:: びっくり日記

LIVE TOUR 2013 "Banding Together"

2013.07.17

赤坂ブリッツ最高でした!

バンド、バンド、とにかくバンド!黒沢健一はバンドの人だとあらためて確信しました。
個人的には、グローブ座やカルカルやアコースティックやカラオケの比ではないほどに良かったです。

Focusツアーもバンドセットだったけど、専任のギター担当はなく健一先生が兼任したので、
ボーカルまたはギターのどちらかがお留守になってしまう場面も少なからずあったんだけど、
今回のバンド(=とーべんさん抜きのヤングヤングJr,)のアンサンブルは最強。最強すぎた。

もちろんアコースティックや弦カルもいいけど、バンドが一番いい!(くどい)
リアルタイムのファンではなかった僕にとって、「MAYBE BABY」「Motion Picture」のような伝説級の名曲を、
ほぼオリジナルに忠実なバンドアレンジで聴くことができたのは、奇跡のような時間でした。
ちなみに「MAYBE BABY」も「Motion Picture」もラギース時代からある曲。もう25年以上前っすか…。
僕がL⇔Rという深い森に迷い込んだのは、「Lefty in the right」というアルバムを聴いたことがきっかけで、
なかでも「Motion Picture」「7Voice」「Love is real?」の3曲が決定的でした。リリースから約10年後のこと。
「7Voice」「Love is real?」は近年ライブで披露されたけど、まさか「Motion Picture」まで聴けるなんて・・・。
先生やファンの皆様と一緒に間奏前の「フー!」もできて感激しました。

あとバンドセットのいいところは、先生の声も「前へ前へ」と押し出されること。
多少荒削りでも「ガツン!」と前に強く声を出すほうが先生らしい。
声が太くなって高音が出にくくなっていることについて色々言う人もいるけど、
はっきり言ってライブで生歌を聴いたらそんなのどうでもよくなる。くだらんとさえ思う。

アコースティックではキーを下げて歌っていた曲も、今日はオリジナルキーだったぜ。
亡くなった田端義夫も「キーを下げると歌が沈む」と言って90歳すぎてもオリジナルキーで歌い続けた。
ほとんどヨレヨレで「歌えてなかった」けど、そこには確かに感動する歌が存在していたんですよね。

あんなに全身全霊で「This song」とか歌われてマジ泣きそうになったおっさんが僕ですこんばんは。
きくっちゃんのスライドも最高。でも先生「セカンドシングルです」って間違って紹介してたような気も・・・。
それよりとにかく曲の感動がデカくて。細かい部分がどうこうではなく、感動が「面」で迫ってきた印象。
それなのに、あぁ、それなのに、その後の「ジャパネットゆたか」で一気に余韻が冷める(笑)

それはそうと、「Rock'n Roll」の大二さんのドラムが恐かったです、僕。
何なんでしょう、あの急き立てられるような感じ。背筋が凍りそうになるような感じ。
他にもたとえば「Return To Love」のイントロはハル・ブレインが乗り移ってたし、
「So What?」「NICE TO MEET YOU」では涼しい顔して完全に千手観音だったし、
一方でバラード曲における多彩で抑制された小技にも惚れ惚れしてしまいました。
前任者と比べるのは酷なのでやめておきますが、ドラムだけでこんなに曲の表情が変わるのか、と。
ときに怒り狂い、ときにすすり泣き、完全に楽曲を掌握。あらためてとんでもないドラマーです。
あらためて黒沢健一の音楽には「岡井大二のドラム」が一番有効に作用するように思います。
長年後ろから先生のおしりを見続けているから、何も言わなくても阿吽の呼吸ですべて伝わるだろうし。

L⇔Rの初期曲を岡井さんと、っていうのは本人にとってもファンにとっても特別な思いがあるのかな。
あんなリズム隊がサポートしてくれるなら、そりゃ先生も安心して歌とMC(?)に専念できるというもんです。

リズム隊といえば、不勉強にて存じ上げなかったベース山口さん。僕好みのパワフルなプレーヤーでした。
なんとなくとーべんさんタイプのような気がするから、今回のバンドとの親和性も高かったように思います。
ギターのきくっちゃんはいまさら言うことないです。繊細かつ的確なソロプレイ。そして軽妙なトーク芸(笑)

あ、ちなみに僕がライブの間、熱い視線を送っていたメンバーそれぞれの時間割合としては、
健一先生40、岡井さん30、山口さん20、ジャパネット5、きくっちゃん5(遠くてあまり見えなかった)でした。

+ + + + +

セットリストはこちら


■ Motion Picture/黒沢健一


> 何回読んでも笑ってしまいます(*^_^*)
>
> HEYのくだり…。
>
> ひろニクルさんの文章最高!!


