:: びっくり日記

LIVE TOUR 2009 "Focus"@恵比寿リキッドルーム

2009.03.07

バンドって最高。
今回のツアー、見なきゃ後悔すること必至。

ネタバレになるので、これからツアーに参加される方はお気をつけ下さい。
以下リンクをクリックすると、セットリストとライブレポが表示されます(※3/31ツアー終了につき解禁)

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LIVE TOUR 2009 "Focus"
2009.3.7(Sat) 恵比寿リキッドルーム

SETLIST
01. NEW WAYS TO SEE THE WORLD
02. Feel it
03. Scene39
04. POP SONG
05. Silencio
06. Maybe
07. 方舟
08. Grow
09. SOUL KITCHEN
10. Rock'n Roll
11. TOO LONELY TO SEE
12. ALL I WANT IS YOU
13. 遠くまで
14. CHEWING GUM
15. プラスティック・ソング
16. LAZY GIRL
17. Do we do
18. LAND OF RICHES
EN
19. TILL YOU SEE ME THROUGH~LIME LIGHT
20. Somewhere I can go

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・Focusツアーなのにまさかの1曲目。個人的には黒沢流ロックチューンの最高傑作だと思う。
・2コーラス目は遠山さんが主旋律を歌い、先生が上のコーラスパートを歌うというプチ変化あり。
・ギターは先生ひとり。リードギター不在。しかしバランスが良く、きわめて鮮明で解像度が高いバンドサウンド。
・ギターがもう一本増えると情報量が多すぎちゃうかも。とにかくメンバー4人のバランスが最高。
・念願のバンドバージョンで「Feel it」を聴くことができて嬉しい。このドライブ感が欲しかった!
・「みなさんどうもお久しぶりです黒沢健一です」。MCのたどたどしさは7年前と変わらない(笑)
・「Scene39」後のMCでは、ドラムヘッドのFocusロゴについて。ドラムヘッドのロゴに憧れていたらしい。
・グッズ宣伝もしっかりと。遠山さんを指さして「タオル!」。きーちゃんを指さして「Tシャツ!」。
・「こういうタイトルの曲を作りたかった」⇒「POP SONG」
・「静寂の中にこそ音楽が聴こえる」(ジョアン・ジルベルト)という言葉が好き。
・「静寂を楽しんで下さい」⇒「Silencio」。口の前に指を立て、「しー」。一瞬の静寂。深紅のライト。
・先生ときーちゃんが向かい合って仲良くカウント⇒「Maybe」。なんて優しい歌声の持ち主なのだろう。
・新作への収録が見送られた名曲「方舟」は先生ひとりで弾き語り。ライブ毎に微妙にアレンジ違い。
・遠山さんのピアノで感動的な「Grow」。例によって例のごとくCDよりもボーカル上手いという奇跡(笑)
・今回のバンドについて「75%はcurve509だし、50%はMOTORWORKSだし、何%かL⇔R」と発言。
・リハで「80%くらいcurve509だよねー」と適当な発言をする先生に、「違う!75%だ!」と指摘する木下氏。
・「僕のライブではいつもカバー曲をやります」⇒お?洋楽かしら?⇒「SOUL KITCHEN」(笑)
・異様にかっこいい「Rock'n Roll」。きーちゃんのチョッパーに釘付け。果敢で戦闘的なグルーヴ感。
・キーボードアレンジが加わった「TOO LONELY TO SEE」。ますます「RIGHTS AND DUES」風に?
・先生いわく「スタンディングライブは立ちっぱなしだから、ときどきステップ踏んだりハンドクラップしたほうがいい」
・他人にはアドバイスするのに、自分ではそんなことやらないらしい(笑)
・よくわからないけど、「言えないエモーション」っていうのがあるらしい(笑)
・というわけで間奏パートでハンドクラップを強要する名曲「ALL I WANT IS YOU」。
・「遠くまで」⇒「CHEWING GUM」。出ました久しぶりの「♪ガムガムガムガムガムガム…Yeah!!」
・キーボードが自由自在に駆け抜けるちょっぴりスペイシー風味な「CHEWING GUM」もかっこいいなー。
・ここでメンバー紹介。自然と湧き上がるきーちゃんコール。そして拍手は鳴り止まず。
・「いつも忙しくて一緒に仕事ができない」という先生に、「そんな言い方!(笑)」ときーちゃん。本日唯一の肉声。
・MOTORWORKS「プラスティック・ソング」はあらためて名曲。ラストは先生ひとりで終止するアレンジ。
・「LAZY GIRL」やるんですかっ。きーちゃんがこの曲を演奏するのは、もちろんDoubtツアー以来。
・新作から「Do we do」。盛り上がるファンク・ナンバー。きーちゃんベースソロあり。帰宅後なぜか頭の中でグルグル。
・「LAND OF RICHES」もやるんですかっ。しかも「サティスファクション」入り(涙)。みんなで振付も楽しい。
・アンコール。光の渦の中で身を屈めながらギターをかきむしる先生の姿に「Falling Down」のギターソロを思い出す。
・そして「TILL YOU SEE ME THROUGH」~「LIME LIGHT」の“小さな狂気”に慄然とした。顎から滴り落ちる汗。
・ラストにふさわしき雄大な「Somewhere I can go」。この曲ホントに大好き。ツアーのテーマソングか。

