びっくり電話

健'z with Friends インストアライブ
＠HMV横浜VIVRE店 セットリスト

01. The Night Has A Thousand Eyes / Bobby Vee
02. Diary / Bread
03. Vanilla Sky / Paul McCartny
04. It's Only A Love Song / L⇔R
05. Eight Days A Week / The Beatles
06. Fools Rush In / Glenn Miller, Ricky Nelson
07. All I Have To Do Is Dream / The Everly Brothers

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地震の影響のため、30分遅れでイベントスタート。本日の先生のお召し物は、黒の半袖シャツにブラックジーンズ。
襟はボタンダウンで、白いステッチあり。薄い色のサングラス。足元は茶色の革靴だったかな。
そしてその足元には昨年MOTORWORKSが出演したイベント、「VINTAGE 2004」でもらった青色タオルが！
うおー、いま僕は枕カバーにしてますよこのタオル（笑）

健一先生とやっちんが持参した歌詞本には、表紙にステッカーが貼付されています。
先生は「健'z」ジャケ、やっちんは「健'z with Friends」イラスト。

「健'z with Friendsです。最後まで楽しんでいって下さい」

いまやすっかりの健'zのMC担当として定着した（？）黒沢健一先生から一言あいさつがあって、ライブスタート！
やっちんボーカルの“The Night Has A Thousand Eyes”。うーん、ホントに良い曲だなぁ。
これ、もうやっちん以外の声では成立しないよね（笑）
足を組んで座る先生はリズムを取りながら、出番のないAメロ部分も口を動かして歌ってます。しかも笑顔。
曲後半では指を鳴らしたりして、さらにノってきた感じ。曲が終わると「お客さんが近いですね」と先生。
たしかにステージと客席の間にはロープが1本あるだけで、まぁ近いといえば近いけど、プラスワンのほうが近い。
さらに先生、「この“路上でやってる感”が健'zの味かな」と。
健'zなんて知らないであろう普通のお客さんも、通りすがりになんとなくステージを眺めてたりしてて、
やっぱり演奏する側としては、どこかストリート的な感覚があるんでしょうね。

やっちん：「なんかみなさんおとなしいですね」
健一先生：「今日は健太さんがなぜかしゃべらない」
健太さん：「いやオレがしゃべり出すとホラ、長くなるから（笑）」
健一先生：「そう、いつも健'zは4時間くらいライブやるんですよ」（客席の一部から大きな笑い声）
健一先生：「ふっ、そんな笑わないでね♪」

2曲目“Diary”が終わり「この曲は・・・」と健太さんが解説している間、健一先生は笑いをこらえて口元がフルフルしてました（笑）
もはや“Diary”の歌詞解釈は笑いの領域になってしまったね。
良いラブソングには“情けない曲”が多いという話になって、
その一例として海の日ライブでも披露された、“I Like Dreamin'”が2人でちょろっとだけ歌われました。
健太さんによると、健'zはモラトリアム系な曲を取り上げることが多いらしいです。
「他人の日記を見るのは犯罪くさいですもんね」と先生。

イスの高さをしきりに気にする健太さん。
どうやらイスが高くてギターが弾きにくいらしい。たしかにギターがずり落ちそうな感じでした。
今日は高田さんがいないから「健'z with a Friend」なんだって。
一人足りないと演奏する曲が限定されてしまうとのこと。というわけで、1stアルバム「健'z」から“Vanilla Sky”。
僕はスピーカーの前に立ってライブ観てたんだけど、
まるで先生が耳元で実際に歌ってくれているような感覚に一瞬陥ってしまいましたよ。
豊潤なコーラスワークが楽しめる「健'z with Friends」も、それはもう掛け値なしに素敵なアルバムなんだけど、
耳元ウィスパー度（なんじゃそりゃ）に関しては、やはり1stの質感に分があるんじゃないかと思いますです。
その“Vanilla Sky”の間奏パートのコーラスには、やっちんもさりげなく地味に参加（笑）
従来、先生が歌っていた主メロをやっちんが歌い、先生は主メロの上でハモりまくりでしたね。

「えーと。アルバム曲でできるのは、もうこれくらいです」

曲が終わって健太さんが思わず一言。うはっ。レコ発インストアなのに、やっぱり収録曲以外をやりたいらしい（笑）

健太さん：「健'zは走り続けてるんで」
健一先生：「かっこいー！」

あ、このイントロは！L⇔Rの“It's Only A Love Song”じゃないですかっ。
インストアでもやっちゃいますか～。サービス精神旺盛ですね！
今までずっと足を組んでいた健一先生ですが、なぜかこの曲では足組み解除。たぶん意味はなし。
途中、またも指を鳴らしながらリズムを取る先生。ごきげんです。
海の日ではほとんど聴き取れなかった先生の声ですが、今日はちゃんと聴こえました。全体的に音バランス良好。

