台風接近のため外出の予定はキャンセルして、宅配ピザなぞ食らふ。
先日の日記にも書いた白水社Uブックスシリーズのカフカ・コレクション。
昨晩、リブロ池袋店にて“とりあえず”3冊購入したので読み始めることに。
「流刑地にて」「断食芸人」「万里の長城 ノート1」
初版・帯付が欲しかったので、店頭で直接確認して買うことにしたのだ。
リブロでは8巻すべて揃っていたけど、「変身」のみ2版。初版は紀伊国屋で探そう。
Amazonや楽天ブックスでは、たとえ重版・帯無が届いたとしても文句は言えない。
それにしても、カフカという作家はその短い人生の中でいったい何を書きたかったのだろうか。
世の中との不協和を四六時中感じながら、人生の日々を呼吸することの不具と恥辱だろうか。
もしそうであれば、カフカの文学は究極の自省録と言えるかもしれない。
■ ぼくを見つけてくれないかなァ/森田童子