びっくり電話

びっくり電話は昨日10月7日に、6歳の誕生日を迎えました。
驚きべきことにバースデー当日、Yahoo!の黒沢健一カテゴリにサイト登録されました。
どう考えてもYahoo!の担当サーファーが偶然クロケンファンだったとしか思えません（笑）
素敵な誕生日プレゼントをありがとうございます。今後とも一層サイトの充実に努める所存です。

幾多の閉鎖危機を乗り越え、熱心な黒沢健一ファンのみなさんに支えていただいた6年間でしたが、
サイトを運営する上でもっとも単純かつ難しいことは、"更新し続けること"だなぁと改めて思います。
僕は健一先生の音楽を聞かない日はないし、毎日あれこれと思索を巡らしたりしているのですが、
実際にそれらが目に見える「成果」としてサイトに反映されることは、残念ながらほとんどありません。
しかし、それらごく微妙の素粒子が積み重なり、やがて質量が生まれることを発見し、
自発的対称性の破れという概念を適用したのが、いわゆるニクル理論です（祝・ノーベル物理学賞）

つまり、サイトを地道に更新していくという作業は、他者から評価されにくい性格を持っているのです。
Yahoo!の担当サーファーが偶然クロケンファンだったとはいえ（ホントにそんな気がしてきました）、
Yahoo!カテゴリへの登録は、目に見える「成果」のひとつとして素直に喜びたいと思います。

黒沢健一の音楽に触れた瞬間の感動を、「神！」という一言で済ますことは簡単です。
でも、なぜ「神！」と思ったのか、いったいどこが「神！」なのか。そこを僕は知りたいと思うのです。
もちろんクリティカルな一言でしか伝えられない衝撃は誰でも経験したことはあるでしょうし、
感動を言葉にするのはとても難しく、懸命に説明しようとすればするほど興が冷めることもあります。
たかが音楽、「良いものは良い」でいいじゃないか。楽しければいいじゃないか。ごもっとも。
それでも僕は考え続けることで、その先にあるもうひとつの大きな全体に繋がりたいと願うのです。

健一先生の音楽を支持するみなさんは、盤面に賞味期限の印字を探すようなファンではありません。
彼の音楽を思慮深く、丁寧に、大胆に聴き倒し、タイムレスな価値を認めるリスナーです。
黒沢健一をこっそり応援する「びっくり電話」はあまりにも不完全なファンサイトですが、
6年間のファンのみなさんの思いが連なっている貴重な場所であることを僕は誇りに思います。
いま、ふとしたきっかけから先生の才能に魅了されて新しくファンになる人もいるでしょう。
黒沢健一という稀代のミュージシャンを「知る」だけならば公式サイトやWikipediaがありますが、
びっくり電話が黒沢健一の音楽について「考えてもらう」一助になれば、これに勝る喜びはありません。

では、7年目の「びっくり電話」もよろしくお願いします。おしまい。


■ MAYBE BABY／L⇔R


> 桃裕です。こんばんは。6周年おめでとうございまっす!!
> 来年辺り、アルバム出てくれるといいですね～。首を長ーくして待ってます つД｀)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡

桃裕さん、ありがとうございます！これからもテキトーにがんばります！
「来年辺り」の、「辺り」にはどれくらいの誤差が含まれるんでしょうか（笑）
ニューアルバム、首だけじゃなく、手首も足首も長くして待ってまーす！（怪物ランドのプリンス）

> トップリニュってるね。最近小さい字が読み難くなって来たんでチョイきつい（苦笑）
> 某車谷さん10月リキッドはドカドカ行くそうな。冷やかしに見に行こうかな（笑）

そうそう、びっくり電話TOPはひっそりと地味にリニューアルしたんですが、
ろくすっぽ更新されない日記ページに直接ブックマークされている方も多いみたいで、
実はあまりリニューアルの意味がなかったような気もしています。更新作業は少し楽になったかな。
あらあら、AIRさん、今度はそんなこと言ってるんですか。7弦ギター復活させるつもりでしょうか。
ここ数年はすっかり「長袖ライブ」が定着しておりますが、いよいよ半袖キッズの出番・・・？