続いて5曲目、ビートルズの“Eight Days A Week”。
初出曲！「FOR SALE」に収録されているかわいらしい小品だけど、
健一先生とやっちんのボーカルが絡み合うと、これがなかなかどうして骨太でロックな感じになるから面白い。

熱唱でノドが渇いたのか、歌い終えて水を一口飲む先生。「あ、俺がギターを弾かなきゃ」
そう、次の曲は“Fools Rush In”です。海の日ライブでも健一先生がギターとコーラスを担当しました。
やっちんからギターとピックを渡され、先生はさっそくポロポロと弦をはじいております。
健太さんが曲解説しているにもかかわらず、ポロポロっと（笑）

健太さん：「早く弾きたくてしょうがないんだろ、健一」
健一先生：「あ、すみません。話し聞いてませんでした」

頭を小刻みに前後に動かしながら、カッティングしまくる先生。
なぜか微妙に口元が微笑んでおります。ホントに楽しそう。
メインボーカルは、もちろんやっちん。なんか、この曲もだんだんとやっちん節が強調されてきてない？
僕はなんかもう演歌のように聴こえるんですけど（笑）
いやー、やっちん最高。ラストの曲を前に、各メンバーの告知コーナーです。

健太さんいわく、「告知といえば黒沢健一」。うへっ、そ、そうなのっ？？
だってcurve509では、告知関係ってほとんどきーちゃんに任せっきりじゃない？（笑）
しかし「明日は新宿でインストア、9月には3本ライブがあります」と、さっそくの告知名人っぷりを発揮した健一先生でした。
健'zの次作の「選曲」は終わっているらしいですよ。でも明日になればまた曲変わってると思う（笑）

先生もやっちんも非常に優れたオリジナル曲を書ける素晴らしいソングライターではあるけれど、
健'zというカバー専門ユニットの活動を通して、“シンガーとしての魅力”をぜひ皆さんに堪能してもらいたい、
とは健太さんの発言。そして本日最後の、エヴァリー・ブラザーズ“夢をみるだけ”。

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ライブの後は握手会ですよ、握手会。メンバー3人とシェイクハンズのときが近づいてまいりました。
先生はサングラスをはずしてスタンバイ。健太さん→健一先生→やっちんの順番で進行です。
健太さんとご対面。

「おっ」
「健太さんこんにちは」
「健'zのライブレポ、皆さん書いて下さってるじゃないですか。でもなぜかMCのことばっかり書いてんの（笑）」
「すみません（笑） 僕ももっと曲について掘り下げます！」

・・・ここまでレポを読んで下さった方はすでにお気付きかとは思いますが、
僕は今回も全く曲について掘り下げておりません（笑） 健太さん、ごめんなさいごめんなさい。
続いて健一先生とご対面。

「おー！いつも来てくれてありがとう！地震大丈夫だった？」
「はい、早めに横浜入りしたので。健一さんは大丈夫でした？」
「いや、俺らは車で来たからさぁ」

おそらく地震があった時刻は車で移動中だったのかな？
ライブ頭の挨拶で「地震があった“らしい”」って言ってたし。

「明日の新宿も来るの？」
「もちろんですよー」
「ホント？よっしゃ！」

よっしゃ！って先生・・・。それはファンである僕達のセリフですよ（笑）
2日連続でインストアライブ観られるなんて、こちらがガッツポーズ作りたいくらい贅沢なことなんですから。
続いて、やっちんとご対面。あまりに強烈な王子オーラに、マジでフリーズ・・・。
だって両手で包み込むようにしっかり握手して、そのままじーっとファンの眼を見つめて話すんですよ。
男の僕でも照れますって。しかも会話終了まで握った手は離さない。こ、濃い！なんて濃厚な握手！
これも長年の活動で培われてきたスキルなのでしょうか（笑）

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帰り、渋谷行きの電車に乗っていると、菊名駅からものすごい数の若者が乗り込んできてびっくり！
新横浜でゆずのライブがあったみたいです。みんなゆずTシャツを着て、ゆずタオルを首から垂らしています。

うおおおー、いかん！いかんよこの状況は！
だって周りから見たら、間違いなく僕もゆず帰りの一人だと思われてしまう（笑）
みなさんそれは誤解ですよ。違うんです！僕は健'zのインストア帰りなんです！ぎゃーす!!
しかし、健'z帰りであることをアピールする物が何もなく、そのまま大量のゆずファンと共に渋谷駅で下車。

・・・健'zのTシャツ作って下さい。お願いします。


■ 直径5mm／ゆず（実は結構好き）