:: びっくり日記

今年のダークホースは健'zだ!

2004.01.17

新宿ロフトプラスワンへ。

毎月恒例のCRTであります。
音楽評論家の萩原健太さんと愉快なゲスト達がマニアックなトーク・バトルを繰り広げる夜!
今月は、いよいよジョージ・ハリスンナイト!とくれば、もちろん登場するゲストはおなじみですね。
そう、「健'z」のジャケットも描いた画伯・本秀康さん!そして、我らが黒沢健一先生でございまーす!

メキシコ盤の「While My Guitar Gently Weeps」を持参して
「これ、ちょっとテンポが遅いんですよねー」と嬉しそうに話す本さん。
わかるっ!わかるよ、そのバージョン違いへのコダワリがっ!
仮に黒沢健一をテーマにCRTが開催されて僕がゲストに呼ばれたら(呼ばれない)
きっと同じように嬉々としてバージョン違いについて話すと思うんだ。

「これ、ちょっとテンポが遅いんですよ。ね?先生」
「うん、忘れた」

健一先生はデモテープ類を、おせんべいの缶に入れて保存しているらしい。
うーん、まさしくお宝缶!喉から手が出るほど欲しいぞ。

10分の休憩後。
カマカ(ハワイの名門メーカー)のウクレレを手にした健太さんが登場!
なんと予想さえしなかった健'zのミニ・ライブです!
まずは遺作となったアルバム「Brainwashed」から、“Between the Devil and the Deep Blue Sea”。
それにしても、ウクレレをコロコロと弾く健太さんの心底楽しそうな表情ったらない。
ウクレレをアコギに持ち替えて、永遠の金字塔「All Things Must Pass」から名曲“I'd Have You Anytime”。
あまりにも楽曲がジョージ色で染められているからこそ、
彼の曲は歌うのが本当に難しいと常々口にしている健一先生。でも、それは謙遜じゃないかと。
絶妙な歌い回しで、ジョージが持つ独特のダイナミズムを見事に表現していました。
まさか健'zがジョージの曲を演奏するとは思わなかったから、今日はすごく得した気分。

ちなみに健一先生、本日CRTでの喫煙本数は8本(どうでもいい)
ちなみにひろりん、本日CRTでの喫煙本数は5本(もっとどうでもいい)

来月のCRTは満を持してビーチ・ボーイズ「SMILE」特集だって!いやー、とうとう来たか。
「SMILE」のブートを15枚しか持ってない僕は、重鎮マニアから見ればまだまだひよっこリスナー。
でも、どんな話が飛び出すのか今から楽しみだー。


■ I LIVE FOR YOU/George Harrison


> あ!! ワタシも携帯の末尾8だわ・・・

お互いハプニング続出ですね(笑)



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黒沢健一::健'z