:: びっくり日記

カフカと森敦と小島信夫

2007.11.10

カフカコレクション(白水社)

リブロ池袋店にて、再び白水uブックスのカフカ・コレクションを追加購入。
「城」と「ノート〈2〉掟の問題」。もちろん今回も帯の有無と版数の確認は忘れません。
いますぐ読む時間なんてないのに、とりあえずシリーズを揃えてしまいたいというこの衝動。
残る「変身」「失踪者」「審判」の帯付・初版を見かけましたら、ぜひご一報下さい。

そしてカフカ・コレクションと作品はダブるけど、岩波文庫版「変身・断食芸人」もついでに購入。
うわー、気がついたら「変身」の各社文庫版が無駄に増えてたー。

カフカ/変身コレクション
岩波文庫、光文社古典新訳文庫、新潮文庫(旧版)、新潮文庫(新版)、角川文庫

訳者が異なるとはいえ、こんなに「変身」ばっかり読んでたら頭がどうにかなってしまう(笑)
ちなみに現在読んでいるカフカは、新潮文庫版の「審判」。遅々として進まず。
ようやく7割くらい読んだかな?まだ残り130ページもあります。とにかく長い。
お気楽に読み進められないしんどさはあるんだけど、一方でこういった物語の重厚さが嬉しくもあり。

森敦/月山

小島信夫の師匠である森敦の「月山」を148円で購入。
残念ながら初版ではないんだけど、帯&小島信夫による解説付録も揃った美品ですよ。
森敦はこの作品で第70回芥川賞を受賞。61歳での受賞は芥川賞の最年長受賞記録です。

小島信夫/別れる理由

先週の土日に池袋・古書往来座で開催された外市(古本まつり)にて、
小島信夫の「別れる理由」3巻セットを5000円で買ったという方のブログを偶然見つけて卒倒しそうになる。
函・帯などのコンディションまでは明記されていなかったけど、いずれにしても破格だものそれは。
「もうその値段では買えないよ」とお連れの方に言われたらしいのですが、それは煽りではなく真実でしょう。
ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」と並んで“世界最高の小説”ともいわれる作者畢生の大作です。

あぁ、もし「別れる理由」が講談社文芸文庫で復刊されるなんてことになったら、
僕は一生、講談社本社(音羽方面)に足を向けて寝られないだろうと思うのです。


■ Morning Sun (Alternate mix)/黒沢健一


> ロストレアリティーズの曲目が若干ちがってたってそんなの関係ね゛ー!

もう修正されてるみたいですけど、「LAND OF RICHES」と曲目が混在しちゃってたんですよね(笑)
まだ「YOUNGER THAN YESTERDAY」のスペルミスだとか、「NICE TO MEET YOU」や、
「LAND OF RICHES」の曲目が抜けてたりしますが、それらもいずれ修正されると思います。
これまでの公式と比べたら桁違いの情報量ですね。うれしい限りです。
ブログスクリプトを使ってすっきりサイトを構築するスタイルは、びっくり電話も見習いたいところ。

> 情報更新ありがとうございます。ひろニクルさんのマメさを陰でこっそり尊敬してますよっ。
> 動きがありすぎてかなり動揺しました。今も動揺中。
> 気になるのはどこのアップルストアかです。たぶん渋谷ですよねえ。あああああ。
> 仙台のアップルに来てくれれば泣いて喜ぶんですけどね(笑)


メッセージありがとうございます。うれしいです。
実は僕もいまだに童謡中です。変換ミスをするくらい童謡しているわけです。
おぉ、アップルストア仙台!僕も仙台に行ったときには、ふらりと立ち寄ります。
あの立地ならば、アップルストア→HMV→タワレコと短時間でインストアライブ3連発も可能!
そのあとはパラダイスレコードでレコ漁りして、味・太助で牛たん食べつつ黒沢健一を囲む会を開催。
・・・たまにしか東北でライブやらないんだから、それくらい豪華な企画があってもいいと思います(笑)



メッセージはお気軽にどうぞ。

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