:: びっくり日記

浜田省吾@横浜アリーナ

2005.09.11

浜田省吾 ON THE ROAD 2005 “MY FIRST LOVE”
2005/09/11 横浜アリーナ SETLIST

01. ある晴れた夏の日の午後
02. 光と影の季節
03. この夜に乾杯!
04. 旅立ちの朝
05. Hello Rock & Roll City
06. 終りなき疾走
07. 誰かどこかで
08. 片想い
09. 愛しい人へ
10. さよならゲーム
11. 君がいるところが My sweet home
12. DARKNESS IN THE HEART 
13. Thank you
14. I am a father
15. 花火
16. SWEET LITTLE DARLIN'
17. MONEY
18. J.BOY
19. 家路
20. 日はまた昇る

EN1
21. 初恋
22. 土曜の夜と日曜の朝
23. バックシート・ラブ 
24. HAPPY BIRTHDAY TO YOU(未発表曲)
25. 星の指輪
26. ラストショー
27. さよならの前に
28. AIDOのテーマ
29. 君と歩いた道

EN2
30. ラスト・ダンス

楽曲に対する思い入れやライブにおけるレア度などから、
個人的な「やばいよ指数」を表記しております(笑)

途中20分の休憩を挟みつつ(ブライアンかよ)、
全30曲・3時間半というとんでもなく長丁場なライブでした!
というかアンコール10曲って、それはもうアンコールじゃないのでは?(笑)

ビートルズの“ALL YOU NEED IS LOVE”をバックに、
テレキャスターを携えて登場した省吾。沸きあがる大歓声。
1曲目は、なんと最新作「MY FIRST LOVE」のラスト曲!
これはさすがに予想できなかったなぁ。スクリーンに映し出される映像も印象的でした。

2~4曲目までは、最新作と全く同じ流れ。
そして、ライブの定番“Hello R&R City”で一気にヒートアップするオーディエンス!うおおー!
その勢いを失うことなく、名曲“終りなき疾走”へ。

ここで初めてのMC。今回のツアーでは、とにかく選曲に悩んだそうです。
色々な人に意見を聞いてみても「アレがいい」「コレがいい」と、
まったく参考にならなかったらしいんだけど(笑)、
結局“いまやりたい曲をやる”という結論に達したとのこと。
「なんでこんな地味な曲を・・・」と思うかもしれないけど、
現時点でのベストチューンを選んだので許してね、と。

イスに腰掛けて、しっとりとバラードタイム。
うわわー、生で“片想い”が聴けるなんて!(号泣)
僕の周りでも、すすり泣く声が。
ちなみにこの曲をカバーした大仁田厚のCDは聴いてません。
(無謀にも「もうひとつの土曜日」とのカップリング・・・)

観客の涙の乾かぬうちに“愛しい人へ”。やばすぎ。

まだ僕が上京するずっと前の話なんだけど、姉の同級生が結婚したんですよ。
二人とも熱狂的な浜省ファン。披露宴で浜省の曲をかけたいと思ったんだけど、
ほら、浜省ってほとんど失恋の曲ばかりじゃないですか。
で、数少ない恋愛成就の曲であるこの“愛しい人へ”をかけた、と。
数年後、元気な男の子が生まれたとの吉報。
もしや・・・とは思っていたけど、やっぱり名前は「省吾」(笑)
サングラスしたまま生まれてきたそうです。

11曲目が終わると、なんと20分の休憩タイム!えー。
休憩挟んで2部構成なんて、まるでブライアンのライブのよう。

休憩明け1曲目のイントロが聴こえてきた瞬間、思考停止。
だ、だ、だ、“DARKNESS IN THE HEART”!!ウソでしょ!?
僕のiPodの「5つ星」プレイリストに常時入っている名曲です。

# 思い出す 病室で痩せていく父の姿を
# 痛みから解かれて去っていった ひとりきり
# 車の窓に映ってる俺の顔 彼に似てる
# Father's Son どこへ向かってるの?


父のことを「彼」と突き放して呼ぶ、この一節は衝撃的でした。
“DARKNESS IN THE HEART”が発表されたのは1988年。
「Father's Son」という視点から言葉を伝えていた省吾は、
2005年になったいま「I'm a father」と歌っています。すごい。

