:: びっくり日記

NHK-FMサタデーホットリクエスト | 2009年4月

2009.04.04

ラジオ観覧行ってきました。

番組は録音していないので、現地で見たまま聞いたままの記憶しかありませんが、
まぁ、全国ネットのNHK-FMなのでリアルタイムで聴いた方も多いでしょうし、
間違い、場違い、人違いなどありましてもどうか大目に見て下さいね。

16時30分すぎ、黒のインナーにグレーのジップパーカーで健一先生がスタジオに登場。
衣装用のシャツも持ってきたけどこのままでいいやー、と私服で登場なのだそうです。

ツアー中のマイブームはありましたか、という会場からの質問には「早起き」と回答。
ライブMCでも話していたホテルロビー集合の話をここでもまた披露されておりました。
バービーボーイズもかつてリハに1時間遅れてくることもザラだったけど、いまはみんな健全だそう。
「そうなっていくんですかねぇ」と先生。そして「時間ぴったりこそロックのあるべき姿」との結論に。

杏子さんからは、ツアー先では美味しいもの食べましたかという定番の質問が。
何度も地方に行くようになると、普通はだんだん「定番もの」を避けるようになるんだけど、
今回はメンバー全員、初心に戻って地方の名産品を積極的に食することにしたらしいです。
たとえば仙台では、ドライブインで牛たん、夜も牛たん、というよう具合。先生も思わず「新人か!」
さらに、ロッカーたるもの「飽きたなーなんて言っちゃダメ」らしい(笑)

ツアー移動中に大活躍したのは仮眠用の首枕。先生は装着した途端に寝たらしい(笑)
普通のじゃつまらないから、雲の上の感触とかいう触れ込みのものをチョイスしたそうです。
あまりの気持ちよさにメンバーにも「どう?どう?」と装着してあげたりして大推薦の先生。
ボーカリストには良いものらしいと話しながらも「すみません、偏差値低い話で」と恐縮することしきり。

「杏子さんは歌った後に(ノドを)冷やすタイプですか?」という先生の質問に、
「何もケアしてない」と回答する杏子さん。それには先生も「え!マジすか?」と驚き顔。
先生は歌った後、ノドが熱くなってしまうので必ず冷やしているそうです。

新作「Focus」ではCDの音質の限界にチャレンジしたという面もあって、
この曲もヘッドフォンなどで聴いてもらうとスタジオの空気感が伝わると思います、
という内容のコメントに続いて「Grow」がオンエアされました。生ライブではないのが残念(笑)

と、まぁ、ここまではオンエアを聴いた方ならわかることなのですが、
せっかくスタジオ観覧に行ったので、曲が流れている間のオフレコについても触れておきます。

「Grow」が流れるやいなや、話題は先ほどのボーカリストのノドケアについて。
杏子さんの場合、ライブ終わったらすぐに「ビール!シャンパン!」という感じらしく、
それには先生もなぜか妙に神妙な面持ちで「偏差値高いですねー」と頷くのでした。
ホームページ用のフォトセッションの後、フォーカス川柳について杏子さんが触れると、
先生も「あれはナイスアイデアでしたね」と自画自賛。ここで「Grow」END。

「Focus」のタイトルの由来については、もうすでに各媒体で何度も語られてきた内容でしたが、
何度もライブで歌っている間にアルバムにとって必要な曲と不要な曲とがハッキリしてくるという文言は、
"フォーカスが合ってくる"という表現について、もう一歩踏み込んだ、具体的な言及だったように思います。
「歌は成長しますよね」と杏子さん。同感同感。バービーの曲もL⇔Rの曲も歌われてこそ成長するのです。

さらに杏子さん、7年間新作を待ち続けていたファンに対して「待たされ過ぎですよねー」と語りかけます。
その発言を受けて先生は、7年の間にも色々とユニットなどで活動していたわけですし...と釈明しつつも、
「他のは突発的にはじめちゃいましたからねー。誰も"待ってない"という(笑)」と自虐笑い。

