:: びっくり日記

水滸伝読み比べ

2006.04.17



ちくま文庫から刊行された「水滸伝」を読んでいます。
全8巻のうち、やっと4巻まで読了しました。

「水滸伝」は108人の豪傑達の活躍、義侠心と清廉さを描いた、三国志と並ぶ中国大衆文学。
ストーリーの尺に応じて70回本、100回本、120回本と各バージョンが存在します。
70回ものは、108人が梁山泊に集結するところまでで完結してるんですよね。
これはこれで、れっきとした「水滸伝」。
ちなみに僕がいま読んでるちくま文庫版は120回ものです。訳はおなじみ駒田信二先生。

10年くらい前に突然「水滸伝」にハマってから、様々な「水滸伝」を読み比べました。



吉川英治「新・水滸伝」は、とにかく文章が平易で読みやすいです。70回もの。
第4巻で絶筆になっており、未完が悔やまれます。



岩波文庫の「完訳・水滸伝」は、珍しい100回本。
口語体をベースとした丁寧な訳が印象的です。



陳舜臣の「ものがたり水滸伝」も面白かったです。
70回本の水滸伝をなんと文庫1冊に集約した、濃縮果汁還元ジュースのような「水滸伝」。
おおまかなストーリーはこれ1冊で充分理解できます。コストパフォーマンス抜群(笑)
僕が初めて触れた「水滸伝」はこれでした。



巨匠・柴田錬三郎「われら梁山泊の好漢」はさすがに流麗な筆さばきで、一気に読んでしまいます。
しかし、柴田氏の文章は句読点が多いので好き嫌いはありそう。全3巻の70回もの。



小説がダメな人には横山光輝大先生のマンガもあります。底本は吉川英治の小説版です。
「ゴルゴ13」でおなじみの、さいとうたかを版「水滸伝」もあるらしいですが、こちらは未読。


ところで、水滸伝の英語版タイトルって「ALL MEN ARE BROTHERS」なのだそうです。


「人類、みな兄弟!」(超意訳)


なんかすごい迫力です(笑)


■ AMAZING LOVE/Folder5


> セットいただきました。すいません。それにしても、健一先生の芸人指向は止まりませんね。
> あと、何かと話題のショーちゃんボイスですが・・・味があると言うことで(笑)
> ステレオ・ラヴで先生がちょっとだけ歌った声は、ショックなほど上手かったですが(爆)


そう、めちゃめちゃ上手くて逆に違和感ありましたよね(笑)
ショーキチ氏のボーカルは味わい深いです。特に中音域のマイルドな感じが。
セットリストの転載はご自由にどうぞ。

> そろそろ三茶のおされキャッフェ事情ならおまかせ! になってきた者です。
> (ミッチーが三茶住人て噂濃厚なのにまったく会えません。ヨっちゃんは何度もみかけるのに)
> 左右会計、今までまったくそんな脳内変換されませんでした(あたりまえ)


おされキャッフェ、ぜひ教えて下さいませ。コンパウンドカフェくらいしか行ったことないのですよ。
カルディのコーヒーサービスで満足しちゃうから(笑)
ヨっちゃんが三茶の街を歩いてたら目立ちそうだなぁ。
↓続き↓

> 工藤静香、いいところついてるネ!わたしは聖子派だけど明菜のベスト盤が最高なんだよねー!
> 新録じゃないけど、やっぱまだ少女時代の若い声で歌う「トワイライト~夕暮れ便り~」とかグッとくるよー!


最近のマイブームは、工藤静香と新沼謙治とイングヴェイ・マルムスティーンです。
「トワイライト」かぁ。かなり初期の曲だよね。「1/2の神話」の頃?
iTMSには中森明菜の新録音源がたくさんあって興味深いんだけど、
色々と試聴してみたら、アレンジもキーも変更してあっていまひとつ・・・。
普通のベスト盤借りてこようかなぁ。やっぱりオリジナルがいい。突然「TANGO NOIR」が聴きたくなった(笑)



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