ありがとうございます。だんだんノってきて素が出ちゃったんでしょうね(笑)
あの瞬間、全国のファンの「おいっ!」という総ツッコミが聞こえた気がします。

> こんにちは。
> 初めてコメントさせていただきます。いつもこっそりと見させていただいています。
>
> 私は友達の影響で健ちゃんのファンになったのです。
> なのでL⇔R時代はリアルでないのです・・・が、ツボにはまってしまいました。
> 昨日も動いてる健ちゃんを観れて声を聴けて嬉しかったです。
> 7月12日福岡ライブチケットもゲットできたので楽しみです。
>
> これからも素敵な情報を読ませていただきます。
>
> こっとん


こっとんさん、はじめまして。大丈夫です、僕もL⇔Rはリアルタイムではありません。
よくよく考えればリアルタイムではないファンが増えるということは、すごいことなんですよね。
鮮度の落ちないエバーグリーンな楽曲、健一先生の現役感、どちらも重要なんだろうと思います。
ライブいかがでしたかー?今回のツアーは福岡公演がベストという意見もあるようですね。

> ひゃっひゃっひゃっ・・・.。
> ひろ二クルさん、わたしが言いたかったことを感じたことを全部書いてくださいました。
> 「Hey!」にはわたしもハッ、としました。それでいいのか、と。
> その後すぐ、画面右上に「ライヴのような超本気の熱唱」と出ましたね。
> いずれにしろ本気で勝負した彼はかっこよかったです♪
> 明日の大阪ライヴ楽しみでーす。 マキより


マキさん、いつもありがとうございます。大阪&名古屋ライブ参加お疲れ様でした。
そうそう、「Hey!」の時点で、もうカラオケとしての勝負は完全に捨ててるな、と(笑)
ライブで聴いたノッキンのほうがずーっとずーっとかっこよかったですけどねぇ!
ちなみに僕もガラケーです。↓1枚だけ写真撮りました。


> はじめてメールします。昌靖(まさやす)と言います。
> びっくり電話さんのサイト、いつも感心して見させて頂いています。
> あらためて素晴らしいサイトを本当に本当にありがとうございます!
> ちなみに自分が96年に行ったライブのセットリストを見て、思わず涙ぐみました。。。
> 明日は、大学時代にともにL⇔Rを聴き過ごした福井県在住の友人と二人で、ライブに行ってきます。


昌靖さん、はじめまして。過分なるお褒めの言葉をいただきありがとうございます。
1996年の「Let me Roll it!」ツアーに参加されたんですね。いいなー。うらやましいです。
でも、ツアースケジュールを見るといまでは考えられない過密っぷりでびっくりしちゃいますね(笑)
今回のツアー、昌靖さんもお友達も、きっと1996年と同じかそれ以上にも楽しまれたことと思います。

> きゃー!ニクルさん!久々の更新、嬉しいです!
> まるで長い事会っていなかった友達と再会したような気分ですよー。
> Welcome Back!びっくり日記 \(^o^)/


だいぶ期間が空いてしまいました。相変わらずツイッターではブツブツつぶやいていますが、
今回は「仕分け」出演ということで、久しぶりに少し長めに書きたいこと書こうと思った次第です。
今後も更新頻度はボチボチだとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。
↓続き↓

> 「関ジャニの仕分け∞」は元々好きでよく観ていましたが(特に太鼓の達人コーナLOVE)、
> まさかその番組にカラオケ対決で健一先生が出演するとは(感涙)
> 結果的には惜敗でしたが、勝敗は最初から度外視していたので(←すみません)
> もう単純に「テレビで歌う黒沢健一」を観る事が出来て楽しかったです♪
> それにしても横山さんの言葉は嬉しかったですよね。感激しました◎
>
> ハリー


バラエティー番組とはいえ、あくまで「勝ち負け」をつけるというシビアな内容ですから、
誰かが傷つく可能性はあるわけです。その中で、横山さんのさりげない優しさが印象的でした。
先生本人も楽しんでいたみたいだし、ライブMCでも早速「88点」をネタにしてましたよね(笑)



メッセージはお気軽にどうぞ。

黒沢健一::黒沢健一