そして話題は本丸であるフォーカス川柳について。
スタッフから川柳の企画があがってきたとき、先生もいいねぇと同調してみたものの、
クロケンファンはみんな偏差値が高いので川柳なんて応募しないんじゃないかと思っていたのだそう。
それがフタを開けてみれば、先生本人がPCの前で腕組みして唸っちゃうくらいハイレベルだった、と。

今日はいくつか川柳をランダムに選んでスタジオに持ってきたみたいで、
「またしても 一行目から 間違えて」という作品には、「んーなるほど」と納得(納得していいのか?笑)
司会のAKINAちゃんが「黒沢さんも(歌詞)間違うんですか?」と訊けば、「えぇ、ひどいですよ」と。
"新曲か!"というくらいにひどいと言う先生。歌ってる途中から歌詞を変えたくなっちゃうんだそうです。
どうしても伝えたい部分や強調したい部分を、最後にまた繰り返したりしたくなってしまうらしい。
しかし間違っていることに先生本人は気付かず、スタッフさんから指摘されてようやく気付くこともあって、
つまり、自分はこういう歌詞を書いたと"思い込んでいる"ことも多いというのです。
もしかして、ソロ活動再開以降に歌われている「This Song」もそのパターンだったりするんでしょうか?
(「♪もしもすべて手放したら~」の部分が、最近は「♪もしもすべて手に入れたら~」と歌われている)

ここで本日の2曲目「Somewhere I can go」がオンエアされました。以下オフレコ。
実は杏子さんもいきなり2番の歌詞を歌っちゃうことがあるそうです。
そうすると、元々2番担当の元ちとせ(あ、バービーじゃなくて福耳の話だったんですね)は、
やっぱり2番の歌詞を歌うしかないわけで、非常に申し訳ないと思っているとのこと。

川柳コンテスト、1人で毎日すごい数を送ってくる人がいる。さらに表形式にまとめて送ってくるらしい。
いまだ未投稿の僕からすればちょっと信じがたい話なんですが、「俺、全部読んでますよ!」と先生。

ちなみにこの「サタデーホットリクエスト」のディレクターUさんと先生は、
ラギーズ時代に一緒に仕事をしてからの長い付き合いなんだそうです。「Somewhere I can go」END。

その「Uさんらしい企画」と先生も太鼓判を押すのが、キャッチフレーズコーナー。
観覧に来ているお客さん(&リスナーも?)から、ゲストのキャッチフレーズを募集する恒例コーナーです。
いくつか力作が紹介されましたが、最優秀賞に輝いたのは「色白なのに黒沢健一」でした(笑)
先生も「破壊力あるなぁ」「グッときた」「"だからなに?"っていう(笑)」と寸評。爆笑してましたね。
僕なんかはつい先生の性格とか楽曲とかキャリアとか野球とかうまい棒とかの方向に考えがちなんだけど、
ここに来てまさかの「名前いじり」は、逆に鮮烈な印象を残したように思います。おめでとうございます!

そろそろ出演時間も残り少なくなり、メジャーデビューしたばかりのハンキー・パンキーについての話題へ。
着ぐるみは「実写もほしい」という要請に対して、「やってやろうじゃないか!」と気合入れて臨んだそう。
ハンパンについては「マニア向けの平川地一丁目みたいなユニットなんですけど」と実に微妙な発言炸裂!
たしかにどちらも兄弟ユニットだけど、平川地一丁目そのものがどちらかというとマニアックな部類だろうし、
果たして番組的には、そして全国ネット的にはこの面白すぎる説明で大丈夫だったんでしょうか(笑)

そういえば前回この番組に出演したときは、出演2分後にレンガの話をしてたっけ...。黒沢健一恐るべし!