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とりあえず忘れないうちに、覚えてることをすべて箇条書きにしてみました。
きちんとつないで「文章」としてリライトするかしないかは気分次第かなー。

他会場に参加される皆様(はネタバレ読んでないか・笑)、おもいっきり期待していいと思います。
もちろん、2007年からの一連のアコースティックライブだって素晴らしかったです。感動しましたよ。

だけど、だけど。

先生の繊細なメロディーと、独特のドライブ感を持つきーちゃんベースが異常接近することで、
驚くべき高揚が生まれていることは間違いないし、さらに遠山さんがリッチな音を提供しているんですよね。
ホリくんの堅実なドラムも、「Rock'n Roll」のスリリングなプレイには、ある種の獣性すら感じられました。

バンドだからこそ演奏できる曲、演奏されるべき曲というのは必ずあるわけで、
そういった意味では今日のセットリストは理想的でした。もはや未体験の領域じゃないかと。
これ以上高望みしたらバチが当たりそうですが、さらに「Mute」が聴けたなら文句なしでしたね。
いや、でもなぁ、さすがにあのヘン⇔テコな曲はライブじゃ再現不可能だろうなぁ(笑)


■ Do we do/黒沢健一


> ライブお疲れ様でした。奥様も無事に楽しめましたか?私はちょっと興奮気味になってしまいました。
> L⇔R時代の曲、Land of~やなんて言ってもまさかのlimelightやるなんてという感じでした!
> 神奈川県民ホールを思い出しちゃいました。この時と後々のNHKホールのブルーを撃ち抜いては
> 悲しい感じで終わって長く歌う事に対して悩んでしまう健一氏でしたが
> 完全復活的に私はようやくとることが出来ました。
>
> 私も朝ヒット見るためにわざわざシフト変えて貰いました。
> サングラスでTVに出てた頃の健一氏に見せて上げたい感じでした。


おつかれさまでした!さっそくメッセージありがとうございます。
妻ニクルは途中で何度かしゃがみ込んでしまいましたが、なんとか最後まで楽しむことができました。
あんなライブを見ちゃったら興奮しちゃいますよね。バンドサウンドで聴く黒沢ソロって久しぶりだったので、
途中で楽曲の中に吸い込まれるような不思議な心持ちになってしまいました。すごく幸せな感覚でした。
curve509では徹底してL⇔R曲を避けていたので今回も演奏はされないかと思っていたのですが、
まさかの「LAZY」「LAND」「LIME」のイニシャル"L"三兄弟!よく考えてみたら今回はあくまで「ソロ」ツアー。
きーちゃんはサポートメンバーなので、curve509でL⇔Rを演奏するのとは全然意味が違うんですよね。
もちろん、curve509をやっていた頃と現在では先生の心境も大きく変化していることも確かでしょう。
発売中の「音楽と人」でも、L⇔Rという存在を少し客観的に見ることができるようになったと発言していますし。
もう現在の黒沢健一には苦悩する日々もサングラスも必要ないのかもしれませんね。

> LAND OF RICHES・サティスファクション入り…。
> 聴きてぇなぁ(涙)
>
> 子持ちのあゆざかなより。


生で聴いちゃったよごめんねー(笑)
子ども生まれるとなかなか簡単に出かけられなくなるもんねぇ。
僕らもいまのうちに二人の時間を楽しもうと思っておるですよ。うむ。
「Focus」を子守唄がわりに、あゆざかなJr.がすくすく元気に育ちますように!



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