:: びっくり日記

ウマ味凝縮。

2007.04.27



コステロカバーと「Lefty in the Right」15周年で、ここ数日はひとり黒沢健一まつり。
その余波を受けてか、今日は久しぶりにセマンティクスなんかを聴いております。

Semantics。あのowsleyが在籍したバンドとしてよく知られていると思います。
1996年に唯一のアルバム「Power Bill」を発表。帯のキャッチコピーは、「ウマ味凝縮。」
ドラムは現在オアシスのサポートメンバーであるザック・スターキー(リンゴ・スターの息子)です。
「Comin Up Roses」のオリジナルバージョンが収録されているこのパワーポップの名盤は、
なんと日本のみの発売で、海外リリースは一切なし。しかも現在では思いっきり廃盤です。
僕はディスクユニオンで購入しましたが、アマゾンマーケットプレイスでも入手可能です。

黒沢健一ファン必聴の1曲は、なんと言っても「Average American」でしょう。
残念ながら試聴できるサイトが見つからなかったのですが、
「FAR EAST NETWORK」のサビ部分はこの曲がヒントになっています。
ちなみに、以前日記でも触れたマーシャル・クレンショウの「Our Town」という曲が、
同じく「FAR EAST NETWORK」のBメロに引用されております。
まだ聴いたことのない方はぜひ聴いてみて下さい。ゴールデンウィークですから!(関係ない)


■ Average American/Semantics


> sproutです。「Lefty in the Right」最高ですよね。
> 「Lefty in the Right」が表で「Laugh+Rough」が裏というイメージがあります。
> 僅差で裏に軍配を上げてしまいますが、表裏一体なので・・・
> 7Voice みたいな曲には未だに出会えません!


sproutさん、こんにちは。「Laugh+Rough」も最強ですよね。
僕なんかは1stと2ndってつい連続性の中で捉えてしまいがちなのですが、
表と裏という見方もあるんですね。とても新鮮で興味深いです。
「7Voice」と「Holdin' Out」を聴いて、僕は本格的にL⇔Rにハマったのでした。
どんな長編小説よりも多くのことを語る短編小説があるように、
わずか3分にも満たない「7Voice」というPOPSの描く深遠さ・・・。うまく言葉にできません。
破綻の気配が漂っている、というとちょっと大げさですが、つまりヘンテコリンな曲ですよね(笑)
実はびっくり電話の独自ドメインを取得する際、7voice.com も候補のひとつだったんですが、
結局は amazing-phone.com という冴えないドメインを選んでしまいました(笑)



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音楽::その他/洋楽