォーラスの生命線は、なんといってもA-net系ショップでしょう。
既存テナントであったTSUMORI CHISATOとZUCCAに加え、mercibeaucoup、Ne-netが新規出店。
そして、かつて仙台地区から撤退経験のあるsunao kuwaharaがリベンジとばかりに再び上陸します。
1つのビル内でこれだけA-netブランドが網羅されている場所は全国的にも珍しいかもしれません。



さて、どのデパートもパルコ対策に奔走している中、全く無風状態なのがエンドーチェーンです。
なんなんでしょうか、この不気味なほどの落ち着きっぷりは。本当に大丈夫なんでしょうか。
駅前なのに「陸の孤島」と化してしまうのではないかと僕はひそかに心配しているのですが、
そもそも「渋谷系」「ギャル系」をコンセプトにEBeanSとしてリニューアルした10年前のあの日から、
エンドーチェーンは孤高の存在であり続けているわけで、そもそもパルコなんて眼中にないのかも(笑)

ところで宮城県民たるもの、あの建物をEBeanS(イービーンズ)なんて呼んではいけません。
あれは宿命的にエンドーチェーンです。宮城の誇り。少年少女たちの永遠の憧れ。ツタンカーメン展。
僕は毎週日曜朝には欠かさずエンドー提供の「ドッチラチン」を観ていました。7チャンネル。Q六先生。
いまでも突然、番組のテーマ曲が頭の中で流れ出す瞬間があってひとり興奮してしまうのですが、
当然、宮城ローカルの超マイナー番組の存在を知る人など身近にいるはずもなく・・・。せ、切ないっ。

かつて都市カルチャーを更新していくための重要なキーワードであった"パルコ"を、
田舎のあぜ道を行進していく"エンドーチェーン"がどう迎え撃つのか、乞うご期待。

Wikipediaを見て驚いたんですが、エンドーチェーンって東京にも出店したことがあるそうです。
下北沢南口の現在ファーストキッチンが入っている建物、あれが昔はエンドーだったらしい。マジすか!


■ Wild Weekend/The Dave Clark Five


> どうもこんにちは。掲示板でお世話になった紺*でございます。大阪ロックロック行って参りました。
> 遅ればせながらとりあえずクロムラサキを観た感想を言うと、最高!でした。
> 私はスピッツファンでもあるので、この3人でバンドをやるってだけで最高なんですが(笑)、
> 開演前のステージ3ピース仕様にさらにテンションが上がり、
> 実際の3人様の登場にまたまた上がり、本当にこの3人で演るんだなあ、と感無量で、
> ひろニクルさん名推理の1曲目の時は思わずボーッとしてしまいまして。
> スピッツカバーでなんとか正気に戻り、ハードロックに打ちのめされ、ソロ曲、L-R曲で落ち着いた、
> という感じだったんですが、演奏曲はコンパクトながらバラエティにとんだ選曲でとても楽しめ、
> なかでも「Milky Way」は圧巻でした。3人の音、演奏姿、照明、曲が始まってからの緊張感が凄くて、
> なにより黒沢さんの歌がすばらしく、途中ファルセットになった所は会場に響き渡っていて、
> うわー、なんじゃこりゃー!って感じで、聴いてるこちらも放心状態でした。
> そして、そういう、ずっと声を張って歌い続ける曲でも歌心を失わないその歌に、
> 改めてこの人は凄いボーカリストだなあ、と強く思いました。
> 私は失礼ながら原曲を知らなかったのですが、ハードロッカー黒沢健一に見事にやられました。
> すげえ、格好良かったんです。ほんとうに。


紺*さん、詳細なレポありがとうございます!素敵な体験になりましたね。
まさかラウドネスを歌うことになろうとは、先生自身も思っていなかったんじゃないでしょうか(笑)
メタラー兼クロケンファンの僕としては、ぜひ先生の歌う「Milky Way」を聴いてみたかったです。
先生のファルセットは「太い」し、声量がほとんど落ちないから、すごい迫力だったでしょうね。
セットリストは一見すると「カオス?」ですが、紺*さんのおっしゃるとおりバラエティに富んでいて、
趣きの異なる楽曲の連なりでありながら、これはこれでバランスが取れているような気がします。
あらゆるカバー曲は普段とは違うミュージシャンの側面を照らし出してくれますし、
ミュージシャン本人にヒントやきっかけを与えて行動を促していく性格を持っていますから、
おそらく先生の4thソロアルバムはメタルアルバムになるでしょう(ニクルダムスの大予言)

> 森高ってゲストで出て何やるんだろうね?
> 彼女は結婚後は音楽活動一切やってない気がするんだけど。
> 森高のドラムか伝説のミニスカが見れるなら武道館行こうかな(笑)


「そんな気分じゃない」でドラム叩きます。ゲストボーカルに黒沢秀樹登場。
もちろん伝説のミニスカで「気分爽快」も歌います。同時に健一先生は「気分不快」を歌います。
以上ニクルダムスの大予言でしたが、実際のところ何をするんでしょうか(笑) 詩の朗読とか?
CMには出演していましたが、音楽活動は休業していたわけで、結構ブランク長いですしね。



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