■ Coconut Grove/ハンキー・パンキー


> 埼玉県のアケサトです。こんにちは。
> 3/31ライブお疲れ様でしたー!まとまらないので、感じたことを箇条書きに。
>
> ・ロビー入り口にすぐ、メッセージボード。何を書こうか迷うよこういうの。それでも隅っこにメッセージ残しといた。
> ・クアトロの柱は相変わらず邪魔。よりによってきーちゃんサイドに柱。忌々しく思った人は多いはずだ。
> ・ツアーを回ってきてバンドの結束がより強固になったと感じられる。この日が最後って、なんてもったいない。
> ・「Silencio」でお客さんに静寂を求めた時の健ちゃんの仕草に、ぞくりとするほどの色気を感じてドキドキ。
> ・「Maybe」のチョンボもMCも、どうか余すことなくDVDに残してはくれまいか。
> ・今更ながらこの日初めて「きーちゃんに目で殺され」を実感。なるほど、こんな殺され方なら百万遍死んでも本望だ。
> ・健ちゃんの投げたピックは私の2列ほど前に落下。惜しいっ。
> ・ノッキン、泣いた。なんだかわかんないけど、泣いた。
> ・I Love To Jamでは後ろから押されまくり、目で殺されるとは別の意味で死ぬかと思った。でもそういう死に方もまた本望。
> ・あんなすごいライブ、観せた側も観せられた側も、翌日虚脱してるに違いない。ていうか私は虚脱してる。
> ・ただ虚脱の傍らでパンダモードにもなってるわけだが。何ですかあの裏ジャケの、ガラの悪いパンダは(笑)。
>
> てなわけで長々と失礼しました。ではー。


アケサトさん、渋谷クアトロ参加おつかれさまでした。いやはや素晴らしい時間でしたね。
改装してもフロアに屹立する柱はそのままでしたが、あれはもう「御神木」だと思って僕はあきらめています(笑)
先生はあまりピックを投げる印象がなかったのでちょっとびっくりしました。黙々とピック投げの練習してた成果?
あ、パンダはきっと不良を気取ってるだけで、実際は小心者なのです。みんなで温かく見守りましょう。

> ニクルさん、レポお疲れさまでした!
>
> 怒濤のFocus月間が終わりましたね。いざ終わっちゃうと寂しいです…。
> 当初は東京公演+大阪の予定だったのですが、急遽仕事の予定がポッカリ空いてしまった為、
> それなら仙台・新潟も行ってしまえー!って、結局5公演参加。
> 一人のミュージシャンをこれだけ追っかけたのは多分初めてです。こんな幸せなひとときを過ごせるなんて(感涙)
> 何だか、世の中の全てに感謝したくなります。サンキューを何度も言いたい気分。
>
> 各地のライヴを観て感じたのは、迎えるファンの人達の暖かさ、ですね。
> ずーっと待っていたんだよ!って気持ちが、歓声や声援を聞いていて伝わってきました。
> 曲を聴いて泣いている方も沢山いらっしゃいましたよ。
>
> それにしても黒沢健一バンド!強力な4ピースバンドです!
> リードギターなしであんなパワフルな演奏が出来るなんて!
> そして改めて、黒沢健一の「歌力」に脱帽。やっぱり凄いボーカリストです。
>
> 未だに、渋谷で観た先生&きーちゃんが「I LOVE TO JAM」で披露した
> ワンポイントマイク、目に焼き付いて離れません。かっこよかったなー。
>
> 妻ニクルさん、しっかり楽しめておられたでしょうか?
> ベビニクルちゃんが生まれて喋れるようになったら、「Focus」を指差して「このCDかけてー」ておねだりするかもですね♪
>
> あー、Focusのレビューが未だに書けません…。
> その前に、ハンパンを先に書きそうです。こちらもかっこいいですね!最高です。
>
> ハリー@考える人