ライブ中、セットリストをメモしてたんですけど、
とっさに曲名が出てこないときってあるじゃないですか。
「あーなんだっけこの曲?ホラ、ホラ、アレアレ」みたいな。

そういうときは歌い出しの歌詞をとりあえずメモっておいて、後で確認します。
15曲目の“花火”という曲の歌い出しは「♪娘はもう二十歳~」。
曲名が出てこなかったので、歌詞を殴り書きしたわけですが、
終演後にメモ帳を読み返してみてびっくり。



娘、老けすぎ。

おそらく「ハタチ」の「ハ」という音が頭に残って、
無意識に「八」という漢字を書いちゃったんでしょうけど・・・。あと、字が汚なすぎ。

4年前のツアーと同様、アンコールではセンターステージに移動。
そして毎度恒例となった「お客さん年代チェック」の時間です。

省吾:「3歳~9歳の方!」
観客:「・・・」

省吾:「それじゃ、10代の人~!」
観客:「・・・」

うわぁ、ティーンにはいまいち人気がないようです(笑)
続いては、いよいよ待ってました、20代です。

省吾:「20代!」
観客:「・・・ うおー!!(僕の声)

す、少ねーーっ!!

マジで?
世の20代にはライブ行くほど熱狂的なファンって少ないのかなぁ。
僕の周りは40代が多かったみたいです。
まぁ、おそらく次回のツアーでは僕も堂々と30代へ突入。
いまから年代チェックに戦々恐々の日々でございます。

“土曜の夜と日曜の朝”から“バックシート・ラブ”(ザ・グッバイ「浮気なロンリーガール」の元ネタ)
への流れには、もう我を忘れるほど興奮しましたね。やばいやばい。

愛奴は、省吾がソロデビューする前に在籍していたバンドで、
吉田拓郎のバックバンドをしてた時期なんかもあって。
愛奴時代の省吾は、なんとドラマーだったんですよね。
今回“AIDOのテーマ”で初めてドラムを叩く姿を見ました。
当時を知るファンにとっては、感慨深いものがあったのではないでしょうか。

真正面から社会情勢を見据える視線と洞察力は、
もちろん優れた才能のひとつとして認めるべきだけど、
やはり浜田省吾って「努力の人」じゃないかと思うんです。
ほとんどメディアに登場することなく、充実したアルバムを作って、
全国津々浦々をツアーで回る。ひたすらこの繰り返しで30年のキャリアを築いてきたわけで。

30年ですよ?
僕と省吾の出会いは、1990年の「誰がために鐘は鳴る」です。
今年でちょうどファン歴15年。それでも彼のキャリアの半分しか体験できていないんですよね。
そう考えると、あらためて省吾はすごいなぁと思うのです。


最近、なぜかライブに行く日は決まって豪雨なんですけど、
実は僕って雨男だったんじゃないかという説が。
7月のAIRさん@恵比寿、8月の曽我部さん@逗子、
そして本日、浜田省吾@横浜。いつも土砂降りです。

というわけでみなさん。
来週の健'z with Friends@鶯谷には、雨具を持参したほうがよろしいかと思われます(笑)


■ 防波堤の上/浜田省吾


> 私は8時10分始業の17時までです。公務員じゃないけど(笑)
> でも「アフター5」って言葉は最近たしかに聞きませんねー。
> あ、私の隣の席のおじさんがたまに金曜日になると、
> 「今日はハナ金だねー!」と言ってます。。。


ハナ金!なんて懐かしい響きでしょう。
和泉元彌がレギュラーで出演していた、
テレ朝の「はなきんデータランド」を思い出さずにはいられない!

> 最近はアフター10が普通になってしまいました・・・お肌荒れちゃう。
> ちなみにまだ会社なんです・・・(泣)
> 乙女への道は険しいっす。シチューが食べたいです。


ア、アフター10ですかっ!ひえー。
ちなみにこのメッセージをいただいたのが、午前0時30分・・・。
お身体は大丈夫でしょうか??どうか無理はなさらずー。

> 最近ドラクエ6やってまーす(古い)

え、6ってもう古いんですか!?
実は僕、IVまでしか遊んでないんですよ(しかも未クリア)
だから「ドラクエ」の進化に疎いんですよねー。
スライム&スライムベスは、まだ出演してますか?

> ゲームボーイミクロがほしいー。ほしいー。ほしいよー!

僕も欲しい・・・ファミコンカラーが・・・。
先日、吉祥寺と渋谷でデモンストレーションに遭遇しましたよ。
直接「スーパーマリオ」をプレイできるらしいんだけど、
順番待ちが面倒くさくなって結局触らずじまい。
触ったら、その場で8-4までクリアしちゃうぞい(迷惑)



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