ハリーさん、恵比寿仙台新潟大阪渋谷への参加おつかれさまでした。ちゃんと社会復帰できてますか?(笑)
最終公演で先生もおっしゃってましたが、一度たりとも同じ演奏はないし、すべてが一回性の体験ですよね。
まして次のツアーはいつになるかわからないし(笑)、それぞれのライブが本当に貴重な時間だったと思います。
「歌力」っていうのは良い言葉ですね。音程が、とか、声量が、とかそういう細かいことをすべて超越した地点というか。
少しずつそのスタイルを変えながらも、黒沢健一は常に現在進行形であり続けようとするボーカリストだと思います。
「Focus」「In touch with Hanky Panky」のディスクレビュー、どちらも興味深く読ませていただきました。
ハリーさんの幅広い知識と音楽に対する愛情が感じられる内容で、とても良かったです。

> I LOVE TO JAMでワンマイク!? いーなー、そんな場面が見れて羨ましいです。
> DVDに映っていることを祈ろう…。それより、圧縮されて奥様大丈夫でした?
>
> 大阪では入った時は4~5列目、メンバー登場で圧縮されて2列目(笑)
> と、福岡と同じような位置で見ることができました♪
> 今回もほぼきーちゃん凝視だったんですが、I LOVE TO JAMは嬉しすぎてきーちゃんを見ていた記憶なし!
> 健ちゃんを見てたのかなぁ。あんまり覚えてません(^_^;)
> あと、大阪ではDo we doのベースソロがチョッパーじゃなかったんですよ。
> ピックで弾いてたと思うんですが…、渋谷はどうでしたか?
>
> それから、今回終演後におぉさんとご対面することができました♪
> こちらがご縁ですからね、ニクルさんにお礼を申し上げようと思いまして(笑)
> 次回はぜひぜひニクルさんとご対面したい岡山のとみでした。


とみさん、福岡大阪への参加おつかれさまでした。
ワンマイクは名古屋と渋谷だけだったようです。感涙の名場面なのでDVDに収録されたら嬉しいですね。
今回のツアーでは、全国1万人のファンがきーちゃんの魅力に惚れ直したという統計があるとかないとか。
きーちゃん指弾きorピック弾きチェックリスト(!)を作成した友人によると、「Do we do」は指だったようです。
おぉ、おぉさんとご対面されましたか!(※最初は感嘆詞、次は固有名詞)
びっくり電話がお二人の出会いの一助となったのですね。嬉しいです。末永くお幸せに!(違)

> こんばんは、Suluです。耳からウロコはちょっと言い過ぎかも、でした(笑)
> あまりにロスレス効果が素晴らしかったのでついテンションがおかしくなってしまいまして。。
>
> それからクアトロライブとライブレポおつかれさまでした。
> 今回のツアーで参加したのはご夫妻と同じく恵比寿と渋谷の2公演なのですが、
> ツアー初日と最終日でバンドの空気が全然違って(すさまじくパワーアップしてい)て、
> 健一さんの歌も本当に全身全霊という言葉がぴったりで、ただただ圧倒されて帰ってきました。
> (途中で倒れちゃうんじゃないかと心配になったりもしましたが、そんなこともなく)
>
> あと最後にクアトロで不躾にジロジロ眺めてくる不審な人物がいたなとお感じになられてたらたぶん私です。
> もしかしてあの方達が!と有名人を見るように(でも声はかけられず)見てたと思います。大変失礼しました。


Suluさん、恵比寿渋谷への参加おつかれさまでした。
不審な人物からの視線には全く気が付かなかったのでご安心下さい(笑)
でも次回はお声掛けいただけると嬉しいです。ぜひご挨拶させて下さいね。
いやー、ツアーの最初と最後だけを観ると、バンドの変貌っぷりはまさに鳥肌ものでしたね。
きーちゃんもツアー初日と比べたら2.5倍くらい暴れん坊将軍だったと思いますし、
先生のボーカルからも100パーセント果汁のような鮮烈さと濃密さを感じました(濃縮果汁還元)
もちろんそれらは突然変異なんかじゃないので、そのプロセスも見てみたかったような気もしますが、
最終的にあれだけ素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたのだから、贅沢は言えませんよね。
さて、4月はいよいよハンパン強化月間です。ミニアルバムもぜひロスレスで楽しみましょう(笑)



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